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無理矢理マルチプレイ三国志8〜その2〜

1 :君主・呂砲(代理):02/08/25 00:50
三国志8(PS2)によるマルチプレイもど記です。
最終目的は曹操、孫策、劉備を殲滅すること。
その過程で、武将、兵隊、細作、民衆など、三国志時代の人物となって楽しんでください。
前スレ http://curry.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1023460425/l50
【これまでの流れ】
永安で挙兵した呂砲と?七同志?。
三大巨悪の首めざして連戦を重ね、劉璋、張魯、馬騰と次々に殲滅していった。
しかし、劉備殲滅前の地固めとして実施した紫桑攻略戦(赤壁の戦い)は見事に大失敗。
第三軍団長の任命問題もからみ、新興勢力「涼」は、正念場を迎える・・・。
【現在の登場人物】
呂砲(君主で涼公。戦争で役に立ったことがほとんどない)
袁奉(水軍提督。?七同志?最強の武力を誇るが、性格「臆病」)
郭図公則(副軍師。呂砲とは「水油の交わり」と称される関係)
希代之(筆頭軍師。何かと郭図公則と対立する・・・かもしんない)
吾玄(?七同志?最年少にして第二軍団長。「撹乱」マスター)
町費(毎回トリプルスコアを記録する内政官)
馬参(?七同志?最年長。「乱撃」の使い手。戦争になると頭に血が上る)
廖衛(袁奉に次ぐ膂力を持つ。現在、永安に凱旋帰国中)
その他
雑兵1号(呂砲の親衛隊長。現在、紫桑で孫策軍の捕虜)
廖影(帰国中の廖衛に代わり、廖衛隊の指揮を取る影武者)
見習い忍者(郭図公則配下の細作。武器はやかん)
にわか水兵隊(カナヅチ集団だったが、今では見事なシンクロナイズドスイミングを披露する)
成都のおねぇさん(雲南出身の象使い。長安娘と対決するつもりが、現在象部隊兵士)
元劉璋軍兵士(長安守備隊所属。熱血漢らしい)
永安古老(故人。幽霊になって枕元に立つことも)
国営放送KIN(都合の良い情報を流すために呂砲が編成したが、熱烈な反呂砲キャンペーンを展開する)

2 :君主・呂砲(代理):02/08/25 00:51
【全体地図・204年7月】(C)◆KOEiWSYs
×××××××××××晋陽××××薊×××××××北平××××××××
西涼★┓×××上党┏━━▽━━━━▽━━━━┳━━━━▽━━━▽遼東×
×××┃×××××▽┓×××業β┏━━━┳━▽渤海┏━┛×××××××
×××┃×弘農××┃┗━━━━━▽━┓×┗━━━▽平原××
西平★┫×┏◎━┓┃洛陽××陳留┃×┃┏━━━◎┻━┓×
×××┃×┃××┗◎━━━┳━━◎×┗◎濮陽×済南×┃×
天水┏★×┃長安×┗┓宛┏◎許昌┗━━┫×××┏━◎┛××
××┃┗━★━━━━◎━┛┗┳━━◎━◎小沛×┃×北海
××┃×┏┛××××┣━━━◎━┓礁 ┃┏━━┛     ★=呂砲
武都★━★漢中×新野〓×××汝南┗┓×┗◎下丕β     ◎=曹操
××××┃┃上庸××┃襄陽××××┃×┏┛×××     ○=孫策
×倍★━┛┗★━━━★━┓××寿春○━○広陵××     〓=劉備
××┃×××┃永安┏┛┏○江夏×┏┛×┃××××     ▽=袁紹
××┣━┓×★━┳★━┫┗━┓┏┻━━○┓抹陵×     
××┃巴★━┛×┃江陵┃柴桑┗○廬江×┃┃×××     
成都★━┛×武陵★××○━━━┫×┏━┛┗○呉×     
××┣★建寧××┣━★┛×××○━┛××┏┛××     
永昌★┃××零陵★×┃長沙××翻陽×××┃××      
××┃┃××××┗★┛×××××××会稽○×       
三江★┛××××桂陽××××××××××××      


3 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/25 00:55
「どなたも通すなとの仰せにございます」
「その言は聞き飽きた。今日という今日は通させてもらう」
「おやめ下さいませ! わたくしが殺されます!」
「心配いたすな。わしがちゃんと説明する」
「そんな! 町費様はご存知ないのです! お怒りになった馬超様がいかに恐ろしいかを!」
「安心せよ。今の馬超殿は怒りとは無縁の御仁じゃ」
町費は半ば強引に従者を振り切り、馬超邸に入っていった。
―なにせ、完全に腑抜けとなっているからな
心中でそうつぶやく。

久方ぶりに出会った馬超の頬は、ゲッソリとこけていた。
痛ましいものを感じつつ、努めて明るい口調で町費はあいさつした。
「久しぶりにございます。痩せられましたかな?」
馬超の反応は素っ気無い。
「さてな・・・自分ではわからぬ」
「涼公が心配されておいでです。涼公だけでなく、ほかの者も。紫桑戦以来、一度も出仕されぬによって」
「どの面下げて皆の前に出よと言うのだ。わしは敗残の将ぞ」
「馬超殿が敗残の将なら、それがしも同じ。ともに赤壁で力の限り戦い、武運つなたく破れた。それ以上でもそれ以下でもござらぬ」
「わしは総大将だったのだ。敗戦の責任は、なによりもわしに帰するのが当然であろう」
「勝敗は兵家の常。涼公自らがあの敗戦の責はご自分にあるとおっしゃっておられるのに、なぜ自分一人で背負おうとされるのです」
「赤壁の敗戦はわしの不始末によるもの」
錦馬超≠ニ呼ばれた男、馬超。しかしその声には、かつての猛将を思い起こさせる覇気はまったくない。
「仮にわしが総大将でなかったとしても、あの戦さは敗れていたであろう。わしの猪突によってな。だからわしの責は免れぬ」
正しい認識ではある、と町費は思った。もちろん口にはしなかったが。

4 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/25 00:56
「かような話をするのは気が進みませぬが」
町費は言い聞かせるように言葉を継いだ。
「かつて斜陽となった劉璋を攻めた時・・・倍攻略戦であったが、我らは完全な敗北を喫した。まともに戦えば楽に勝てるはずだったのに、いたずらに兵を二分しての挟み撃ちを試みた結果、相互支援もできぬまま敗走したのです。それは惨めな敗北であった」
「・・・・・・」
「その策を立案されたのは涼公であった。希代之殿が反対したのだが、涼公はそれを断行したのです」
「何が言いたいのだ?」
「劉璋は一兵たりとも援軍のない、最後の都市に立てこもっていた。兵も有能な将も少なかった。にもかかわらず、我らは負けた。赤壁はどうです? 国力豊かな呉、6部隊もの増援軍、十分な正規軍、優れた将帥。倍攻略戦よりもはるかに条件は厳しかった」
「・・・・・・」
「もしもほかの者が総大将を務めていたのであれば、あれ程度の敗戦では済まなかったでしょう。いや、もしも涼公が総大将だったなら、それこそ全滅という結果も考えらた」
「いくら七同志とはいえ、そこまで言ってよいのか?」
さすがに心配そうに馬超。しかし、町費はにこやかに笑ってみせた。
「これはそれがしの見解にあらず。涼公御自身のお言葉にございます」
馬超は苦笑した。


5 :君主・呂砲(代理) :02/08/25 00:56
リプレイスレなのでsage進行するべきなのですが前スレが容量オーバーのためしばらく(同志の皆様がある程度揃うまで)
age進行でおながいします。スマソ。

6 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/25 01:00
「初めて貴殿の姿を拝見したのは、天水攻めの折りであった。重騎隊の先頭で我らに突進してきた貴殿の姿を見て、正直肝を冷やしました。その貴殿が、あの戦さの直後に我らの味方となった。心から頼もしく思ったものです」
「そして先日、地を見せてしまったというわけだ」
子供のような馬超の態度に、さすがに町費はいらだちを爆発させた。
「いい加減にされよ! いつまですねておられるのだ! 錦馬超≠フ異名が笑わせる!」
怒鳴られた馬超は、一層すねたように顔を横に向ける。そんな様子を見て、町費はとりあえず自分の心を静めた。
「よろしいか。まったく出仕せぬ貴殿はご存知ないだろうが、7月には再び紫桑攻略戦が発動される。主力となるのは前回と同じく第一軍だ」
「な・・・もう出るのか?4月に敗れたばかりだというのに」
さすがに驚いたように馬超。いずれ再出兵するにせよ、まだ先のことと思っていた。
「涼全土から、兵がここ江陵に集結しています。それに策があるのです。紫桑を奪取できる策が」
「策・・・?」
怪訝そうな表情をする馬超に、町費は「啄木鳥戦法」の詳細を説明した。馬超の顔に次第に赤みが戻ってくる。
「それはまた・・・大胆な策じゃ。よく涼公が採択されたな」
「意外と博打好きですからな、涼公は」
馬超の態度の変化を見て、町費は心の中で笑った。もう一押しだ。
「さらに言うなら、馬参殿や郭図公則殿、馬騰殿、馬岱殿、黄忠殿、そして馬超殿など、『突撃』系の戦法を得意とする武将が存分に腕を振るえる策です。前の戦いのように戦場が二分する心配も少なく、仮に混乱状態となった武将が出ても、十分に相互支援できるのです」


7 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/25 01:00
「補給の心配はあるが・・・確かにその策ならば、前のように森や山に苦しむことはないな」
先ほどまでと打って変わり、馬超の目には興奮の色が浮き出ている。わざと突き放すように町費は言った。
「馬超殿は武人のはず。これで血が踊らぬのであれば、さっさと宦官にでもなってしまわれるがよいでしょうな」
「怒るな、町費殿。それにしてもさような手があったか・・・よし、やる。やるぞ、わしは! 汚名を返上するにこれ以上の場はあるまい!」
完全に元気を取り戻した馬超。それを確認した町費は、声色を変えた。
「では使者として、涼公のご命令を伝える」
「ハハッ!」
サッと片膝をついた馬超に、町費は厳かに命じた。
「馬超を紫桑攻撃正規軍の総大将に任ずる。そちの武勇のもとに、紫桑を陥落せしめよ」
「そ・・・総大将?! それがしがまた総大将!」
「馬超、返答や如何?」
「も、もちろん! 謹んでお受け致します! 誓って紫桑を殿の足下に組み入れてご覧にいれまする! 第三軍団長などもはやどうでもよい! とにかく紫桑を落とす・・・孫呉に我が武を示してみせましょうや!」


8 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/25 01:02
紫桑攻略戦に参加する全武将が集まっての軍議が、江陵で開かれた。
「啄木鳥戦法」を採用することと、馬超を再び正規軍総大将とすることが、この場で正式に決定された。
「啄木鳥戦法」採択については積極的に賛同した馬参と郭図公則だったが、馬超を総大将とする件については、一言も発しなかった。

「では、それがしは長沙へ戻ります。腕が鳴りますな」
軍議が終わると、吾玄がほかの七同志にあいさつした。
「吾玄殿が到着される前に、獲物は我らがすべて仕留めているかもしれませんぞ」
からかうように袁奉。本来なら吾玄率いる第二軍所属の袁奉だが、赤壁戦限定で、第一軍に編入されている。
「袁奉殿、紫桑を落としたら、ちゃんと第二軍に戻って来てくれるのでしょうな?」
「もちろんそのつもりですよ。ただ、涼公も気まぐれですからなぁ」
「まったくです。第二軍の一時解散を命令された時は、目の前が真っ暗になりました」
「心中お察しいたす」
「本当に察しておられるのか?」
「実をいうとあんまり」
ひとしきり笑った後、吾玄は馬上の人となった。
「吾玄殿、啄木鳥≠フ成否は貴殿ら増援軍の働き如何にかかってくる。頼みますぞ」
希代之の言葉に、吾玄は若武者らしい笑みを見せた。
「お任せあれ。それでは皆々様、紫桑で会いましょうぞ」
「うむ、ご武運を」

手を振った吾玄が馬を駆けさせると、七同志の背後から声がかかった。
「おお〜い、吾玄! 待ってくれぇ! 一緒に帰ろう・・・おお、正規軍諸将よ! あとは頼んだぞ〜い!」

江陵に残る七同志は、振り落とされそうになりながら必死に馬にしがみついている男を、拱手して見送った。
おぼつかない手綱さばき。涼公・呂砲。武力は依然49。


9 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/25 01:03
「噂を聞いた」
「さようか」
「どんな噂か聞きたくないのか?」
「話したいのならしゃべればよろしい」
「ならば言ってやろう。先の紫桑戦、予定されていた3個象部隊の投入が1個部隊に制限された件だ」
「続けられよ」
「おぬしが手を回したと聞く」
「意味がわからぬ」
「我が軍を敗北させ、もって総大将の馬超が第三軍団長に任命されぬように、という魂胆からだ」
「迷惑な話だな」
「誰にとって?」
「話の流れからそれくらいのことは察せられよう?」
「否定するわけだな?」
「あれだけの大敗北だったのだ。責任論は当然出てこよう。それがしも副軍師として、責任は感じている。ただし、それも程度問題である」
「なんだと?」
「赤壁におけるそれがしの働きを糾弾するならよし。それがしとて、自分が完全に役目を果たしたとは思っていない。おぬしと同様に、な」
「・・・」
「ただし、我が軍が負けるようそれがしが画策した、と指差されるなら話は別だ。さような悪意ある噂を流した者を見つけ出し、涼公の名において処断するのみ」
「涼公の名において、だと?」
「それがしの名誉に留まる問題ではない。涼軍の亀裂を促す悪質な利敵行為である。誰であろうと許さぬ。誰であろうと、だ」
「・・・」


10 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/25 01:05
「再び馬超は総大将となったが、これは先の敗北での汚名を返上をさせたいという涼公の御慈悲。第三軍団長とは関係ない。やつは脱落したのだ」
「・・・」
「それを喜ぶ者が軍中に複数存在している、とそれがしは考えておる。おぬしはどうかな?」
「・・・」
「話が終わったのならば失礼する。出撃準備にかからねばならぬ」
「待て」
「なんだ」
「おぬしは・・・さように軍団長になりたいのか?」
「それがしのことよりも、おぬしの存念を聞きたいな・・・で、どうなのだ?」

呂砲軍七同志=B涼公のもと、鉄の結束を称えられた武将たちだが、既に一枚岩ではなくなっている。
最大の溝は、二人の第三軍団長候補―馬参と郭図公則―の間に横たわっている。

第二次(実質的には第三次)紫桑攻略戦が発動された。
馬超率いる正規軍約12万、涼公率いる増援軍約7万。総勢約19万。涼全土からかき集められた兵も多く、結果どの都市にも予備兵はほとんど残っていない。
もしもこの戦いで敗れたら、少なくとも向こう半年は対外遠征が不可能となる。
ギリギリの出陣だった。

11 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/25 01:07
>>1殿
それがしの無知でお手をわずらせてしまい、まこと申し訳ない。
それとありがとうございます。
せっかく立てていただいたスレを無駄にせぬよう、精一杯頑張る所存にございます。

12 :1:02/08/25 01:09
>涼公
いえいえ。お役に立てて幸いです。
それよりもスレ立てていきなり続編が読めるとは思いませんでした。
同志の方が揃うまで定期ageということでよろしいでしょうか?

13 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/25 01:16
とりあえず、来週半ばぐらいまではネタをカキコできると思いますので、その時にageということで。
それ以降については・・・その時にまた考えましょう。

14 :1:02/08/25 01:19
承知しました。
ある時は帰国中の武将の影、ある時は涼公の影としてこれからも励む所存です。w


15 :希代之 ◆CIwyxq2Y :02/08/25 02:00
ぬああああああああああ、かなり出仕サボってますた・・・・。申し訳ありませぬ・・・。
しかし!希代之英傑!ついに揚州の全てを見聞し、頭の中に天下をおさめて
しかも!それらをすっかり忘れて戻ってまいりましたーーーー!
冗談はさておき、赤壁の戦いでは私の分析が甘かったばかりに、馬超殿を退却させてしまった・・・。それが元で馬超殿は・・・。
ああ!どうかこの希代之に罰をお与え下さりませ!

>吾玄殿
いやいや!お気になさらずに!その程度のことで吾玄殿の首が飛ぶなら私の首は数十回は飛んでおりまする。


16 :孫策:02/08/26 09:26
激しく内部分裂している七同志の画像キボンヌ

17 :町費 ◆vWPc71kM :02/08/26 11:58
涼公、無礼を承知で申しますが経書を、買い与えてくれないでしょうか?
知力+5があれば発明や築城での成果があがると思いますので。

18 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/26 18:36
前スレ、全然動きがなくなって心配したけど、既に書きこめなくなっていたとはw
始動の折には、他のリプレイスレにも宣伝しといた方がいいかも。

19 :馬参 ◆/ffpm.yw :02/08/26 21:38
おぉ、とうとう第二スレでござるか。早いものですな。

それにしても、前スレと共に読ませて頂いたが、いやはや、ただただ感歎するばかりでござった。
世辞でも何でもなく、殿には文才がございまするな。
文章とは書ける様で中々書けぬものにござるゆえ。
しかし、まるでその場景が観える様でございましたぞ。

さて、感想はこれ位にして、副軍師たる郭図公則殿が献策したという『啄木鳥戦法』。
どれ程のものなのか、まずはお手並みを拝見させて頂くとしようか。

20 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/08/27 00:08
馬参の弱みゲット・・・失敗。。。
啄木鳥戦法が成功すればついに軍団長、華北にいる奴を
叩き潰すことが出来る( ̄ー ̄)ニヤリッ


殿、乙。

21 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/27 23:16
重複スレが上にあるので、age

22 : ◆WFnCXgeU :02/08/28 00:44
口砲の知りあいです。
彼のPCでは読むことは出来ますが、書き込みが出来ない状態だそうです。
重複スレが出ている状況ですので、しばらく定期ageお願いしますとのことです。

23 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 01:17
test

24 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 01:37
「主力軍は約12万、総大将は馬超。増援軍は約7万、呂砲直卒」
間者からの報告に、韓当はうめき声を上げた。
「前回とほとんど同じ兵力ではないか。かなりの打撃を与えたと思っていたが、わずか3月で立て直すとはな」
「領内各地から兵をかき集めたという話です」
孫権が答える。
「逆の言い方をすれば、この一戦で踏ん張ることができれば、あとは反撃あるのみ。江陵を抜き、無人の地を席捲するのです」
「ついに西へ、ですな。楽しみだ」
そう言って笑う程普を、韓当はやや憮然とした目で睨みつける。いくら勝利の可能性が高いとはいえ、総大将は部隊長では抱き得ない重圧と戦っているのだ。
「わかっておるわ。油断するなということだな」
韓当の視線に気付いた程普は、古くからの僚友の肩を強く叩いた。

北戦線で巨大な曹魏と対面する呉にとって、突破口は西。
この戦いに勝ち、西へ討って出る。そして勢力を拡大した後に、中原の覇を曹操と競う。
その戦略に立つ策軍にとって、天然の要害・赤壁に侵攻してくる涼は、お客さん≠ニ言って良かった。
この戦いに勝てば、涼軍は後がない。涼がダメージを回復する前に江陵を落とし、あとは予備兵もいない荊州、そして益州を電撃的に攻める。2年もあれば、曹魏に比肩しうる勢力に成長できる。
「卿に呉の歴史をつくることを命ず」
孫策から送られてきた書状は、韓当を征西の総大将とすることをほのめかしていた。

「作戦はどうされます? 前回と同じでいいと思いますが」
孫権の言葉に、韓当は肯く。
「連中の砦への侵入路は北しかない。こたびも江夏の増援軍と南北挟み撃ちだ」
「砦の南から連中が攻め登ってきたらどうするのだ?」
程普が言う。もちろん冗談のつもりだ。顔が笑っている。
「涼が土木部隊でも引き連れて、道を造るとでもいうのか?」
韓当は答えた。もちろん、冗談のつもりだった。


25 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 01:38
「待ち人、またも来ず、か」
ウンザリしたように韓当。
広大なる長江が横たわる赤壁とはいえ、涼軍がもっぱら採用する「疾風」戦術なら、とっくに現れてもよい時間帯だ。
「北に軍旗・・・友軍です」
物見の報告が入り、ほどなく増援部隊6万が砦に到着した。
「韓当殿、敵はいったいどこでござるか?」
本陣に到着した増援軍の凌操が、不審そうに周りを見回しながら尋ねる。しかし、それを知りたいのは韓当の方だ。
「北戦場に涼軍はいなかったのか?」
「涼軍どころか猫の子1匹たりとも」
「・・・・・・・」

紫桑軍本陣。
いつまでたっても現れぬ涼軍に、守備軍諸将も痺れを切らし始めた。
「敵の総大将は馬超と聞きます。ここへ来て3月前の敗戦を思い出し、対岸で震えているのではありませぬか」
そう言い放ったのは、増援軍のひとり、凌統。
「だとすれば、連中はまだ長江の上にいるに相違ありませぬ。呉水軍の力を見せ付ける好機です。西進の許可を下され」
「統よ、敵を呑むのはよいが、なめてかかるな」
凌操が若い息子をたしなめる。
韓当は一瞬、そのやりとりをうらやましそう目で見つめた。彼は早くに息子を失っている。
いずれにせよ、砦を破られない限り負けはない・・・韓当がそう言おうとした瞬間、天幕の外がざわめいた。
「何事か! 敵が現れ・・・」
孫権が叫び終わる間もなく、兵が天幕にものすごい勢いで飛び込んできた。
「ほ・・・報告いたします!」
兵は完全に動揺しながらも、何とかその義務を果たした。
「城に・・・紫桑城に敵!・・・敵は城門を破壊しつつあります!」
守備軍の17人の将軍は、一斉に立ち上がった。

26 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 01:38
「おっかさんのた〜めならエ〜ンヤコ〜ラっと!」
掛け声に合わせて、兵が城門に大木を叩き込む。分厚い城門が大きくしなる。
「よし、もう1回行ってみよう! もひとつおまけにエ〜ンヤコ〜ラ!・・・って、俺いったい何やってんだ?」
指揮を執るのは、水兵隊長。「こたびは水上戦は発生せず」という視点から、にわか水兵隊はにわか土木部隊へと変貌を余儀なくされていた。

「確かにこれは盲点だった」
感心したように黄忠。
第一軍10部隊のうち、6部隊が城攻めを敢行し、城防御は350から270へと一気に減っている。あと4日、いや直接城門攻撃ができる最大7部隊がこれを続ければ、3日で紫桑城は陥落する。
「天然の要害赤壁・・・その虚栄に溺れ、補修を怠ってきたツケじゃ」
たいして面白くもなさそうに言うのは郭図公則。その言葉に、黄忠は唾を吐いた。
「己はなぜそうもすねた言い方ばかりするのじゃ! 勝利は目前なのだぞ!」
「これは異なことをおっしゃる」
「なんだと」
「ご老人は城門を崩しての勝利で良しとされるのか?」
「ハァ?」
「敵兵と一戦交えることもせず、それで武人の血が収まるのか、と聞いている」
「いや、それはもちろん・・・」
「我らの目的は城門を突破することではない。もう間もなく・・・」
郭図公則がそう言いかけたところで、西の方から怒声と土煙が上がり出した。砦の孫策軍が大慌てで取って返してきたのだ。
「さあご老人。啄木鳥≠フ第一段階は成った」
迫り来る敵部隊を見つめながら、郭図公則は言った。
「あとは貴殿の武を存分に発揮されるがよい」
「言われなくとも!・・・」
黄忠は槍を握り直した。

砦を攻める侵入路は北側だけ。砦の南側は断崖絶壁で、攻撃軍が侵入することは不可能。ただし、砦の南側から城門へ到達することはできる。
紫桑の城防御は350。意外なほどに低い。
勝利を確信していた孫策軍は、あっという間に敗北に直面する部隊へと転落した。押っ取り刀で砦から出撃してくる。
待ち構えるのは、涼軍が得意とする突撃系戦法を習得した武将ら。
南側は平地が広がっており、彼らがその威力を存分に発揮できる地形となっている。

27 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 01:40
馬参が率いるのは、馬超から譲り受けた攻撃軍唯一の象部隊。
「わしには象部隊は操り切らぬ」
出撃前、馬超は馬参にそう切り出した。
「象部隊では『車懸』ができぬしな。わしは軽騎隊で出ようと思う」
「それがしとて『車懸』を使う身だが・・・いや、これは強がりだな。わしはまだ『車懸』を完全には使いこなせてはおらぬ」
「しかし、『乱撃』と『突撃』は一級品だ。貴殿の武力と合わせれば、象部隊の効果も格段に上がる・・・」
象部隊の実戦投入はこれが3度目だ。1回目は長安で抜群の戦果を上げ、2回目は馬超の失態でろくな働きもせぬまま壊滅している。
―南中の獣たち・・・わしに使いこなせるかな
戦意を体中から発散させている象たちを見やって、馬参は笑みを浮かべた。

「涼の田舎者どもめ! わけのわからん戦法を取りおって!」
悪態をつくのは、先の戦いで孫策軍勝利に貢献した呂岱。
「『矢嵐』だ、構え!・・・よーい・・・射ー!」
数千の矢が馬参の象部隊へと放たれる。しかし、矢に力がない。狙いも適当だ。
「呂岱よ! 呉では無駄に矢を無駄に費やすことを『矢嵐』と呼ぶか!」
呂岱は、馬参の嘲笑に唇を噛んだ。

最初に直接刃が交わされたのは、馬超と周泰の部隊。周泰の「突撃」は2000以上の馬超隊兵士をなぎ払った。
しかし、馬超のみならず、馬参、馬岱、袁奉の部隊がすぐに周泰を取り囲む。
「乱撃!」
馬参が配下部隊に命令を下した。長安より遥か南、赤壁の地で、象部隊がいななきを上げた。

たった1回、馬超への「突撃」を行っただけ。しかし、1万余りいた周泰の部隊は、今や900にまで減っている。その大半は、馬参の象部隊に蹴散らされたのだ。
「これが・・・涼軍!」
呆れるほどのすさまじさ。これが涼の誇る突撃部隊の力か。
「馬超!おぬしにわしの気持ちがわかるのなら・・・一騎打ちを受けよ!」
城に逃げ込むこともできない周泰にとって、これ以外に己の自尊心を満たす方法はなかった。
馬超はそれを受けた。周泰の姿に、3月前の自分をだぶらせていた。
「九江の周泰じゃ! 馬超殿、一騎打ちの申し出を受けてくれて感謝する!」
「言うな・・・始めよう」

周泰はわずか四合で、馬から叩き落とされた。

28 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 01:41
あっという間に周泰の部隊を殲滅した涼軍は、再び城門にへばりついた。ただし、城門攻撃はしない。あくまでも、使える平地を広く取るための行動だ。
孫策軍の焦燥とは裏腹に、涼軍に城門を破壊する意志はない。
「敵部隊の殲滅」―それが目的なのだ。

周泰隊が全滅したという報に、朱然は目を剥いた。周泰は呉における武の筆頭。信じられなかった。
「前方に巨大な獣!・・・象部隊です!」
兵の言葉に、朱然は唾を飲み込んだ。あいつだ、あいつが周泰をやったのだ!
「あの獣を攻撃する! 蹴散らすぞ・・・」
しかし、朱然の通常攻撃で撃破した象部隊の兵は、わずかに500。対する朱然隊は1500もの兵を失っている。
朱然の顔は青ざめた。

「ワハハハハハ、これはよい! 周り中敵だらけだ! 手当たり次第にくずせ!」
ほとんどの部隊が城門や南に寄っている状況で、黄忠だけは孫策軍の中に切り込み、ご機嫌で槍を振るっている。
そこへ、伝令が駆け寄ってきた。
「申し上げます! 長沙から進発した涼公の増援軍が、長江で遭難いたしました!」
「な・・・なに!」
さらに別の伝令がやってくる。
「伝令! 涼公は溺死! 次席指揮官の吾玄様は、増援軍の退却をお命じになられました!」
さらに別の伝令。
「第一軍総大将・馬超様より命令! 全軍退却せよ、とのことにございます!」
「なんじゃと!」

大混乱となった黄忠隊を見て、歩シツは笑みを浮かべた。「混乱」は成功だ。
しかし、その笑みは次の瞬間には凍り付く。
郭図公則が黄忠を沈静化させたのだ。
「助かったぞ! やっと落ち着きを取り戻せたようだ・・・ム、郭図公則か・・・」
自分を助けた武将を知り、黄忠はしかめっ面になった。しかし、とりあえず礼は言う。
「済まぬの、副軍師殿」
一方、郭図公則の返答は素っ気無い。
「礼を言う暇があるなら攻撃を続けられよ」

黄忠隊の奮戦はさらに激しさを増した。その中心には、「郭図公則め! 郭図公則め!」と叫びながら槍を突き出す老将がいる。

29 :呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/28 01:44
ご迷惑をおかけして本当にすみません。
「クッキーが切れたか期限切れです」の表示がこの2日間ずーっと出っぱなしで、まったくカキコができませんでした。
>>22と電話でやりとりすること2時間、何かの拍子でカキコできるようになりました。
重複スレについては、すべてこちらで削除依頼出しておきます。


30 :成都のおねぇさん:02/08/28 06:59
削除依頼ありがとうございました。
お役に立つどころかご迷惑をかけてしまってすいませんです。

話とは関係ないのでsage。

31 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 08:01
涼公閣下、もしお使いのブラウザが「かちゅ〜しゃ+kage」なら
「クッキーが切れたか期限切れです」であっても、続けて書き込めばちゃんと書けますぞ?

……あれ、それってもしかして我が家のだけ?
ともかく進撃再開でえがったえがった。

32 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 08:56
溺死って・・・死んだのかよ!みたいな(笑

33 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 11:31
「雪風」がそう簡単に沈む訳が・・・ (ヒツコイですね ´w`

34 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 11:37
自分だけは生き残るという意味ではむしろ郭図公則サマの乗艦の名にふさわしいやうな(w

35 :にわか水兵隊:02/08/28 12:50
あーとうとうにわか土木隊になったか。赤壁は3度目だが水上戦は1度だけ悲しきかな。
こうなったらにわか弓隊になってやるー!(T・T)黄忠サーーーマ!矢嵐教えてくださーーーい

36 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 13:06
>>33
>>35
age厨ウザイ

37 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/28 14:09
これは補給線を越えてるということ?
それなら士気はどうなっているのかな。

38 :呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/28 23:47
なんやかんやバタバタしていたので、以前のカキコにもまとめてレス。

>>15希代之殿
連チャン無断欠席はとりあえず置いといて、キャラはそれで良いのか?
前スレでは郭図公則と張り合う冷徹な軍師イメージでやらせてもらったのだが。
とにかく今後の希代之殿は、蒼天荀ケ(「アイヤー」バージョン)のイメージでやらせてもらうゾ。

>>16孫策殿
敵の間者じゃ! 者ども、出会えー!・・・って君主かよ!

>>17町費殿
ヒッキー状態の馬超を出仕させた功績により、「墨子」をさずけよう。
特技「築城」もついてくるので、ほかの書物よりもお得じゃ。

>>18
早目の次スレ設置がいかに大切かということがよくわかりました。

>>19馬参殿
そこまで言われると面映ゆい。
何にせよ、今後は存分に郭図公則殿と確執を深めて・・・じゃない競ってほしい。
ネタ的に何かとありがたいので。

>>20郭図公則殿
それはわからんぞ〜。
選挙で決めるのが大前提だからな。

>>30成都のおねぇさん殿
そもそもの原因はそれがしの無知。誠申し訳ない。
現在スレ数が500を超えているので、そろそろ圧縮の時。
管理人がいつ削除してくれるかわからないので、圧縮の可能性も考えて、重複スレにはカキコしないよう皆様にはお願いいたします。

39 :呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/28 23:48
>>31
たまにクッキー云々となったことはあるのですが、今回は更新しようが再起動しようがまったくダメ。
初心者板で質問しようにも、そもそも書き込むことができないため、完全にお手上げ状態。
>>23のtestが成功した時には、思わずガッツポーズしてもた。

>>32 >>33
「雪風」ハ沈マズ。

>>34
「雪風」ハ譲ラズ。

>>35にわか水兵隊殿
弩兵隊は止めた方がいいと思うぞ。
わし、防衛戦で連弩がない限り、弩兵隊はまず使わないから。

>>37
その通りで第一軍は補給線を超えています。
PS2の三国志8は、砦を破壊せずに補給線を超えた場合、少しずつ士気が下がっていく戦場と、全然下がらない戦場があります。
その違いがどこからくるのか不明ですが、赤壁に関していえば、士気は下がりません。
11ターン過ぎてから補給線を超えれば、兵が逃げ出して士気も下がる、というのは同じですが。


40 :呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/28 23:49
「砦を頼む!」
「任せろ!」
約20年来の戦友は、短い言葉を交わして別れた。
韓当隊は城門前に陣取る涼軍撃滅に向かい、程普隊は砦の守備に残る。砦周辺に待機する部隊はゼロ。
「このままでは城門が破られる! とにかく押せ! 押しつぶせ!」
総大将の叫びは、ほかの将や兵にも伝わった。
正規軍も増援軍もない。孫策軍15部隊15万は、一丸となって涼第一軍に突っ込む。
戦場は、攻撃軍のはずの涼が迎え撃ち、守備軍のはずの呉が襲い掛かる、という構図になっている。

「第四撃、かかれー!」
馬参の命令一下、13000余りの象部隊は、完全に陣形を乱した朱然隊を揉み潰した。
「や・・・やった! わしが敵将を捕らえたぞ! ワ・・・ワハハハハハ! やった! やった!」
名もない象使いが歓喜の声を上げている。
「あちゃー、先を越された・・・あれって誰よ?」
舌打ちした雲南の女兵士は、傍らの同僚に尋ねた。
「ああ、あいつか。名前は知らんが、確か今回が初陣だったはずだぜ」
「もう! ご褒美の格好のネタだったのに!」
「それは俺だって同じことだ・・・なあ、どうだ? 一緒にあいつを脅して、ご褒美を山分けってのは」
「一人でやりなさい。自分だけじゃ悪いことできないヤツとつるむなんて、はなからゴメンだよ」
同僚に背を向けた女兵士は、そっとため息をついた。
雲南を出て、生まれて初めて訪れた巨大都市・成都。
そこで見つけた美しい髪飾りは、一兵士の彼女にはとても手が届かない金額だった。
「髪飾り、髪飾り、髪飾り・・・」
呪文のように唱えながら、女兵士は馬参の次の命令を待った。

41 :呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/28 23:50
「歩シツ! 踊れやー!」
しつこく黄忠に「混乱」を試みる歩シツに対し、「撹乱」攻撃を仕掛けるのは袁奉。
歩シツ隊は部隊を分断され、同時に指揮系統を分断された。
「よし、次でとどめだな」
しかし、袁奉の笑みはほどなく失意の表情へと変わる。
突進してきた町費隊が、混乱状態になっていた歩シツを殲滅させたのだ。
「ちょ・・・町費〜! それはわしの獲物だぞ〜!」
「すまぬ、袁奉殿! それがし、なんとしてもあの夢を正夢にしたいのでござる!」
「あの夢? なんじゃいなそりゃ」
「戦功1位になる夢です」
「戦功1位? んなもんわしだってなりたいわい!」
言い合う2人の前で、蘇飛隊が大混乱に陥った。
「これぞ軍師の真骨頂『混乱』の計! どうじゃ、町費殿、袁奉殿! なかなかのものだろう!」
得意げに鼻を蠢かしているのは希代之だった。
「どうする、袁奉殿?」
「とりあえず持ち上げておこう」
素早く合意した2人は、希代之に賞賛の言葉を惜しみなく投げかけた。
「さすがは涼の筆頭軍師!」
「計略『混乱』の冴え! まこともって希代之殿に敵う者はおらず!」
「軍師殿の『混乱』を見ていると、己が非才が恥ずかしくなりますな」
「よっ! 知将希代之! 『混乱』の天才!」
調子に乗った希代之は、およそ目につく全ての呉武将に「混乱」の計を仕掛け始めた。
さすがに100発100中とはいかないが、3回に1回の割合で成功させるのはさすがだ。
「混乱」の連発に夢中になった希代之を見て、袁奉と町費はニヤリと笑った。
「なんにせよ、これで軍師殿が戦功争いに加わってくることはあるまい」
「よろしい。あとは正々堂々と勝負いたしましょう」
「おう、心得た。武人の力を見せてやろう」
健闘を称え合う2人。しかしその目の前で、混乱していた蘇飛に馬岱が猛烈な「突撃」を敢行した。
「敵将・蘇飛! この馬岱が生け捕ったぞー!」
しばらく硬直状態にあった2人は、大慌てで部隊を叱咤した。
戦功争いのライバルは、ほかにもいるのだ。

42 :呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/28 23:51
先の戦いで、涼軍と互角以上の戦いを展開した孫呉軍。
それがいとも簡単に撃ち減らされていく様に、孫権は愕然とした。
とはいえ、ここで砦に逃げ込んだりすれば、涼は再び城門を攻撃するだろう。
今は攻撃を繰り返すしかない。勝機だって、まだ残っている。

連中が「疾風」戦術を使っていることは間違いない。「疾風」で士気を維持し続けることはできないから、いずれ涼軍の士気はがた落ちとなる。
それに、連中は補給線を超えている。間もなく携帯の食料が切れ、兵が一斉に逃げ出すだろう。
―馬超め、孫呉は決して諦めぬ軍だということをわからせてやる
まだ勝機はある、とは、決して孫権の強がりではなかった。
ただし孫権は、あることを失念していた。
砦方向から駆けてきた程普の伝令が、それを呼び覚ました。
「伝令!・・・長江より船団、砦に近付いております! 旗印は『呂』、『吾』・・・それ以外にも多数!」
長沙より進軍していた涼の増援軍―無傷の約7万―が、程普隊しか残っていない砦に辿り着いたのだ。

「上陸地点に戦闘の形跡なし。作戦は予定通り進んでいるようだな」
最初に上陸した関平は、周囲を見回して肯いた。
砦に「程」の軍旗が立っているのが見える。それだけ。ほかに敵部隊はいない。
赤壁を難攻不落たらしめている砦は、手を伸ばせば届くところにある。
「隊伍を整えよ。すぐに砦の攻撃に移るぞ。第一軍の食料もそろそろ尽き・・・」
指示を出していた関平は、東からこちらに突進してくる部隊を確認した。孫権隊だ。
孫権隊に追われるようにこちらへ逃げ込んできた騎馬は、第一軍の伝令だった。
鎧に何本かの矢を突き立てた伝令は、荒い息をつきながら関平に報告した。
「敵増援軍6部隊は誤り! 江夏のみならず、廬江、翻陽からも援軍が来ております!・・・その数、10部隊10万!」
「なんだと!」
「20近い部隊に包囲され、第一軍は・・・馬超様、討ち死に・・・」
「・・・!」

関平隊が混乱状態に陥ったのを確認しても、孫権の顔に笑みはない。
これを攻撃する部隊はないのだ。
「とにかく時間を稼ぐのだ。何としても砦は死守する。全軍、死兵となれ!」
孫権の形相に、配下部隊の兵たちの感情は昂ぶった。

43 :呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/28 23:52
もっとも北寄りに布陣している馬参隊は、韓当、朱治、そして太史慈の弩兵の集中攻撃を受けている。
それでも、馬参の象部隊は崩れない。まだ1万程度は残っている。
損害が激しいのは、総大将・馬超、そして馬騰の軽騎隊だ。ともに4500程度の兵しか残っていない。
抜群の移動力を誇る軽騎隊の弱点は、防御力が弱いこと。
象部隊の防御力は、軽歩隊の1・6倍。一方、軽騎隊のそれは0・7倍。ちなみに、最弱の弩兵隊は0・6倍だ。

「馬超殿!」
部隊の先頭で槍を振るう馬参が、同じく最前線で指揮を執る馬超に呼びかけた。
「いったん下がられよ! ここは象部隊に任せるのだ!」
「まだだ、まだいける!」
「貴殿は総大将なのだぞ! 貴殿が捕らえられたら、全軍が危機に瀕する!」
「1500だ!」
馬超は怒鳴る。
「兵が1500を切ったら下がる! それまでは、わしの戦場はここじゃ!」
「馬超!」
「やらせてくれ!・・・これが西涼の馬家の戦い方じゃ!」
「・・・・・・」
奮戦する馬超を援護するように、馬超隊と同じくらい傷ついた馬騰隊が押し上げてくる。
先の敗戦の原因となった馬超。そしてその馬超の父・馬騰。
これが西涼の馬親子の戦い方。いや、責任の取り方か。
「馬参隊、前進!」
馬参の命令で、馬超、馬参、馬騰の3部隊ラインのうち、馬参隊がわずかに前に出た。
これだけでも、馬超への攻撃を少しは緩和できる。
もちろん、馬参隊が敵の攻撃を受けやすくなるという代償を伴う行為ではある。
馬参の意図がわかったのか、馬超は馬参に向けて槍を大きく振ってみせた。

「郭図公則隊が敵武将・蒋欽を捕らえましてございます!」
伝令から報告が入る。
馬参は声で応えることも、肯くこともせず、朱治への「突撃」を命令した。

44 :呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/28 23:53
関平は呂砲が沈静化させたが、孫権隊の妨害≠ヘなお続いた。
「堰を崩せ!・・・『激流』で敵を溺れさせてやれ!」
上陸目前だった張任と甘寧の船団は、一瞬の内に荒れ狂う長江の流れに呑み込まれた。
「これでもう少し部隊に余裕があればな」
衝突し、沈んでいく張任と甘寧の船団を見やって、孫権はつぶやいた。
複数の楼船で攻撃すれば、あの2部隊に相当の損害を与えることができる。
無い物ねだりは十分に承知しているが、そう思わずにはいられなかった。

孫権隊に呼応して砦に戻ってきたのは、呂岱の弩兵部隊7000。
「先の失敗を挽回するのだ。何としても成功させよ!」
呂岱の「矢嵐」は、今度は成功した。復活したばかりの関平隊は、再び戦闘不能となった。

啄木鳥≠ヘ、孫策軍のほぼ全部隊を砦から引きずり出すことに成功した。
しかし、増援軍が到着するまでにそれを無力化することは、時間的にも物理的にも不可能だった。
第一軍が撃ち漏らした孫策軍が、呂砲率いる増援軍を翻弄する中、啄木鳥≠フ仕上げともいうべき砦奪取は遅々として進まなかった。
そして、第一軍の携帯食料はついに底をついた。


呂砲@プレー中
11ターン目
140000vs71000(189000vs147000)
15部隊vs11部隊(15部隊vs16部隊)

ちなみに過去の赤壁戦の11ターン時の兵力比は
124000vs76000・14部隊vs14部隊(第1次攻略戦)
114000vs85000・13部隊vs13部隊(第2次攻略戦)

続きは後日。

45 :希代之 ◆CIwyxq2Y :02/08/29 01:28
>>38
無断欠席の件は本当に申し訳ないと思っています...以後このようなことがあったら
迷わず追放してください。それか、雑兵殿か誰かに希代之のキャラを受継がせるか。

某のキャラ、郭図殿の前だけでは冷徹な軍師のイメージで、他の方の前ではアイヤーでお願いします。

46 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/29 09:26
>希代之さま
んなこと、仰られずに・・・
「山野での隠棲を望む老荘の徒」ですか? とか言ってみるテスト

47 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/29 10:39
これまでのところは過去二回の失敗の教訓を生かしているような……
とりあえず長文がんばれ涼公、と。

>郭図殿の前だけでは
アナタも細かいところでネタ振りますねー。
七同志のマメなネタふりもスレの延命に役立つもの、
いろんな意味で君主を支えてがんがれ。

48 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:35
>>45希代之殿
「バキッ」(武力49の殴打音)
バカヤロウ! それでも涼の筆頭軍師か!
いいか、おれは必ずこのリプレイ記を完結させる!
だが、おれ一人でやるんじゃない!
同志全員で終わらせるんだ!
(語調、急に穏やかに)
このスレは・・・おれ一人じゃ進められない。
みんなの協力が絶対に必要なんだ。
誰にでも悩みはあるさ。俺だっていつネタが切れるかと、いつも悩んでいる。
あの夕日を見てみろ。きれいじゃないか。
あの夕日に比べれば、俺たちの悩みなんてチッポケなもんさ。
(不意に大声)
よし、あの夕日まで走ろう! 競争だ!
(走ること10秒)
お・・・お〜い! 俺より早く走るな〜!
こういう場面は教師役が先頭を走ると決まっているんだぞ〜!

・・・と、取りようによっては深刻になりかねない話題をオチャラケでごまかしました。
希代之殿、何かあったのかと心配はしていたが、全然怒っちゃいないので、気にしないでおくれ。
でも>>47氏が言うように、郭図公則の前「だけ」冷徹ってのはいいな。使える。
こういうネタは非常にありがたいです。

>>46
貴殿を涼の文部大臣的存在(役職名がわからない)として迎え入れたいものですな。
ただし、それがしがあまりその手の故事的文章を知らないため、登場しようがないワナ。

>>47
おっしゃる通り、七同志やその他の登場人物のレスは、ネタ作成の上で非常にありがたいです。
リプレイ記は、話が進むうちに書くネタがなくなる、ということがよくわかりました。
皆様のネタが頼みです。今後ともよろしくお願いします。

49 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:36
「こりゃー! そんなことじゃいつまでたっても紫桑は落とせんぞ!」
珍しく呂砲が怒鳴った。その怒声で、混乱状態にあった甘寧が沈静化した。
頼りない君主ではあるが、たまには役に立つ。
「張任! それでも第二軍の一翼を担う将か!」
吾玄も張任を叱咤する。年下の上司の怒声に、張任もなんとか部隊を掌握することに成功した。
しかし、それもつかの間のことだった。
孫権の「混乱」の計で、再び張任は統制を失う。
「孫権め・・・やることがいちいちヤラシイわ!」
呂砲が苛立ちの声を上げた。

そのころ、補給線外にいた第一軍の兵たちは逃走を始めていた。
10部隊からの脱走兵は、合計で8000を超えた。
直接の戦闘とはまったく関係のところでの8000の脱落。
しかも士気は大きく下がっている。
優勢に戦闘を進めていた第一軍は、これを境に少しずつ押され始めた。
士気の差が、部隊同士の戦いに如実に出るようになっている。
特に総大将・馬超の部隊は、800にまで減っていた。

「馬参殿、さすがに限界のようだ」
苦笑して馬超が告げた。
「わしは補給線内まで下がるが、後は頼む」
「おう、頼まれた。任せよ」
馬超とともに、兵1500の馬騰隊も後退した。

50 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:37
町費が高順を捕らえた。またも獲物を捕りそこなった袁奉は、かなりヘコんでいる。
そこへ、希代之が馬を走らせてきた。
「どうも増援軍が苦戦しているようだ」
希代之は袁奉と町費に告げた。
「袁奉殿と町費殿には、増援軍とともに砦破壊に専念してもらいたい」
「なんと? 増援軍は5部隊7万。それなのに?」
驚いたように袁奉。砦に残った1個部隊ぐらい、軽く料理できるのではないのか。
「孫権と呂岱が増援軍の針路を阻んでいる。それに砦に居座る程普は重騎14000。貴殿らの『撹乱』が是非とも必要だ」
「軍師殿のご命令とあらば否とは申しませんが、まさか増援軍を援護する羽目になろうとは・・・。普通、逆ではございませぬか」
「言うな、町費殿。紫桑攻めの主役は、あくまでも我ら第一軍、ということだ」
「なるほど、ものは考えようですな」
「行ってくれるか?」
「すぐにでも。『疾風』の俊足を孫賊に見せ付けてやりましょう」


51 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:38
袁奉と町費を砦に向かわせた希代之は、城門前で敵の城内逃走を阻止している郭図公則と黄忠の元へと駆けた。
「おう、軍師殿か」
迎える郭図公則の顔にも疲労の色が浮んでいる。五月雨のように襲い掛かってくる孫策軍との攻防、さらに食料不足。
将も兵も限界に近付きつつある。
「袁奉と町費を砦に走らせた」
希代之は努めて言葉に重みを乗せて言った。
「彼らが押さえていた孫策軍の部隊が、間もなくこちらにやってくるだろう。ここは馬超殿らに任せて、いったん下がるのだ」
「それは無理だ」
「なんだと?」
「馬超と馬騰が後退したのだ。北は馬参一人で支えておる」
「だったらなおのこと下がるのだ。馬参殿にも後退を指示する」
「ここを放棄すれば、痛めつけた敵部隊が城内へ逃げ込む。戦功稼ぎの獲物をむざむざ逃がすわけにはいかぬ」
「そんなものにかまうな。おぬし、自分の部隊がどれだけ残っているかわかっているのか? 捕われてしまっては、戦功も何もないのだぞ!」
希代之にきつく言われ、郭図公則は肩をすくめてみせた。
郭図公則の部隊もまた、2000余りにまで減っている。
「ここはそれがしと馬参殿で押さえる。おぬしは下がり、馬岱とともに呂岱を攻撃してくれ。やつは弩兵隊だ。十分に勝負になる」
「敵はまだ6部隊は残っているのだぞ。おぬしで支えられるものか」
「おぬしよりはましだ。それがしの部隊は、まだ8000の兵が残っている。砦を破壊するまで踏ん張るぐらいできる」
「敵をなめるな」
「なめているのはおぬしだ!」
いつの間にか希代之は、感情を高ぶらせていた。

52 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:38
涼軍の筆頭軍師と副軍師が言い争っている間に、袁奉や町費が押さえていた孫策軍部隊の姿が見えてきた。時間がない。
両軍師の舌戦を制したのは、黄忠だった。
「副軍師殿は後退されよ」
さとすような口調に、冷静な郭図公則も一瞬激昂した。
「・・・おぬし、誰に対して物を言っておる!」
「涼副軍師・郭図公則殿に」
「貴様・・・」
「ここは馬参殿、希代之殿、そしてそれがしが残りましょう。門番役なら、副軍師殿よりそれがしの方が相応しい」
「・・・」
「こういうことではいかがかな。先程それがしは副軍師殿に沈静化してもらった。その借りをここで返す、と」
筋が通っているのか通っていないのかよくわからない黄忠の説得に、郭図公則は「フン」と鼻で笑った。
「随分安く済まされたものだ・・・まあ、門番役なら確かに、わしよりもおぬしの方がお似合いだな」
「左様」
芝居ぶった黄忠の態度に、再び郭図公則は鼻で笑った。そして、配下の兵に号令をかける。
「郭図公則隊はこれより砦方面へ移動! 敵将・呂岱を殲滅する! 遅れるな!」
手綱を握り直した郭図公則は、チラリと希代之と黄忠の方を見、そして何も言わずに馬の脇腹を蹴った。

「軍師殿、馬参隊がこちらへ向かって来ておりますぞ」
黄忠が希代之に報告する。約6000程度にまで減った馬参の象部隊が、敵をなぎ払いながらこちらへ走って来る。
「孫策軍は7部隊か・・・少し多いか?」
「なに、軽く蹴散らしてやりましょう」
「黄忠殿が一緒ならそれも可能だろう」
「ハハハハ、期待は裏切りませぬぞ」
「そう願いたいものだ」

食糧不足のため、補給線外の9部隊の兵士が再び逃走した。その数、約7000。

53 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:40
第一軍の窮状は、ほどなく呂砲の知るところとなった。
窮状の原因となっているのは、あの砦。あれさえ破壊すれば、戦さは決まる。
彼我の距離を確認して、呂砲はつぶやいた。
「一回の行軍では辿り着けぬな」
最短距離には孫権が居座っている。通常移動では、程普を攻撃できない。
だが、グズグズしていると、第一軍の兵はさらに減る。士気も下がる。
「強行で程普を攻撃するぞ! 遅れる者は置いていく!」

部隊の性格と部隊長の性格は共通する。
勇猛な部隊長の部隊は勇猛に、冷静な部隊長の部隊は冷静に。
似た者同士で集まるからなのか、あるいは部隊長の性格に染まるからなのかわからないが、とにかくそうなる。
そういうわけで、体力のない部隊長の部隊は、体力のない者ばかりで構成される。
急傾斜の岩山を強行で上り詰めようとする呂砲隊。
呂砲以下20000の兵は、ゼェゼェと犬のように舌を垂らしながら、岩山を登っていく。
「強行により、配下の兵2000が脱落しました。ついでに呂砲も脱落しました」
↑半分ウソだが、程普への「撹乱」攻撃が失敗したのはホントである。


54 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:40
張任と関平を沈静化させた吾玄は、呂砲と同様、砦へのルートに陣取る孫権隊を強行でかわした。
「先に孫権を叩き潰すべきか・・・?」
盛んに計略「混乱」や「撹乱」を仕掛けてくる孫権を見て、一瞬吾玄の考えもぐらつく。
だが、すぐにその考えを捨てる。
今は孫権に関わっている時ではない。とにかく程普隊を殲滅すること。そして砦を破壊すること。これが最優先事項だ。
「殿、お待たせいたしました!」
「おお、吾玄! 早く程普を黙らせるのだ!」
「承知!」
呂砲軍にとって最初の戦いとなった永安防衛戦。
挙兵一年目で存亡の危機に立たされた呂砲軍を救ったのは、この男の「撹乱」だった。
あれから8年。当時レベル3だった吾玄の「撹乱」は、今や極の域まで達している。
「程普! 我が『撹乱』を受けてみるか!」
砦で指揮をとっていた孫策軍の宿将は、突進してくる吾玄に目を怒らせる。
「若造・・・! 来るか!」
程普が身構える間もなく、吾玄隊は敵の前衛を素早く切り崩した。そしてそのまま中央に踊り込み、散々引っ掻き回す。
この一撃で、程普隊は大混乱に陥った。


55 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:41
「今じゃ・・・かかれー!」
呂砲が上ずった声で叫ぶ。
袁奉、町費、関平、張任、甘寧、呂砲、そして吾玄が、間を置かずに程普の重騎隊に打撃を与える。
砦の危機を悟った孫権が、急いで程普を沈静化させようとするが、それもまったく効果をなさない連続痛打。程普隊は急速に力を失っていく。
「敵将・程普! この張任が生け捕ってござるぞー!」
「激流」や「混乱」にかかってばかりで、まったくいいところのなかった張任が、ようやく手柄を上げた。
主を失った砦に素早く乗り込むのは吾玄隊。
補給線を仕切ってきた砦を、親の仇のように破壊しつくした吾玄は、目を輝かせて叫んだ。
「軍旗を掲げよ!」

涼の東進を阻んできた紫桑の砦に、「涼」の大軍旗が高々と掲げられた。
砦を包囲していた全部隊から歓声が上がる。
その声を、孫権は絶望的な思いで聞いていた。
啄木鳥$法が完成した瞬間だった。

城門前で踏ん張る希代之隊らに食料が届いた。
「啄木鳥が成功したか・・・」
ホッとしたように希代之がつぶやく。
3度にわたる兵の脱走、士気の低下、そして死兵となった孫策軍の攻撃で、彼の部隊はようやく3000を維持する状態だった。
支給された握り飯をむさぼり食いながら、希代之は声を上げた。
「皆の者、大いに食え! 食ったら反撃に出るぞ!」
「ウフォー!」
配下兵たちが、握り飯をほおばったままで応えた。

56 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:42
出撃時、馬超が率いていたのは14000の軽騎隊だった。今、馬超の周囲で敵部隊の出現を警戒してるのは、わずかに500騎。
馬超隊は、配下部隊が1000を切った父・馬騰の部隊とともに、補給線内の森の中に潜んでいる。
馬超隊にしろ、馬騰隊にしろ、あと一撃くらえば簡単に全滅となる。
今は敵部隊と離れていることが、彼らが戦局にわずかでも寄与できる唯一の方法だった。
「まあ、前回よりはマシな働きができたでしょう」
息子の言葉に、父は強く首を振った。
「少しは、などと・・・涼公が何と申すか知らぬが、おぬしは頑張った。そして戦果を上げた。部隊としても、総大将としても、だ」
「父上からそう言われると、自信がつきます」
「もっと胸を張れ。おぬしは馬家の長子として、立派に務めを果たしたのだ」
馬超は微笑んだ。その言葉で十分だと思った。

「涼公より伝令!」
騎馬が馬超の元へ駆けてきた。森の中にいたのに、よく見つけられたものだ。
「伝令文を読み上げます!」
そう言って紙を広げる伝令を、馬超は怪訝そうな目で見た。戦場で呑気に文など書いている余裕があったのか?
馬超の疑問にかまわず、騎馬武者は声を張り上げた。
「発:紫桑攻撃増援軍指揮官
 宛:紫桑攻撃正規軍指揮官
 本文:ホーホケキョ・・・以上であります!」
「なに?」
馬騰が口をポカンと開けた。「ホーホケキョ」。なんだそりゃ?
やがて、意味がわかった馬超は大笑いした。
「そうか、涼公は砦の破壊に成功したか!」
騎馬武者は、破顔して「御意!」と答えた。
おそらく、出撃前から用意しておいた文なのだろう。涼公なりのシャレのつもりらしい。
「承知した。すぐに戻って涼公に伝えよ。言上は『紫桑陥落・・・』」

57 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:43
伝令が呂砲の元に戻ってきた。
待ちかねたように呂砲は尋ねた。
「どうじゃ? 馬超の反応はどうだった?」
「大笑いしておりました」
「そうか!」
ウケたと知って、呂砲は満足そうな顔になった。
「馬超将軍より、返事の言上を受けております」
「ほう、やつは何と?」
「紫桑陥落を慶賀いたし候。なれど、『ホーホケキョ』と鳴くはウグイスにて、啄木鳥にあらず」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうだった」
硬直している呂砲をほっといて、吾玄らは残敵の掃討を開始した。
増援軍を散々悩ませた孫権隊、そして呂岱隊が、これまでの鬱憤を晴らすかのように一方的に攻撃されている。


58 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:44
七同志≠フ一人、廖衛。
この男が、これまで戦闘で目立った活躍をしたことがなかったのには理由があった。
挙兵以来、廖衛は主に兵の調練を担当していた。
一人前に育った兵をほかの同志の部隊に編入させ、再び新兵の調練にあたる―という行為の繰り返し。
戦場で戦果を上げるなど無理だった。
しかし、その状況もようやく終わりつつある。
涼軍武将の数が増えるにつれて、調練をほかの武将に任せられるようになった。
今、廖衛が調練を重ねている兵は、純粋に廖衛直属の部隊。戦法の習得度も上がってきている。
七同志≠フ中で「突撃」と「撹乱」の両方を習得しているのは、廖衛と町費だけだ。
町費の「突撃」レベルは一で、まだまだ訓練が必要だが、廖衛は「突撃」「撹乱」ともに三。
いずれもあと少しで、戦闘で十分に力を発揮できる四へと上昇する。
平地、砂漠、森林、山岳地帯など、あらゆる戦場で活躍できる部隊となるのだ。

廖衛が永安に帰国して以来、廖影は黙々と部隊の練成に努めてきた。
廖衛が帰陣した時、存分に部隊が活躍できることだけを考えてきた。
正式な七同志≠ナはないため、評定の参加権もない廖影にとって、部隊が強くなることだけが楽しみだった。
そんな影武者に今、好機が訪れている。
激闘を展開していた相手は、紫桑軍総大将の韓当。
その部隊は残り1700。「突撃」が決まれば、一撃で殲滅できる数だった。
胸が躍るのを感じつつ、廖影は号令を下した。
「かかれー!」
配下部隊が自分のイメージ通りに動いた。こんな経験は初めてだった。
猛烈な風に押しやられるような感覚で、廖影は部隊とともに韓当隊へと突進した。
そして馬から叩き落とされる韓当。
「敵総大将・韓当・・・わしが捕らえたぞー!」
めまいがするような快感を抱きながら、影武者は槍を突き上げた。

「廖衛の『突撃』レベルが四に上がりました」

59 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:44
一方、廖衛が抱いた快感をなかなか味わえない武将がいた。袁奉である。
今回の戦いで袁奉には、敵部隊を殲滅するチャンスが二度あった。
しかし、いずれも町費にかっさらわれた形になっている。
不完全燃焼の袁奉の目に止まったのは、絶望的な状況の中で、必死に弓矢を放っている呂岱。
「矢嵐」さえ射ってこなければ、怖くもなんともない。
「往生際が悪いぞ、呂岱! おとなしくわしの戦功獲得に貢献するがいい!」
レベル極の「撹乱」は、呂岱隊を正確に捉えた。しかし、わずかながら兵が残っている。
「ちっ、仕損じたか・・・よし、次こそは・・・」
そう言いかけた袁奉が見たものは、断末魔にあえぐ呂岱隊に襲い掛かる町費隊。
「ちょ・・・町費〜!」
袁奉の悲鳴が届くわけもなく―届いたとしても効果のほどは疑問だが―、町費はあっさりと呂岱を捕らえてしまった。
「町費〜! わしになんか怨みでもあるのか〜!」
半泣きの袁奉にようやく気付いた町費は、さすがに申しわけなさそうに言った。
「すまぬ、袁奉殿・・・順番上こうなってしまったのであって、他意はござらん」
「順番上? なんじゃそれ?」
「プレーの順番が回って・・・ゲフンゲフン、お、袁奉殿! あちらを見られよ! 孫権がもう少しで力尽きますぞ!」
町費が指差した方向には、力及ばず程普を守り切れなかった孫権が、最後の抵抗を見せている。
「おおお、孫賊の弟か! よし、あれはわしがやる! 誰にも渡さんぞ!」
孫権にとどめを刺そうとしていたのは、吾玄だった。腹から声を振り絞り、袁奉は叫ぶ。
「吾玄殿〜! 第二軍団長〜! そいつは・・・孫権は・・・わしにくれ〜!」
訳の分からぬ言葉に吾玄の動きが止まっている間に、袁奉は孫権に渾身の「撹乱」を浴びせた。
「敵将・孫権! この袁奉が生け捕ったり〜!」
万感の想いを込めて、袁奉は雄叫びを上げた。

赤壁の戦いは、急速に終わりへと向かった。
馬参が朱治を、郭図公則が韓センを、そして馬岱が凌統と呂蒙を捕らえた。
これで孫策の正規軍すべてが戦場からいなくなった。
呉の西の攻撃拠点にして、西の防衛線でもある紫桑は、ついに陥落した。

60 :国営放送KIN ◆WFnCXgeU :02/08/29 19:45
漢帝国ニュースの時間です。
揚州・紫桑の赤壁で続いていた涼と呉の戦闘は先程終了、涼が勝利を収めました。
この戦いで、孫策軍の呂岱、韓センの両将軍が涼公への帰順の意を表明しました。
また涼公は、戦功上位者として、功績5800の馬岱将軍、4937の町費将軍、4846の馬超将軍の三人に感状を贈りました。
一方敗れた孫策軍は、江夏などに後退。さらなる涼の侵攻に急ピッチで備えています。

次のニュースです。
挙兵以来、一貫して49だった涼公の武力が、赤壁の戦いで50に上がったことがわかりました。
涼公は「29歳から30歳になった時はすごく鬱だったが、今はとてもうれしい」と話しています。

以上、ニュースをお送りしました。
次の放送日は未定です。

61 :雑兵1号:02/08/29 19:56
やれやれ、やっと助けだされたか。
思えば、殿のインチキ書簡に…い、いえ、なんでもありません。

殿、ごぶさたしておりました。紫桑制圧、おめでとうございます。
これより本隊に復帰いたします。
それと武力50、おめでとうございます。あと50上げれば100ですな。

>>45
軍師殿、なにを弱気なことを……
涼軍の浮沈は軍師殿の頭脳にかかっているのですよ。
間違っても殿の頭脳ではないのです。

62 :吾玄 ◆7KljsyW2 :02/08/29 21:19
あ。


…ずっと気づかなかった。
「何で先に進まないんだろう?」って思ってた漏れ…。アホや…。

殿。
長らくの無音、まことに申し訳ございませぬ。
しかしどうも孫軍の将とは合いませぬな。相性が悪いのかどうか。
まるで初めて殿にあった時のような………おっと。

こう長い間楊州にいますと巴の山々が懐かしくなってまいります。
この乱世、武こそ吾が道と定め戦ってまいりましたが、やはり私には向いていなかったのでしょう。
一日でも早く戦争をしなくてもいい日が来ると良いのですが…。

63 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/29 22:28
撹乱の鬼ともあろうお方が何を弱気な・・・

64 :廖影:02/08/29 23:55
ついに、ついに紫桑を攻略できましたな…。
それがしも敵将、韓当を捕縛でき、ようやく涼軍のお役に立てるようになってきました。
廖衛さまもそろそろ我が軍に帰還されることでしょう。
その前に功を立てることができ大変幸せです。

>>吾玄さま
新スレ立てたのはそれがしでありました。
やはり新スレに気付くのは難しいようですな。定期ageも必要になるかと。

65 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/08/30 00:04
柴桑陥落、啄木鳥は成功、しかし戦功上位ならず・・・
まずい、これでは・・・

あ、いやわが君、大勝利おめでとうございます。
矢張りこれは私の(以下延々と自画自賛が続く

66 :見習忍者:02/08/30 00:36
新スレ私もしばらく気付かなかった・・・(汗

>65
ご報告致します。
馬超将軍は啄木鳥について
もっと被害は減らせたはずだ、所詮は机上の空論だなと。
溜飲を下げているようすであります。
このまま放置しておくのはいかがかと・・・。
え?速やかに各方面に流言を広げよと?
して内容は・・・・・・。

67 :成都のおねぇさん:02/08/30 07:28
(KINの記者に対して)
馬超様と馬参様の象隊の扱いの違いですって?
そりゃぁ…今回の戦、馬参様の戦ぶりって安心して戦えたから…
はぁ?第三軍団長問題?
だめ。私はただの象使いだからそんな難しい問題はパス。
まぁ…今回の戦でもそうなんだけど最終的にふんばれる象隊ってのは戦の要になっているから、この隊を率いるお方が次の軍団長の最有力候補じゃないのかって私達兵士はうわさしているけど。
…失敗したけど馬超様も象隊を率いておられたし…次は郭図公則様が率いるのかしら…

68 :無名武将@お腹せっぷく:02/08/30 08:48
>>67
前スレで呂砲殿がリプレイがやり易いと言ったとはいえ
呂砲殿と七同志以外は戦略や軍団長などのことは触れないほうが良いのでは?


69 :旅の名無し商人:02/08/30 09:45
>68
涼公閣下と七同志は「評定」というシステムのうえで
戦略や軍団長人事に対する拘束力のある発言権を持つ、
他の民には拘束力のある発言権は無し、基本的ににぎやかし

こういうルールが前スレですでに成立してます。
涼公と七同志以外の人間が何を言おうが、ゲーム世界をメチャクチャにしてしまうのでないかぎり
基本的には「ネタ提供」以外の意味はないので、杞憂かと。
それに>67の発言見ても結局は「噂」であり別に問題は無し。
これが「第三軍団長が馬超にならないようなら荒らします」とかいってAA連張りとかやってるようなら
明らかにスレ進行の決まりを侵してることになるでしょうけどね。

ま、とにかくスレ主である涼公があなたのようなことを考えていらっしゃらないのなら
あなたの発言もまた「何を言おうがスレ進行には無関係」な名無しの発言として扱われるだけ。
ここは黙って皆の動きを見極めてみましょうや。


70 :袁奉 ◆z0areZMU :02/08/30 15:20
殿!お久しぶりでございます。
此度の勝利まことにおめでたく思いますぞ!
紫桑を得たことは、我らにとって非常に大きいでしょう。
しかし、赤壁には三度来たような気が・・・・。
確かに、幼少の頃から物忘れは激しかったのですが・・・・。どうも思い出せませぬな・・・・。
あれは幻だったのでしょうか?

71 :町費 ◆vWPc71kM :02/08/31 09:08
食べ物のありがたみを再認識させられましたな。

わざわざ高価な墨子を与えて下さりありがとうございます。
正直なところ大陸の1/3を制覇したので今更と笑われるかと思いました。

72 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/02 11:02
age

73 :国営放送KIN ◆WFnCXgeU :02/09/02 12:16
アナウンサー「漢帝国ニュースの時間です。ただいま漢土で大きな話題となっている涼の第三軍団長問題。涼の武将のみならず、魏、呉、燕からも大きな注目を浴びています。
本日は軍事・政治にくわしい裴松之殿をゲストに向かえ、特別企画『どうなる涼第三軍団』と題してお送りいたします」
裴松之「よろしく」
ア「では裴松之殿、まずは現在の涼軍の状況説明をお願いします」
裴「挙兵当初は旧劉表軍、そして劉備軍の侵攻に怯える弱小勢力だった呂砲軍ですが、現在は領有都市21、配下武将77、兵力59万という漢土最大規模の軍閥となっています」
ア「涼軍が治めているのは、長安以西の涼州、漢中、益州、そして劉備将軍の韓の残党が残ってはいますが、荊州ですね」
裴「涼軍の特徴は、これだけ大きな勢力でありながら、攻略軍(軍団)が2つしかないことです」
ア「涼公直卒の第一軍と吾玄将軍が率いる第2軍ですね」
裴「涼が絶対防衛都市に掲げる長安にはそれなりの武将と兵が配備されていますが、これは完全に防御用です。討って出ることは厳に戒められています」
ア「これまで軍団が2つだけだったのはなぜでしょう?」
裴「限られた武将と兵を最大限に使うためです。吾玄将軍の第二軍にしても、当初の任務は巴の防衛であり、全体に余裕が出て来てからようやく攻略軍に格上げされました」

74 :国営放送KIN ◆WFnCXgeU :02/09/02 12:17
ア「つまり、ここで第三軍の話が出てきたということは、涼軍にまた余裕が出てきた、と」
裴「それもありますが、一番の理由は戦線の拡大ですな。これまで涼軍は、ひとつの勢力を順番に攻略してきましたから、複数の軍団を編成する必要がなかった」
ア「韓制圧後、涼が攻める相手としては、魏と呉。つまり、二正面作戦と・・・」
裴「二正面作戦となれば、2個軍団だけで制圧するのは大変です。それに涼の武将77人のうち、50人が戦闘で活躍できる武将です。兵力も増えてきた現在、それを存分に使いたいと考えるのは人情でしょう」
ア「3個軍団でどのような展開が考えられますか?」
裴「2個軍団が魏、1個軍団が呉、ですかね」
ア「魏は相互支援できる都市がたくさんありますからね」
裴「涼は涼公と挙兵当時から参陣している七同志との合議制で方針を決めますので、そうなるかどうかは不明です。ただし、涼公がそれを提案してくることは間違いないでしょう」
ア「どの軍団がどちらを攻めることになる、とお考えですか」
裴「呉を攻めるのは吾玄将軍の第二軍ではないでしょうか。揚州は中原に比べ、湿地帯や森、川などが多い。第二軍には、その地形で有効な『撹乱』をマスターした武将が多いし、提督タイプの袁奉将軍もいますから」
ア「そして、第一軍と第三軍が魏を攻める・・・」
裴「提案としては、そういうことになるでしょうね」


75 :国営放送KIN ◆WFnCXgeU :02/09/02 12:17
ア「それでは、もっとも注目を浴びている問題、第三軍団長には誰がなるのか、という話なんですが」
裴「涼の中核は涼公と七同志です。すでに軍団長となっている吾玄将軍を除く七同志の誰かになるでしょう」
ア「6人ですね」
裴「その中で、正式に軍団長に立候補している同志はまだいません。ただし、就任が有力視されている同志は2人います」
ア「馬参将軍と郭図公則将軍ですね。この二将軍についての説明を」
裴「馬参将軍は、涼公を含む8人の中で最年長の49歳。『重みのある上程をしてくれる』と涼公からの信頼も厚い武将です」
ア「功績値、名声も同志でトップですね」
裴「涼公よりもはるかに高い名声です。そして武力91に加え『乱撃』極、『突撃』四、そしてまだ習得中ではありますが『車懸』も使える武将です。さらに魅力もすごい。内政で『開墾』を担当していたこともあり、現在の魅力値は94。圧倒的です」
ア「涼公の魅力は73ですね・・・」
裴「鍛練で鍛えりゃいいのに、長安で遊んでばかりですからな。フリップをご覧ください。ププッ、どっちが君主だかわかりません」

   武/知/政/魅/名声
呂砲 50/77/72/73/13539(撹乱極、烈火一)
馬参 91/59/53/94/18308(乱撃極、突撃四、車懸一、攻城一)

ア「君主なのに涼公の名声、低いですね」
裴「涼公と同志たち計8人の中で、涼公の名声は第5位ですが、これは州牧就任で1000、涼公就任で1000、皇帝陛下からの北辺城壁修理要請イベントで1000、それぞれボーナス追加された数値です。これがなかったらビリ街道爆進ですな」
ア「なぜこんなに低いのでしょう?」
裴「『撹乱』レベル極なのに、武力49とあって(現在は50)戦争ではほとんど役に立っていませんから。計略『医術』も持っていますが、半分ほどは自分自身のために使っています。兵20000もいるのに」
ア「よくクーデターが起こりませんね」
裴「涼の三大七不思議のひとつです」


76 :国営放送KIN ◆WFnCXgeU :02/09/02 12:18
ア「それでは郭図公則将軍についての説明を」
裴「アウトローです。三戦板のいろいろなスレッドで、特にその発足当初によく見掛けます」
ア「トリップにも気合いが入ってますね」
裴「たまに20レス以降でその名前を見つけたりすると、けっこう驚きます」
ア「別に驚かなくても」
裴「正式に立候補しているわけではありませんが、これまで何度か、軍団長就任に意欲を見せる発言をしています。配下の忍びや文官を盛んに使い、裏工作も活発です」
ア「軍団長より軍師として活躍された方がよいのでは、という意見についてはいかがですか?」
裴「基本的に三国志8で軍師が活躍できるのは、君主がいる都市のみです。それ以外の都市は委任状態ですから。
現在の涼の筆頭軍師は知力99の希代之将軍なので、軍団長の方が活躍できる、という見方もできます」
ア「なるほど」
裴「さらに付け加えると、知力95の軍団長に知力90台の軍師が付いた場合、戦闘時の策略ポイントが大幅に増える、
というメリットもあります。十分な数の『鼓舞』に加え、『崩壁』、さらには軍団長と軍師の能力次第ですが、『天候』や『落雷』なども余裕をもって使えるようになるかもしれない」
ア「それは大きなメリットなのでしょうか?」
裴「仮に第三軍の発足都市が長安だとすると、攻略針路は長安→弘農→洛陽、となるでしょう。弘農から洛陽に攻める場合、戦場は『函谷関』」
ア「必ず敵軍が篭城策をとる関所マップですね」
裴「関所マップでは、当然『衝車』や『投石機』などを投入するでしょうが、函谷関の防御は堅いですからね。それなりの数の策略『崩壁』が必要になってきます」
ア「知力95の軍団長、そして知力90台の参軍・・・これで策略の数をそろえる、と」
裴「ま、ひとつの方法論です」


77 :国営放送KIN ◆WFnCXgeU :02/09/02 12:19
ア「郭図公則将軍についてほかには?」
裴「行動が予測できない将軍ですね」
ア「というと?」
裴「1年の対外方針は評定によって決められますが、軍団長の場合、それとは別に自分が攻めたいと思うところを攻めることができる、という特権が憲法九条で認められています」
ア「それが何か?」
裴「呂砲軍の旗上げの目的は、曹操、孫策、劉備の三大巨悪の殲滅です。この中に袁紹は入っていません。つまり、涼が燕を攻める理由はないのですが・・・」
ア「はあ」
裴「郭図公則将軍は袁紹軍の郭図という武将に並々ならぬ意識を抱いています。仮に郭図公則将軍が軍団長になったとして、袁紹軍郭図と対決したいがために、洛陽を落とすやいなや、軍を燕勢力の方へ向ける可能性もあるのです」
ア「涼公はそれを拒否できないのですか?」
裴「できません。憲法で認められている権利ですから」
ア「ありゃりゃ」
裴「泣き叫ぶ涼公の姿が見えるようです」
ア「プッ・・・それは見てみたいような」

裴「実は軍団長候補はもう1人います」
ア「誰ですか?」
裴「涼出身の馬超将軍です。彼もまた、軍団長にふさわしい能力を有しています」
ア「馬参、郭図公則の両将軍を押しのけて、馬超将軍が軍団長に就任することもある、と」
裴「いえ、最優先されるべきはやはり同志です。間もなく涼公は、第三軍団長選挙を告示するでしょうが、これに同志からの立候補がなかった場合、馬超将軍が3人目の軍団長となるでしょう。いわば、押えですな」

78 :国営放送KIN ◆WFnCXgeU :02/09/02 12:20
ア「最終的に涼軍は3個軍団で押し通すことになるのでしょうか? 第四軍が編成される可能性は?」
裴「可能性はあります。まずは第二軍単独で攻略作戦を展開するかもしれない呉。呉公が強い抵抗を見せた場合、第二軍を支える軍団として編成されるかもしれません」
ア「魏戦線については?」
裴「地図を見た感じでは、第一軍と第三軍で十分でしょう。というか、この戦線に3個軍団も入る余地はありません」
ア「ということは、第四軍が編成されるとしたら、それは呉攻略のため、ということに」
裴「そうとばかりも言いきれません。例えば、三大巨悪とは別に、袁紹将軍の燕を攻めることが同志から上程され、採決された場合、燕を攻める軍団が必要となります」
ア「または、郭図公則将軍が第三軍団長になった場合も・・・」
裴「そうですね。洛陽制圧後に郭図公則軍団長≠ェ燕の勢力地である上党へ北上してしまった場合、第一軍とともに
魏を攻略する部隊として第四軍が編成される、という可能性もあるでしょう。呉の踏ん張りと燕の処置如何によって、第四軍が誕生する可能性はある、ということです」

ア「最後になりますが、裴松之殿は誰が第三軍団長に近いところにいる、とお考えですか?」
裴「そうですね、状況から推測するに、ずばり・・・ハグゥ!」
ア「キャア! 裴松之殿、大丈夫ですか! 大変です、裴松之殿の頭に何かがぶつけられました! 裴松之殿殿は意識不明です・・・これは・・・ヤカン?」
ア「あ、底に『見習い忍者参場』と書いてあります! 正しくは『参上』ですが、とにかく何者かによる妨害のようです。このまま放送するのは危険です。それでは皆さん、ごきげんよう(笑顔)」

79 :漢民日報 ◆WFnCXgeU :02/09/02 12:21
戦線拡大に伴う涼第三軍団長選挙は2日、告示された。
これまでのところ、立候補の意志を表明している武将はいないが、七同志のうち、2人出馬するとの見方が強い。
立候補届け出は2日午後1時から6日午後11時59分まで、本スレ選挙管理委員会で受け付ける。
投票は7日午前零時から12日午後11時59分まで。
2日現在の有権者数は、男7人、女0人の計7人。
投票締め切り段階で投票数が同数であった場合など、選挙結果が定まらなかった場合、涼公も投票する。

【立候補希望者へ】
第三軍団長選挙に立候補される将軍は、以下の調査表をコピー・記入した上で、本スレ選挙管理委員会まで提出ください。

               第三軍団長候補者調査表

名前:

出身地:

軍団拠点希望都市:

公約:


80 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/02 12:57
>>61雑兵1号殿
あと50上げれば武力100・・・。
道のりは遠いな。

>>62吾玄殿
その言葉、忘れるでないぞ。
このリプレイ記が完結した際には、その言がネタとなって生きてくる・・・クックック

>>64廖影殿
これまで廖衛隊を話に出すことができずに心苦しかったが、ようやく戦場で活躍できるまでに成長した。
今後の昇進に期待されよ。

>>65郭図公則殿
・・・・・・・・・・・(話はまだ終わらんのか)

>>66見習い忍者殿
頑張っているのだから、郭図公則からいい武器でも買ってもらえ。

>>67成都のおねぇちゃん殿
郭図公則が象部隊・・・「突撃」持ってるしな、いいかもしんない。

>>68>>69
リプレイ記であると同時に、ネタスレ(そもそもリプレイはネタですが)として楽しんでくださいませマセ。

>>70袁奉
幻である。
わしにとっては悪夢だったが。

>>71町費殿
すでに204年分のプレーは終わっているので、年明けに墨子を授与する。
築城でも内政マスターとしての活躍を期待している。

81 :羽柴誠三秀吉:02/09/02 13:05
わたすも軍団長立候補できますか?

82 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/02 15:32
>>81
長野県知事選に第三軍団長選挙と、本当にご苦労様です。
長野では応援しておりました。
選挙権はありませんが。

83 :旅の名無し商人:02/09/02 18:38
…あれ? 有権者は七同志ってのはいいんだけど、
被選挙権の規定が無かったりするのは気のせいですかな?>涼公

84 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/02 18:52
>>83旅の名無し商人殿
そういや被選挙権の規定を忘れてました。
とりあえず、これまでの流れで「七同志のみ立候補可」ということで。

85 :希代之 ◆CIwyxq2Y :02/09/04 22:51
>>48
りょ、涼公!俺が間違ってました・・・。
俺・・・明日に向かって走ります!(・・・・しかし涼公遅いな...)

86 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/04 22:56
名前: 郭図公則

出身地: 頴川

軍団拠点希望都市: 長安

公約: 何もかも無視して袁家討伐に突っ走ります

87 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/04 23:05
立候補キタ━━━━━━━━━━(・∀・)━━━━━━━━━━!!

88 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/05 01:51
第1軍団は魏攻略……陸路主体かぁ…「雪風」(´・ω・`)ショボーン
                            (シツコイ

89 :馬参将軍 勝手連 準備委員会:02/09/05 01:51
>>馬参将軍閣下
選挙は祭です。オニギリワーショイ。祭は参加者が少ないと盛り上がりません。
是非、ご出馬のご決断を!!
+.   +  / ■ \  / ■ \ / ■ \
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)

90 :馬参 ◆/ffpm.yw :02/09/05 08:19
まずは数度に渡っての赤壁戦御勝利、まことにおめでとうございまする。
啄木鳥戦法が功を奏したとは、副軍師殿めも中々やりますな。

しかし、とうとう新軍団長の時期でござるか・・・。

>>89馬参将軍 勝手連 準備委員会殿
おぉ、申し訳ござらん。
やはり事が重大であるゆえ、身の施し方をしばし考えておってな。
しかし何にしても、我が心は決まった。


名前:馬参(叔遠)

出身地:隴西

軍団拠点希望都市:長安

公約:もしも軍団長の任、それがし受け賜りますれば
内にあっては善く民を治め護り、外にあっては善く敵を破り降伏せしめ
害を除き利を迎え、必ずや涼公、ひいては民の安泰久しからん事をここに約束致したく候

・・・と、建前はこれ位にして
それがしも本音は、戦場にて己が道をただ直走るのみでござる。

91 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/05 10:10
無投票━━━回(゚∀゚)避━━━━━━━━!!!


92 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/05 21:06
( ̄ー ̄)ニヤリッ選挙の秘策準備完了

93 :見習忍者:02/09/05 21:57
おばちゃん、ここにポスター貼っても良い?

まぁそんな固い事言わずにさぁ。

あ、ありがとうじゃあここ目立つから貼らせてもらうね。

え?大丈夫終わったらちゃんと剥がしに来ますから。
これお礼のタオル(郭図公則名前入り)ね。

ふー、しかし何故諜報専門のはずの私がポスター貼りまで・・・(汗

94 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/06 11:06
ほしゅ

95 :情報通:02/09/06 13:47
未だ廖衛どのが帰還されていないようだが、暗殺もしくは監禁されているという噂がある。
なんでも、廖衛どのは馬参どのとは刎頸の仲であったそうだ…。

七同志の利権が大きく動くであろう軍団長選挙。
この選挙によって派閥などができなければよいのだが…

96 :占い師:02/09/06 15:33
>95
む、卦が出ましたぞ。
「派閥ができるかも知れないが、その分ネタが増えて上等」と。

……はて、これはいったいどなたの思考であろうか?

97 :選挙”管理”委員:02/09/06 15:39
なんと涼公様は供託金を所望されているという情報が・・・
返っては来ぬとは思うが・・・・効果有りかも・・・


98 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/06 15:40
怪情報が飛び交いまくりですな

99 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/06 15:44
/ l
                   ,,'   /_   L._      /l
                   〃 /´       ‐- ... __/  .|
                    l:! .,'   ●  ト _,.       、'
                  !:、!、__    |/  ●   !
               _-_::ニ:: ::::: :::::::; ̄..‐ - .._      ,'
                  / 〃/:;:::: ::::;::/::,:';::::/l:::;、:、:~:‐.   /
                ' i' /:/;:':;::/;H:/ l|:::l _l::Ll::|:lヽ:!`i´
                 l _!;'/;:/:::l,⊥l、| |:|. l_!_l:/`!:l:::l:::!
              ‐ T l l:|.!:::l:!'f!{.,! ! l|./ri:!_,i`l::l:::|:::|
                 l !::l:ll li':::!    |.!':::j ,!/ヽl::l
                     ヽ!l{  ̄ 、   `ー‐,._ソl::/!
                     \ ヽヲ  "  l::l::// '  
                        丶 -‐t "´__レl/'、        
                    ,--─‐‐'ニ二 -‐、__` ‐- .._
                  _⊥-─_ ニ_‐、-ヽ、ヽ、`'' / ト、
                    _{. _= -‐ニ_   ヽ ー-ヽ _.>'  l, l
                  _. -,‐,'-'´ l  l ヾ、   ヽ ._ヽ._ __/ /
                 ,'/´L.!Yl  l  l  }'     `ーt---‐t‐'、
         ,‐- .._//  .// !!       /´      | l `i l、_ \‐、_
          '─-./ /ニ∠/  l      /       / l ,! `ーァ、 l ヽ!
          ./  /  /  `!    / ‐ ニ二 ニ_i´ヽ、/    l/ | |}
          〈.  /   /       /_         `i ヽ、    ,!_/'
         ヽ/  _/  _    / 、 ̄ ─ -  ヽ、 `ー--‐'´
            / `ヽl o l   /、  ヽ    ̄    ヽ、




100 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/06 15:48
___                    |  \ \
    /    / ))))                    |
   /    /_ ⊂ノ                | ヽヽ |\  
  /   / /             i 、、 | ヽヽ |\   |  \
 / / \ \  ∧∧  ド ド |ヽ   |\  |    |
/ /    \ \(=´゚w゚)
/ /     ヽ      ⌒\   < イヨオオオオオオ!!
/       ノ      /> > 
        /     / 6三ノ  
       /  / \ \ ` ̄   
―    /  ん、  \ \    
――  (__ (   >  )      
⌒ヽ   ’ ・`し' / /        
  人, ’ ’, ( ̄ /             
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 )  |                 
         \_つ     




101 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/06 16:10
アフォが、どんなことがあろうとも本懐を遂げる手段は既に用意した、
この上は選挙戦など不要、一気に投票に持ち込むべきです。

102 :郭図(華北=東北人):02/09/06 21:38
>>101
裏工作完了だべは?あいかわらずゲスだっぺな

103 :馬参将軍 勝手連@駅前:02/09/06 23:07
>>有権者様
皆様、選挙はお祭です 接戦が 最後のイーピョウで決まる緊迫感が 盛上げるお祭で御座います
是非 この涼(スレ)の発展を 見据えた 投票を!!!
アリガトウゴザイマス アリガトウゴザイマス
第3軍団長にもーとも相応しい 実績の 実績の 馬参将軍に 清きイーピョウを!!!
>>99-100
AAを最初に貼ったワタクシが言うのもなんですが、容量オーバーが
懸念されるこのスレで無駄に大きいのを貼るのはどないなもんでしょ?

104 :漢民日報 ◆WFnCXgeU :02/09/07 00:02
戦線拡大と武将数増加に伴う涼第三軍団長選挙は2―6日にわたって告示され、第一軍団所属の郭図公則氏(31)と同じく第一軍団所属の馬参氏(49)の2人が立候補を届け出た。(33面に関連記事)

涼にとって初めての軍団長選挙。両候補とも軍団発足拠点として長安を指定しており、長安からどのような侵攻を行っていくかが争点となる。
郭図公則氏は頴川出身。第一軍の副軍師を務め、先の赤壁の戦いで涼軍に勝利をもたらした啄木鳥$法の立案者とされる。
対燕強硬派として知られ、軍団長就任後は魏ではなく、燕を攻略することを公言している。
馬参氏は隴西出身。七同志″ナ年長ながら、「乱撃」と「突撃」の使い手として常に最前線にあり、七同志@B一の三品官として君臨する。
「外征内治」を公約に掲げるが、軍団長就任後の具体的戦略については明言しておらず、今後の選挙活動が注目されている。

投票は7日午前零時から12日午後11時59分まで。本スレ投票所で受け付ける。
7日現在の有権者数は、男7人、女0人の計7人。
投票締め切り段階で投票数が同数であった場合など、選挙結果が定まらなかった場合、涼公も投票する。

【候補者略歴】届け出順。氏名(字)、年齢、所属軍団、新旧別、階級、出身地
▽郭図公則(弐番)31、第一軍、新人、四品官、頴川
▽馬参(叔遠)49、第一軍、新人、三品官、隴西

【候補者能力】
   武/知/政/魅/名声・/功績/戦法
郭図 62/95/96/57/13897/16672/(突撃五、火矢一)
馬参 91/59/53/94/18308/12211/(乱撃極、突撃四、車懸一、攻城一)

※205年1月現在の値

105 :漢民日報 ◆WFnCXgeU :02/09/07 00:03
涼第三軍団長選挙は6日夜、立候補が締め切られ、6日間にわたる選挙戦がスタートした。
それぞれの選挙事務所で出陣式に臨んだ郭図公則、馬参の両候補は、早速選挙馬車に乗り込み、自身への支持を訴えていた。


立候補締め切り後、早々と投票所へ姿を現した郭図公則氏は、自分の名を書いた投票用紙を報道陣に見せ付けながら投票した。
報道陣からは、ニュース番組で評論家にヤカンをぶつけ、放送を妨害したのは郭図公則氏の手の者ではないのか、との質問が及んだが、郭図公則氏は笑みを浮かべたまま「月が道を照らさぬ夜もあるぞ」と脅迫とも取れる言葉を発した。
郭図公則氏の選挙馬車の御者を務めたのは、氏と犬猿の仲といわれる黄忠氏。
意外な組み合わせに質問が飛ぶと、黄忠氏は「『赤壁で沈静化してやった借りを返せ』と言われた」と憮然としていた。

一方、「馬参将軍 勝手連 準備委員会」メンバーの熱狂的歓呼に迎えられて投票所入りした馬参氏は、終始落ち着いた表情。
勝算に関する質問に及ぶと、「己の信じる道を進むのみにござる」と言葉少なで、軍団長に就任した場合の侵攻ルートについても「慎重に考え、しかるべき場所で考えを伝えたい」と語るに留まった。
ただし、ライバルである郭図公則氏の話に及ぶと、温和な表情が一変。それに気付いた馬参婦人が慌ててとりなすと、「♪信じることさ 必ず最後にわしが勝つ〜」とごまかすように歌いながら、投票所を後にした。
なお、両氏以外の七同志≠ヘ、混乱を避けるためか、この日は投票所には現れなかった。

涼以外の勢力も注視する涼第三軍団長選挙。ただし、その対応は様々だ。
魏公の曹操氏は「誰が軍団長になろうが、こちらは叩き潰すだけ。違いはない」と静観の構え。
一方、西の拠点・紫桑を奪われたばかりの呉盟主・孫策氏は、軍備の再編成に忙殺されており、「第三軍団長? んなことより吾玄の第二軍は何してる? 今度はどこを攻めるつもりだ?」と報道陣に逆取材。
一番選挙に神経を尖らせているのが、燕の袁紹氏。仮に郭図公則氏が当選した場合、洛陽の後は燕を攻撃することが確実なため、配下の郭図将軍(華北人)を用いて選挙妨害に取り組む、としている。


106 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/07 00:05
また順番間違った。
>>85希代之殿
ゼェゼェ・・・
希代之〜、待ってくれ〜!

>>86郭図公則殿 >>90馬参殿
立候補届けを受理いたします。

>>87 >>91
わしもホッとしました。

>>88
どこかで登場させたいものですな。「雪風」

>>89馬参将軍 勝手連 準備委員会殿
ご協力感謝いたします。

>>92郭図公則殿
お手並み拝見。

>>93見習忍者殿
なんて涙ぐましい・・・

>>94
ありがとうございます。

>>95情報通殿
そういや夏休み終わったのに、廖衛殿が現れぬなぁ。
前スレが消えてしまったからわからないのだろうか?
廖衛殿、このスレに気付いたら連絡ください。

107 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/07 00:05
>>96占い師殿
ついでにわしをおムコさんにもらってくれる女性が現れるかどうか、占ってくだされ。

>>97選挙”管理”委員
供託金はいくらにしようかな♪
タニノギムレットが引退したし、一気に混沌化した菊花賞にドカーンとぶちこんで・・・
いや、ちゃんと供託金は返しますぞ。馬券が当れば。

>>98
楽しいですね。これぞ選挙。

>>100
キリ番ゲットおめでとうございます。

>>101郭図公則殿
どうした、冷静なおぬしらしくもない。
死んだわしのじいちゃんが「選挙は祭り」と言っていた。楽しまなきゃ損。
候補者はそれどころじゃないだろうが。

>>102馬参将軍 勝手連 準備委員会殿
いろいろと気を遣っていただき、ありがとうございます。
まあ誰に投票するかは、同志らの考えと遊び心に委ねましょう。

108 :漢民日報 ◆WFnCXgeU :02/09/07 00:08
>>104
【訂正とお詫び】
立候補者の能力値の欄で、功績値は逆でした。
訂正してお詫び申し上げます。

109 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/07 00:24
( ̄ー ̄)ニヤリッ私が使用した投票用紙及び選挙ポスターは
水をかけると字が浮かび上がるようになっている。

例1 選挙ポスター
馬参将軍の当選を心より応援しております 馬参後援会長郭図公則

例2 投票用紙
郭図→馬参

と言うわけで馬参将軍に一票♪

110 :廖影:02/09/07 01:00
む…郭図公則さまから書状だと?
(はて…副軍師さまは某を影武者風情がと馬鹿にしている風であったが。一体どのような…。)
…!?
なんと…いやしかしいくら廖衛さまが不在だからといってそのような大それたことを…。
むぅ…燕制圧の暁には某に幽州の裁量を任せていただけると…。
どうしたものか…。

111 :文官B:02/09/07 01:05
副軍師様がご乱心なされた・・・

112 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/07 11:20
>>109郭図公則殿
う〜ん、そうきたか・・・・・・・・・・・・・・。


こういう展開は予想できなんだ。もう少しツッパッるものと期待していたのだが・・・。
まあ仕方ない。
郭図公則の立候補取り消しにより、選挙は中止。馬参を第三軍団長に任命する。


>吾玄殿、馬参殿
配下武将の選定についてだが、まったくの独断と偏見で、今後は一個軍団の武将数は10人から9人(含む軍団長)に減らす。
これは、他勢力の状況を見たところ、1都市に3〜5万程度の兵力しか配していない弱メン状態なので、戦闘に緊迫感を持たせるため。
ということで、いったん第一、第二軍団を解散する。
第二軍団長の吾玄と第三軍団長の馬参は、以下の武将一覧から8人の将を選んでほしい。
わしは残った武将を集めて第一軍を編成する。
前回同様、同志からの引き抜きも可。

ちなみに現在の第一軍と第二軍の参加武将は
第一軍武将→呂砲、希代之、郭図公則、町費、廖衛、馬超、馬騰、馬岱、黄忠
第二軍武将→吾玄、袁奉、張任、甘寧、関平、厳顔、黄権、カイ越、孟達

※プレー再開後の武将変更も可。新たに登用した武将で欲しい者が出てきた時は、その都度要請ヨロ。早い者勝ち。

113 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/07 11:21
※205年1月現在(現在のリプレイは204年7月現在だが、その後2度の戦闘が発生したため、武将数と武将能力に変更あり)

【武力系】
名前(兵数)・武・知:兵法
馬超(14000)100・46:突撃極、車懸5、乱撃3
甘寧(・9500)96・77:奇襲5、突撃4、乱射4、矢嵐3、乱撃1
黄忠(11000)96・56:矢嵐極、火矢5、乱射4、突撃4、槍衾3、
鳳徳(12500)94・63:突撃極、車懸2、乱撃2、
張任(14000)91・79:撹乱極、突撃5、斉射3
楊任(11000)86・52:突撃5、奇襲4、乱撃1、車懸1
関平(11000)86・70:突撃極、槍衾2
公孫賛(・8000)86・65:車懸極、突撃4
厳顔(14000)85・76:乱撃5
馬岱(11000)85・53:突撃5、乱撃3、車懸3
張燕(・9500)84・50:突撃5、
胡車児(11000)82・38:奇襲4、乱撃2、
馬騰(11000)81・50:突撃5、乱撃4、車懸3
呉蘭(11000)81・42:乱射3、突撃2
藩璋(・6500)79・55:突撃4、奇襲4
雷胴(・9500)78・40:斉射3、突撃2
劉セキ(11000)78・57:乱射3
蔡瑁(12500)76・75:乱射4、矢嵐3
張衛(11000)76・36:乱撃3
呉班(・9500)74・49:乱撃3
孟達(・9500)74・79:撹乱5、火矢3
呉懿(11000)73・69:乱撃3、斉射3、突撃2
楊コウ(・9500)73・42:乱撃2
朱然(・9500)72・67:火矢3、矢嵐3、乱射3
馬休(・9500)71・49:突撃5、車懸3
呂岱(・6500)71・49:火矢3、矢嵐1
楊懐(11000)71・53:

114 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/07 11:22
【知力系】
名前(兵数)・武・知:兵法
郭嘉(12500)24・98:奇襲4
法正(11000)56・96:撹乱極、奇襲3、斉射3、火矢2
陸ソン(・6500)67・96:奇襲5、撹乱4、矢嵐4、突撃3、槍衾3
張松(・9500)20・94:撹乱2
華欣(12500)46・92:
カイ越(11000)33・92:奇襲4
楊修(・9500)20・86:奇襲2
黄権(・9500)70・84:撹乱5、斉射3
エン圃(11000)31・81:
王塁(11000)30・81:
鐘遥(12500)53・81:撹乱4
韓遂(18500)69・78:乱撃3
張魯(14000)53・70:奇襲4

【同志】(武力順)
名前(兵数)・武・知:兵法
袁奉(14000)96・67:撹乱極、火矢4
廖衛(12500)92・69:突撃4、撹乱3、乱射2
馬参(15500)91・59:乱撃極、突撃4、車懸1
吾玄(12500)81・71:撹乱極、乱撃3、槍衾2、突撃1
希代(12500)70・99:撹乱5、奇襲2
町費(14000)66・65:撹乱極、突撃1、乱撃1、奇襲1、火矢1
郭図(14000)62・95:突撃5、火矢1

115 :町費 ◆vWPc71kM :02/09/07 12:34
第三軍団長馬超殿に一票と
あれ?選挙はもう終わったのですか
寝過ごしたか…次の評定に遅れたら3度目のためクビか

116 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/07 12:46
>>我が君
>ア「ということは、第四軍が編成されるとしたら、それは呉攻略のため、ということに」
>裴「そうとばかりも言いきれません。例えば、三大巨悪とは別に、袁紹将軍の燕を
>攻めることが同志から上程され、採決された場合、燕を攻める軍団が必要となります」
この放送を聞いた時点から決めていました、目標は既に第四軍・・・
有力な候補がいない以上次に機会があr・・・



郭図公則がテロルにあい負傷しました

117 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/07 13:08
>>115町費殿
ここでボケてどうする!
馬超は候補ちゃうぞ!

>>116郭図公則殿
しまった、そういやそんな放送やってたな。
でも知らんぞ〜、案外次の選挙がある時にゃ町費や袁奉や希代之が立候補して大乱立状態になったりして。
いずれにせよ、黄忠とおぬしのコンビはもう外せんのだ。
思いっきり可愛がってあげてくれ。

118 :馬参将軍 勝手連:02/09/07 16:33
選挙━━━━( ゚Д゚)エッー?!━中━止━━━━━━━━!!!

ま、祭が終わってしまった。し、神聖なるお祭をぼ、冒涜し、しやがってー
カチャ PAM! PAM! (AA省略)

119 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/07 17:32
やること成す事まさに郭図・・・

120 :郭図(華北=東北人):02/09/07 20:39
おいおい、この結末はちょっとおどろいたべ。
際し当たっては、おらの手柄で郭図公則は選挙に落ちたって
本初閣下には報告するべ

121 :吾玄 ◆7KljsyW2 :02/09/07 21:12
まさかこんな結末とは……
とにかく馬叔遠殿。軍団長就任おめでとうございます

>配下武将
巴の太守であったころから共に戦ってきた黄権殿は外せませぬな
同じ蜀出身の厳顔殿・孟達殿・呉懿殿・呉蘭殿・雷胴殿も入れるとして………あと2人か
軍事顧問として張任殿、参謀として荊州よりカイ越殿にお越しいただきたいと思います
あまり能力の高い人間を入れるのは本意ではありませぬが…

あ、あともうひとつ我侭を言うようですが
いざ有事の際には黄権殿を軍師に任命してはいただけないでしょうか
彼とは付き合いも長いですし、私が見るに義に厚く信頼に足る人間です
智謀に優れながら兵の統率にも冴えを見せ、戦の統率者として彼以上の適任者はいません

122 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/07 21:12
>>117
閣下、何故その中に廖衛殿の名が無いのですか!?
嫌い・・・?

123 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/07 22:24
>>122
次の選挙の時までに廖衛将軍が現れるかわからない、ということでしょ。
ということで、廖衛将軍がこのスレを見つけることを祈ってage

124 :希代之 ◆CIwyxq2Y :02/09/07 23:25
唖然・・・。
そして123に同意

125 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/07 23:47
ね、寝技師郭図公則……

126 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/07 23:54
ホント意表を突かれました。
さすがは「啄木鳥」戦法の立案者・・・

127 :馬参 ◆/ffpm.yw :02/09/08 07:48
いやはや、何とも拍子抜けする結末ですな。
しかしまぁ、郭図公則らしいと言うか・・・。

何はともあれ、軍団長の任、馬参謹んで承りまする。
戦略についてでござるが、まずは弘農に出、洛陽へと攻め入ろうかと。
それ以降に関しては、飽くまで本軍は公の第一軍団であり、我が軍は支軍として援軍にでもお使い下さいますよう。
それまでは絶対防衛都市たる洛陽を固守致しましょうぞ。
また、第三軍の武将でござるが、まずはそれがしと同じ秦州人のホウ徳。
後は、少々贅沢でござるが楊任・張魯・張衛・韓遂・鍾ヨウ・張燕・陸遜等をお借りしとうござる。
同志の将も誘おうかと思いましたが、我が軍に居ては殿の許に居るより活躍する機会も少なかろうかと。

>>吾四則殿
ありがとうござる。
これからは同じ軍団長として、共に励む所存にござる。

>>馬参将軍 勝手連殿
いや、何やら色々と世話になった。
呆気無い終わり方ではあったが、お蔭でこの通り軍団長にもなれたゆえ、改めて御礼申し上げたい。

128 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/08 19:54
>>118馬参将軍 勝手連
なに? 郭図公則が暴漢に襲われた?
早速ネタに使わせてもらおう。

>>119>>125>>126
寝業師という表現はぴったりですな。
ここまでみんなの意表を突くなんて、見事としか言いようがありません。

>>120郭図(華北=東北人)殿
おおい、敵方ではあるがおぬし、そんなところでノンビリしててよいのか?
おぬしの君主は死んだぞ。詳しくは以下参照。

>>121吾玄殿
蜀出身者で固めたか。
にしても、呉懿、呉蘭、雷胴とは・・・人選が渋い。

>>122
嫌いじゃないッスよ!
123氏の言った通りです。

>>124希代之殿
ということで、もうしばらく第一軍は希代之殿と郭図公則殿の二軍師体制でいく。
胃が痛いとは思うが、気張ってくれ。

>>127馬参殿
張衛を入れてくるとは、吾玄に劣らず人選が渋い!
馬参殿は北方ファンか?


129 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 19:55
【注意】以下の文は、第三軍団長選挙前にまとめたものであるため、若干話に食い違う所もありますが、ご容赦ください。

※204年7月
ホンットにようやく紫桑制圧が完了した。
難攻不落の赤壁とはいえ、まさかここまで長引くとは思わなかった。
小説風でやったのも長くなった原因なのだが、まだ1年終わっていないんだよな。
5、6年ぐらい進んだような気もするが。
まあ、しばらくはノンビリいこう。

とか言ってるそばから、生きて虜囚の辱めを受けた雑兵1号が駆け込んできた。
雑「と、殿〜ぉ、大変にございますぅ〜!」
どうした、捕虜になっていたくせに前より太って帰って来た雑兵1号よ。
雑「涼の機密事項をペラペラしゃべったので、呉からすっかりごちそう攻めにあって・・・今のは寝言です」
・・・さっさと用件を言え。
雑「孫策領江夏にて戦闘が始まっております!」
江夏? 弱り始めた孫策を曹操が標的に定めたか。溺れた犬を棒で叩く。無常な世だな。
雑「なにトンチンカンなことを! 江夏は曹操領とは接していませんぞ!」
そういやそうだな・・・っておい、ちょっと待て! てことはどの勢力が江夏を攻撃しておるのだ?
雑「襄陽に駐屯する我が軍ですよ! 紫桑の第一軍が増援軍として出撃しています!」

マジで時間が止まった。
紫桑をようやく制圧したはいいが、思いっきりセーブしていないわし。
もし江夏遠征軍が敗れたら・・・いや、最悪負けてもいい、それよりも同志の誰かが捕虜になったら・・・。
その時は再プレーせざるを得んではないか!

130 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 19:56
「パーパラパーパーパー、ジャンジャジャン」
「攻撃側呂砲軍勝利」
え、えがった〜! マジで腰抜けそうになったわい。
朱然とフセンが配下になったが、そんなことより無事に終わったことに心から安堵。
しかし、攻撃軍が進発した襄陽に残った武将は、法正1人、兵1万2000。
敵勢力と隣接した絶対防衛都市のあるべき姿じゃないよ。10月に速攻で第一軍を移動させよう。

紫桑、江夏と相次いで失った孫策にさらなる凶報。寿春の太守・紀霊が曹操方に寝返った。
負ける時ってこんなものかもね。回りも寄ってたかってハイエナのように獲物を狙ってくる。
他山の石として気を付けよう。

※204年10月
華北を領有する燕の盟主・袁紹が死んだ。後継者は長男の袁譚。
まーしかし長生きできんな、袁紹は。謀叛独立する太守がでなかったのがせめてもの慰めだ。

一方、赤壁で輝かしい大勝利を収めた我が軍は、昇進のオンパレード。馬参が三品官に、町費、郭図公則、袁奉が四品官にそれぞれ昇進した。
挙兵から8年。わずか6500の兵しか率いることのできなかったハナタレどもが、ここまで成長したか。
最初から2万の兵を率いることができたわしとしては、自分に追いつこうとしている我が子を見守る父親の気分だね。独身だけど。
雑兵1号「2万率いることができても、戦さで役にたったかは別ですが」
うるちゃい。

長沙の吾玄、張任、甘寧、関平、そして桂陽の厳顔、カイ越、孟達、黄権ら旧第二軍武将を紫桑へ移動。
第二軍は今後、孫策の防衛拠点だったここ紫桑から、孫策領を削り取ってもらうことになる。
襄陽はなんとか劉備の襲撃に間に合った。紫桑の第一軍とわしは襄陽へ移動し、再びわしが第一軍の指揮を執る。
我が軍の敗北条件のひとつは、絶対防衛都市(成都、長安、襄陽、洛陽、建業)の陥落。
千載一遇の機会を逃した凡将・劉備。滅びるのも天命だ。せめてわしが引導を渡してやろう。


131 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 19:56
泣きっ面に鉢の孫策にさらなる痛打。曹操が広州を攻めた。寝返ったばかりの寿春も増援軍を送り、広州はあっさり曹操の支配下に置かれた。
これで孫策の領する都市は5つ。第二軍には孫策だけでなく、曹操の相手もしなければなるかもしれんな。

さあ、あとは年明け→評定・・・とはいきませんでした。
「宛の曹操軍が長安に攻め込みました」
また来おったよ・・・

第二次「長安」防衛戦
武将(兵科) 兵数/武/知(戦法)
鳳徳(象兵)11000/93/63(突撃5、乱撃2、車懸2)
郭嘉(軽歩)10500/24/98(奇襲4)
楊任(軽歩)10000/86/52(突撃5、奇襲4、撹乱1、乱撃1、車懸1)
張燕(象兵)・8500/84/50(突撃4、撹乱2)
馬休(重騎)・8500/71/49(突撃4、車懸3)
鐘ヨウ(軽歩)・7100/53/81(撹乱4、乱撃2)
      計55600

今回は金に多少余裕もあったので、総大将の鳳徳と個人的にお気に入りの張燕を象部隊に、そして車懸を使える馬休を重騎隊にする。
第一次防衛戦より兵が4000多く、さらに象部隊×2部隊・・・ムフッ。
策略は「鼓舞」1つと、一応のたしなみとして「幻術」1つ。できればこれを使わずに勝利を収めたいものだ。

55600vs79000(曹操正規軍は49000)
6部隊vs10部隊
では、第2次「長安」防衛戦スタート。

132 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 19:57
「8万弱、か」
鳳徳が小馬鹿にしたようにつぶやく。それに同調するように、張燕が肯く。
「随分軽く見られたものですな。前は10万前後の敵を退けたというのに・・・軍師殿、これをどう解く?」
長安軍師・郭嘉は、ニヒルな表情を浮かべて答えた。
「張燕殿は白馬陣をご存知か?」
「白馬陣? ああ、北平の公孫賛か。数年前に袁紹に攻め滅ぼされ、野に下っていたようだが」
「その者、現在は魏公の禄を食んでおります」
かつての魏将は、曹操のことを呼び捨てにすることは決してない。しかし、そのことを指摘する武将はここ長安にはいない。
長安を守る武将はすべて、かつて呂砲以外の君主に仕えていた。いわば似た者同士≠セ。
「こたびの敵正規軍に、この者が参陣しています」
「それが? 敗残の将がどうした?」
「張燕殿、我らもかつては敗残の将だったことをお忘れなく」
郭嘉の皮肉に、張燕の表情が引きつる。張燕も公孫賛と同様、袁紹に攻め滅ぼされた一勢力の盟主だった。


133 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 19:58
渋い顔になる張燕をほっといて、郭嘉は言葉を続ける。
「袁紹の圧倒的兵力の前に敗れた公孫賛ですが、その『車懸』は強力です。侮るべきではないかと」
「わしの象部隊も強力だぞ・・・ま、今回は総大将と張燕殿に取られてしまったが」
前の長安防衛戦で象部隊を指揮し、涼軍勝利に貢献した楊任が口を挟む。
楊任は今回は軽歩部隊。やはり、圧倒的攻撃力と防御力を誇る象部隊への未練は、なかなか断ちきれない。
「なんといっても、このわしに戦功1位をもたらしてくれたのだからな」
楊任の言葉に、郭嘉は皮肉で返す。
「さよう、象部隊は非常に強力だ。誰が指揮しても高い戦果を上げられよう」
楊任は目を大きく見開いたが、すぐに「ガハハハ!」と笑い出した。こんな性格の楊任は、あまり敵を作らない。
「公孫賛以外で気になるのは、華欣ですな」
「フン、文官でこの武関を落とせるとでもいうか?」
懲りずにちょっかいを出す楊任に、郭嘉はまたも皮肉を投げかける。
「関を落とすのには難儀をするでしょう。しかし、迎撃に出てきた楊任殿を挑発し、混乱させることは苦もないかと」
「うん、それは確かにその通り」
「おい楊任。納得してどうする」
「しかし、返しようがありませぬ」
楊任の態度に一同は笑った。郭嘉ですら、皮肉とは別の種類の笑みを浮かべている。
「まあ誰が来ようと同じことだ。篭城はせず、迎撃して敵を殲滅する」
気を引き締めるように総大将の鳳徳が言った。
近く、ここ長安で第三軍が発足する。長安守備隊としては、おそらくこれが最後の戦いとなる。
「この中の誰が第三軍に編入されるかわからぬが、全員そろって同じ戦場で戦うことは二度とあるまい。勝って良き思い出としようではないか」
全員、元降将。
長安を守る6人の武将は、同じ秘め事を共有する仲間のような一面もあった。

134 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 19:59
縄で縛り上げられ、数人の魏兵に監視されている男の顔面は蒼白。そして、怒りと屈辱に歪んでいる。
象部隊を率いて戦場に躍り出た張燕。
この男は今、捕虜となって戦いの帰趨をハラハラしながら見守っている。
恐るべき「車懸」の使い手・公孫賛を、馬休が仕留めた。
重騎隊9500と象部隊8500の取り引き。こちらの方が寡兵である以上、とても割に合わない。

最初は快調だった。突出してきた袁ヨウを集中攻撃であっさり仕留めた。
しかし、後続の部隊はそう簡単にはいかなかった。
華欣の「挑発」にまんまと乗ってしまった張燕は、曹操軍部隊に包囲され、公孫賛の「車懸」で大損害を受けた。
これを華欣が計略「混乱」で行動の自由を奪い、さらに敵総大将・曹仁の「槍衾」が大量の象の死体を量産した。
防衛戦のため、「疾風」戦術を仕えない長安軍の足は遅い。効果的な手を打てないまま、かつての君主である張燕は、捕われの身となってしまった。
象部隊を追うように戦場から公孫賛の重騎隊も姿を消したが、まだ曹仁、そして華欣は無傷で残っている。

長安軍師の郭嘉は、董承と胡班、藩璋の集中攻撃の前に、絶望的な戦いを展開していた。
ほかの友軍は、徹底的な「挑発」と「混乱」で楊任をキリキリマイさせている華欣を潰そうと必死だ。
結果的に郭嘉は、敵の3部隊を引き付ける囮のような立場に立っていた。
元々膂力に自信があるわけではない。知力と、ひたむきな鍛練によってようやく戦場でも仕えるようになった「奇襲」戦法が頼りだ。
「しかし、実戦での経験がまだまだということか」
苦々しげに郭嘉。レベル4の「奇襲」で多少は敵兵の数を減じているものの、混乱させるまでには至っていない。計略「混乱」にしても、なぜか今回はまったく効かない。
「なるほど、『奇襲』とはああいう風にやるのか」
混乱には至らないものの、「奇襲」で打撃を与えている郭嘉隊の様子をじっと見ているのは、曹操軍の胡班。
「真似てみるか・・・右翼隊は、中央隊と左翼隊より少し遅れて攻めかかれ! 『奇襲』じゃ!」
胡班ごとき≠フ「奇襲」で大混乱となる郭嘉隊。弱軍≠ニ称される呂砲のさらに二分の一の武力に過ぎない郭嘉隊は、もろくも壊滅した。
前回の防衛戦に引き続き、今回も「幻術」を使う機会はなかった。

135 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 19:59
長安の守将全員が元は呂砲以外の君主に仕えていたわけだが、これは一般の兵士に関しても同様。
今の呂砲軍は、益州、南中、漢中、涼州、荊州、そして長安と、様々な場所から徴兵されてきた兵で構成されている。その数、60万近く。
一方、呂砲が永安で挙兵した時の兵力は1万。これまでの戦闘で戦死した兵も多く、挙兵当時から参戦している兵となると、それこそ数千を数えるのみ。
そういうわけで、長安を守る兵に永安出身の者はいない。大半は地元長安、あるいは涼州から徴兵されてきた者たちだ。
もちろん少ないながらも、それ以外の地から長安の守備に就いている兵も存在する。
元劉璋軍として戦ってきた兵もその一人。彼は現在、楊任の軽歩部隊に編入されている。

初めて長安を訪れた時、その巨大さに圧倒された。
それまでは、故郷の成都こそが中華最大の都と信じて疑わなかったが、その観念は今や霧散している。
董卓の暴政によって荒れた部分もあるが、それでも長安は漢の副都だった。人口そのものよりも、都市としての造りや洗練の度合いが、成都とは比較にならない。
「長安は絶対防衛都市である」
彼の隊長は、よくそう訓示した。
「長安の陥落は、すなわち涼の壊滅を意味する。そのことからも、長安の守備を任されたおまえたちの責任は重大だ」
なぜ長安が陥落したら涼が滅びるのか、彼にはいまいちよくわからなかった。
曹操軍に睨みを利かせる長安は確かに重要な拠点だが、この都市ひとつが敵に奪われたからといって、涼軍全体が瓦解するとはとうてい思えなかった。
隊長もそのへんの理由は知らないらしい。ただ、「長安は絶対防衛都市」とだけ連呼している。
「・・・であるからこそ、長安守備隊は優秀な兵ばかりで構成されておるのだ。長安守備隊に配属されたことを誇りに思い、日頃の訓練に努めよ」


136 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:00
8年前―。
蜀の東にポツンと旗揚げした呂砲とかいう男。当時、その名が兵たちの間で上がることはほとんどなかった。
その名が広まり出した頃には、既に蜀の東の拠点・巴は、呂砲軍に席捲されていた。

成都防衛戦。
彼は蜀公・劉璋の部隊の一員として、呂砲軍を迎え撃った。
こちらに突進してくるのは、馬参、吾玄、袁奉らの部隊。その行軍速度は恐ろしく速い。
「『疾風』か!」
短く叫んだ隊長の声を聞いたかと思うや否や、背後で大騒ぎが始まった。あらかじめ劉璋隊に手配されていた埋伏の毒が寝返ったのだ。
大混乱となった部隊は、呂砲軍の将軍たちの格好の餌食となり、あっという間に全滅してしまった。
劉璋は解放されたが、彼はそれ以来、呂砲軍の兵士として戦っている。二度にわたって行われた倍攻略戦にも参加し、先日までの味方との切り合いも演じた。

今でも時々夢を見る。
すさまじい速度でこちらに突っ込んでくる呂砲軍の夢。
彼の刃で崩れ落ちる、かつての同僚の夢。
いずれの夢を見た後も、全身が汗でぐっしょりと濡れている。

―あの時に比べりゃ、曹魏なんざちょろいもんだ
元劉璋軍兵士はそう考えている。強がりではなかった。
もうじき第三軍が、ここ長安で発足する。彼もまた、第三軍に編入されることになっている。
―早く洛陽の町を見てみたいな。長安よりもさらに大きいっていうじゃないか
第一次長安防衛戦では、苦戦しながらも勝利を収めている(その時彼は、瀕死の重傷を負ったが)。
今回は強力な象部隊が2部隊もいる。敵の数も前より少ない。
勝って当然の戦いであり、第三軍発足の門出を祝う戦いのはずだった。
しかし、実際のところ、長安守備軍は大苦戦を強いられている。
その原因は、彼が所属する楊任隊にあった。
「おのれ、華欣めぇ! 全軍、わしに続けー!」
楊任の叫び声が聞こえる。
―ちょっとやばいんじゃないか、こいつは
一兵士であっても、そんな空気は何となく嗅ぎ取っている。


137 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:01
兵の数が少なく、さらには部隊の数も少ない現状で、守備軍は次第に押され始めている。
もちろん当然の展開だったが、あっという間に張燕の象部隊が全滅したのは誤算だった。
さらに悪いことに、郭嘉の皮肉が予言となって的中している。

華欣の「挑発」→楊任暴走→鐘ヨウが沈静化→華欣の「挑発」→楊任暴走・・・のエンドレス。
時々鐘ヨウの沈静化が失敗すると、華欣はさらに馬休に対しても「挑発」を仕掛けてくる。
楊任が部隊を制御できず、鐘ヨウが沈静化に忙殺されている状況で、敵に打撃を与えることができるのは、鳳徳の象部隊と馬休の重騎隊のみ。
一方、敵は「挑発」専門の華欣を除く7部隊で攻撃を仕掛けてくる。
最初はこちらの方が損害は少なかったが、今や形勢は逆転している。
苦戦の元凶となっている華欣を早く仕留めたい。しかし、董承と張既が邪魔で、華欣を攻撃することができない。
ようやく両部隊を突破し、憎き華欣を殲滅したところで、楊任への沈静化に奔走していた鐘ヨウが捕らえられた。

16ターン経過
12800vs33000(55600vs79000)
3部隊vs6部隊(6部隊vs10部隊)
まだ敵の総大将の曹仁は、ほとんど損害を受けていない。


138 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:02
「総大将! ご無事で何より!」
わずか480の兵を率いるのみとなった楊任が、鳳徳の元へ駆けてきた。
呑気な楊任の口振りに、鳳徳は思わず声を荒げた。
「楊任、おのれは!・・・簡単に引っかかり過ぎじゃ!」
「面目ござらん!」
ペコリと頭を下げる楊任。
まったくこの男は憎めない。鳳徳は怒鳴る気も失せた。
「ったく・・・馬休は?」
「既に指示通りに!」
「そうか。よし、我らもいったん敵をかわすぞ。全軍、それがしに遅れず続け!」
鳳徳の象部隊5600と楊任の軽歩隊480は、「強行」で戦場から離脱、敵の攻撃圏から逃れた。
「楊任、そなたは敵攻撃拠点を占拠せよ」
「えぇ〜、それがしがでござるか? その任は若い馬休に・・・」
「たわけたことを申すな! おのれの兵を数えてみよ! それにホイホイ挑発にかかった罰じゃ!」
「ハハッ、慎んでお受けいたします」
楊任という男に欠点は多いが、その中に「他人を不快にする」というものはない。
ボロボロの状況ながら、楊任は笑みを浮べて東へ―城門とは反対方向へ―走っていく。

「かなりの損害を受けたな・・・さすがは涼軍といったところか」
長安城の城門前に集結した軍勢を見て、曹仁はつぶやいた。
8万近い軍勢を擁していたのに、残った兵は3万少々。
しかし、敵の防衛隊はほとんど無力化させた。特に象部隊を1部隊だけとはいえ、殲滅したのは大きな戦果だ。
「では、仕上げにかかろうか。衝車の組み立てを始めよ!」
攻城兵器衝車≠ェ速やかに組み上げられた。
「『崩壁』!」
さらに命令を下す。
堅固な長安の城壁の一角が崩れた。城内に残った守備兵がこれを修復するまでの間、城門の防御力は低下する。
「かかれー!」
衝車が容赦なく城門に突き刺さり、長安城の城壁は急速にその姿を変えていく。


139 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:02
与えられる城門への損害と、残りの防御力を換算するに、攻撃期限日以内に陥落できるかどうかは微妙な状況だ。
「最後は気合いだ。何としても長安を奪い返すのだ!」
全軍を叱咤激励する曹仁。
敵の守備軍はどこかへ逃げ出した。長安は目の前で無防備な姿をさらしている。これは好機なのだ。
しかし、曹仁は気付いた。攻撃の成果が、わずかずつではあるが、確実に下がっている。
「どうしたことだ! もっとしっかり攻撃せよ!」
顔を赤くして怒る曹仁に、郭嘉捕縛の殊勲者となった胡班が報告した。
「それが将軍、補給が急に少なくなっているのです。満足に飯を食べさせることができず、兵の士気が低下しております」
「補給が少ない? 糧食部隊は何をしているのだ?」
「調べてみます」
いったん曹仁の前から去った胡班は、ほどなく戻ってきた。さっきは狼狽していたが、今度は動揺している。
「将軍! 敵は我らの攻撃拠点を占拠! そのまま糧食部隊を攻撃しております!」
報告に目を吊り上げる曹仁。胡班の報告が意味することは明らかだった。
遁走したと思っていた涼軍。しかし、実際は補給路を押さえ、魏軍が力尽きる時を待っているのだ。
―そういえば・・・前の戦いもこれでやられたのではないか!
曹仁は自分の迂闊さを呪った。
しかし、今さら衝車を分解し、涼の残存部隊に備える余裕はない。
兵の踏ん張りを信じて、ひたすら城門を攻撃するしかなかった。


140 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:03
「かなり腹を減らしているようですな」
惰性で城門攻撃に従事している魏軍を見て、馬休が笑った。魏軍の中には、兵が逃げ出す部隊も出始めている。
「まあ、あまり相手のことを笑えんぞ。戦闘では我らは負けたというべきなのだから」
「戦闘に負けても戦さで勝てばよいのです」
「そんなことはわかっている。わしが言いたいのは、いつわしらもあのような状態になるかわからん、ということだ」
実際、呉の要衝・紫桑を攻めた第一軍は、兵糧不足で敗北の一歩手前まで追いつめられたのだ。
「いかに敗北から戦訓を学ぶか。大事なことはそれだ」
鳳徳の言葉に、馬休は黙って一礼する。
第1次赤壁戦(実際は第2次)での兄・馬超の失態は、馬休も伝え聞いている。
あの敗北によって、馬家の人間が涼の軍団長となる夢は永遠に潰えたのだ。
「そろそろ頃合いかと」
そんな感情を振り払うように、馬休は鳳徳に具申した。それに肯いた総大将は、腹の底から声を絞り出した。
「これより敵衝車部隊を殲滅する! 一兵たりとも逃がすな!」

丘の上から涼軍が現れた。2部隊1万少々だが、曹仁は天を仰いで嘆息した。

「終わりよければ全て良し、と言うではないか」
勝利の報告を聞いた楊任は、そう言って豪快に笑った。
それを見て、世の中にはいろんな将軍がいる、と元劉璋軍兵士は思った。

【登用武将】藩璋、華欣、公孫賛


141 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:04
※205年1月
希代 補修166%
町費 商業140%
馬参 開墾113%
郭図 補修113%
廖衛 治安66%

呉の太史慈がやってきた。
太「我が勢力と呂砲殿の勢力は利害が一致しており、共存が可能です。ついては我が勢力と18カ月の同盟を結んではいただけませんか」
ふ〜ん、同盟ねえ・・・。今のわしらに意味あるかいなぁ。
太「ご承知なら友好の証として、金3000を進呈させていただきます」
おおそうか、やはり持つべきものは盟友じゃな。
希代之「アイヤー、殿! 第二軍は出撃準備を完了しておるのですぞ! 吾玄殿には何と申し開きをされるのですか! 袁奉殿も怒りますぞ!」
冗談じゃい。というわけで太史慈よ。諦めて第二軍の軍靴に踏みしだかれるがよい。
太「呂砲殿ならこの同盟の意味がわかると思ったのですが・・・」

太史慈が帰るや否や、報告が入る。
「紫桑で間者らしき者を捕らえました。どうやら韓当の手の者のようです」
まあ文句は言うまい。乱世なら当然の行為だ。

つーことで、ようやく207年が終了した。
久々の評定に入る。


142 :経過報告 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:05
【武将能力】204年1月→205年1月
年齢  武力      知力     政治      魅力
馬参50 袁奉95→96 希代99    町費97    馬参93→95
呂砲36 廖衛91→92 郭図94→95 郭図96    吾玄82
郭図32 馬参90→91 呂砲75    吾玄65    袁奉81
袁奉30 吾玄80→81 吾玄70→71 廖衛65    廖衛77
希代29 希代70    廖衛69    呂砲65    呂砲73
町費26 町費66    袁奉67    希代60→61 郭図57
廖衛26 郭図62    町費65    袁奉55    町費56
吾玄25 呂砲49→50 馬参59    馬参53    希代56

(兵数・階級)功績・前回順位  名声・前回順位 
@馬参(1.55万・三)16692−@ 馬参18341−
A袁奉(1.40万・四)12282−A 袁奉14793−
B郭図(1.40万・四)12391↑D 郭図14082↑D
C町費(1・40万・四)12304↓B 町費13947↓B
D希代(1.25万・五)10935↑E 吾玄12563↓C
E吾玄(1.25万・五)10793↓C 廖衛12538↑F
F廖衛(1.25万・五)10297−F 希代12334↓E

【戦法レベル】
●突撃 郭図5、馬参4、廖衛3→4、町費1、吾玄1
●乱撃 馬参極、吾玄3、町費1
●槍衾 吾玄2
●車懸 馬参1
●火矢 袁奉4、町費1、郭図1
●乱射 廖衛2
●激流 袁奉4
●撹乱 呂砲極、吾玄極、袁奉極、町費5→極、希代之5、廖衛3
●奇襲 希代之2、町費1
●攻城 馬参1、吾玄1

143 :全体地図 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:05
【205年1月】(C)◆KOEiWSYs
×××××××××××晋陽××××薊×××××××北平××××××××
西涼★┓×××上党┏━━▽━━━━▽━━━━┳━━━━▽━━━▽遼東×
×××┃×××××▽┓×××業β┏━━━┳━▽渤海┏━┛×××××××
×××┃×弘農××┃┗━━━━━▽━┓×┗━━━▽平原××
西平★┫×┏◎━┓┃洛陽××陳留┃×┃┏━━━◎┻━┓×
×××┃×┃××┗◎━━━┳━━◎×┗◎濮陽×済南×┃×
天水┏★×┃長安×┗┓宛┏◎許昌┗━━┫×××┏━◎┛××
××┃┗━B━━━━◎━┛┗┳━━◎━◎小沛×┃×北海
××┃×┏┛××××┣━━━◎━┓礁 ┃┏━━┛     
武都★━★漢中×新野〓×××汝南┗┓×┗◎下丕β     
××××┃┃上庸××┃襄陽××××┃×┏┛×××     ★=呂砲
×倍★━┛┗★━━━@━┓××寿春◎━◎広陵××     @=第一軍(呂砲軍)
××┃×××┃永安┏┛┏★江夏×┏┛×┃××××     A=第二軍(吾玄軍)
××┣━┓×★━┳★━┫┗━┓┏┻━━○┓抹陵×     B=第三軍(馬参軍)
××┃巴★━┛×┃江陵┃柴桑┗○廬江×┃┃×××     ▽=袁譚
成都★━┛×武陵★××A━━━┫×┏━┛┗○呉×     ◎=曹操
××┣★建寧××┣━★┛×××○━┛××┏┛××     ○=孫策
永昌★┃××零陵★×┃長沙××翻陽×××┃×××     〓=劉備
××┃┃××××┗★┛×××××××会稽○×       
三江★┛××××桂陽××××××××××××       

(204年1月→205年1月)
勢力 都市数   武将数   兵力
呂砲 22(+5)/78(+13)/64万(+17万)
曹操 14(+2)/78(+22)/59万(+12万)
袁譚 ・8(+0)/35(-8)/43万(+5万)
孫策 ・5(-4)/39(−18)/27万(−20万)
劉備 ・1(-3)/8(-4)/5万(-8万)

144 :詳細地図 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:07

【魏戦線】205年1月
×××××××××××┃9万7将・××××┃業β9万9将
×××××××××上党▽━━━━━━━━▽━━━━┓
×××××××××××┃××××××××┃××××┃
×××××××××××┃××××××××┃××××┃
×××××3万6将・××┃洛陽5万8将・××┃××××◎6万9将
××┏━━━◎━━━━◎━━┓×××××┃陳留××┃濮陽
長安┃×××弘農×┏━┛××┣━━━━━◎━━━━┫
━━★━┓××××┃××××┃××××6万8将・××┃
6万18将┃××××┃××××┃××××××××××┃
××××┃×××宛┃××許昌┃××××礁×××××┃小沛
××××┗━━━━◎━━━━◎━━┳━━◎━━━━◎1万1将
×××××・5万7将┃×1万1将・××┃×2万1将
×××××××××┃×××××××┃汝南
×××××××××┣━━━━━━━◎━━┓
×××××××××┃×××××6万9将×
×××××6万8将〓新野


【呉戦線】205年1月
××××××××××××┃××××┃
××××××××・5万7将◎━━━━◎5万7将
××××××××××××┃寿春××┃広陵
江夏4万3将・××××××┃××××┃
━★━━━━━━○━━━┻━━━━〇━━━━┓
×┃××××盧江┃4万9将・××建業┃9万13将・┃呉
×┃××××××┃××××××××┃××××〇4万4将
━┻━━┓×××┃×翻陽×××××┃××××┃
・7万10将★━━━┻━━○━━━━━┛××××┃会稽
××××┃紫桑××7万9将××××・×××××〇3万4将


145 :評定 ◆WFnCXgeU :02/09/08 20:08
これまではわしがいくつかの選択肢を示し、多数決でその方針を決めるという形を取ってきたが、基本的にこのやり方を廃止する。
地図を見ればわかるように、戦線が広くなり過ぎて、とても選択肢方式の採決が取れないため。
そこで今後は、な〜んでもいいので上程してほしい。相反する上程でない限り、それに則って行動する。
仮に相反する上程が同数で出た場合。例えば、
「新野を攻めた後は宛攻め」に一票
「新野を攻めた後は汝南攻め」に一票
・・・てな時は、わしが支持する方針を取る。

>>吾玄殿、馬参殿
軍団長は今後、侵攻都市を順番に3つ挙げてほしい。
それに則って軍団は攻略作戦を展開する。
馬参殿は長安から「弘農→洛陽」の線をすでに挙げているが、これにあとひとつ追加ヨロ。
軍団侵攻後、無防備状態となった都市のフォローは君主が行う。

上程の結果、複数の軍団が同一の目標を攻略することになった場合、実際にプレーして早く攻略戦を開始した軍団に優先権が与えられる。
つまり、君主の胸先三寸ということ。

「な〜んでもいいの上程して」と言ったが、この「な〜んでもいい」というのもけっこう難しいと思うので、上程の形を取ったネタ振りでもいいッス。
実はそれが一番難しかったりするかもしれんけど。

なお、わしは明日から4日―1週間ほど、PCも携帯もテレビもコンビニも女も地面もないところへ雲隠れします。
その間、皆々様の闊達な議論を期待します。
レスが数日つかない時は、どなたか時々保守してくださればありがたいです。

146 :町費 ◆vWPc71kM :02/09/08 21:51
新野→宛→許昌
帝を曹操の悪政から救いましょう

新野侵攻後劉備を斬ると悪名が大幅にあがるので行動力が
市場見聞に縛られますが仇敵対策に馬超殿もいるので大耳は斬首しときましょう。




147 :雑兵1号:02/09/08 22:58
これは町費将軍様。
えっ?殿ですか?いえ、その・・・
て、鉄格子のある・・・いや、なんでもありません。

148 :吾玄 ◆7KljsyW2 :02/09/08 23:07
第二軍団としてはこれよりしばらく休戦したいと考えております
衰えたりとはいえ孫呉の水軍は未だ健在
孫家が呉の地を抑えている限り手出しは無用でございましょう
先に来た孫家との同盟、私としては受けていただきたかったのですが……希代之殿にも深い考えがあるのでしょう

149 :見習忍者:02/09/09 02:01
ども〜ポスター剥がしに来ました。
え?選挙もやらないんだったら、始めから貼るなって?
すいません、ちゃんと綺麗にしますんで勘弁して下さい。
え?お礼?
この前タオルあげたじゃないですか、勘弁して下さいよ・・・。


あー、なんで私がこんな目に!
いけない思わずやかん蹴っちゃったよ。

ん?向こうで悲鳴が・・・。

あちゃ〜、誰か伸びてるよ。
幸い誰にもまだ見られてないから早く逃げよう。

しかし、あの服装よく見かける気がするのは気のせいか?

150 :成都のおねぇさん(象部隊):02/09/09 17:54
はぁふぅ……中々手柄立てられないし……綺麗な髪飾り…高いよぉ…

151 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/09 20:08
>>150
第三軍に転任するトカ。地形的には呂公直轄とどちらが有利なのかな?

第一軍が新野→宛と攻略するなら、宛に主力が居る間に第三軍が洛陽を
攻撃するのが良策と存じます。単独の洛陽攻略戦は泣けますが故に……

152 :希代之 ◆CIwyxq2Y :02/09/09 21:09
>>148
ん、それは申し訳ないことを。好戦的な吾玄殿のこと、孫家と同盟などしたら
軍師の私が八つ裂きにされるかと思いましてな。はっはっはっは

153 :袁奉 ◆z0areZMU :02/09/09 21:30
選挙では驚かされましたな・・・・。
何はともあれ馬参殿、軍団長就任、おめでとうございます!
しかし、燕・・・ですか・・・・。いつかは闘わねばならぬのかもしれませぬな・・・・。
これからの進路ですが、長安の兵はむやみに動かさない方がよろしいでしょう。
呉方面は、盧江は占領しておいた方が良いのではないでしょうか?しかし、そこから先の侵攻は難しいでしょうな・・・・。
それと、近いうちに劉備の息の根を止めておいた方が良いのではないでしょうか?そろそろ攻め時かと。

154 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/10 15:18
さすが「雪風」(シツコイ
もうだめぽと思う度に…期待して保全致しまつ。

155 :町費 ◆vWPc71kM :02/09/10 15:52
>>雑兵1号様
そうですか涼公はついに捕まりましたか
涼公に献上しようと持ってきましたが
このおまんじゅうは貴公にあげましょう。

156 :雑兵1号:02/09/10 18:08
>>町費将軍様
やや、おまんじゅうは私の大好物です。
いいんですか?じゃあいただきます。

実は女風呂のぞいたのがバレ・・・いや、いまのは寝言です。

157 :吾玄 ◆7KljsyW2 :02/09/10 18:20
>希代之殿
私が好戦的?私はあくまで「戦嫌い」
そんなことはしませんよ。ハハハ………

>袁奉殿
あいや、盧江を攻めるのは早計に過ぎます
確かに盧江の兵は寡少ですが抹陵・翻陽より大量の増援軍が来ると考えられます
ただでさえ水に不慣れな我が軍。勝つにしろ被害は少なくないでしょう
そのような状態で曹・孫両家と接するのは決して得策ではありませぬ
呉の地を攻略するときは水軍提督袁到越殿のお力を借りたいと考えております
それまで今しばらくお待ちいただけないでしょうか

158 :文官S ◆2getuhmE :02/09/10 18:23
郭図公則将軍は何者かの襲撃にあいましたが無事雪風にたどり着かれました
その道中下手人と思しき者を二名打ち倒したとの剛勇ぶりであります。

そういえば、黄忠将軍が悲鳴を聞いてかけつけたところ右往左往して逃走する
暴漢に衝突したとか、はて?

159 :馬参 ◆/ffpm.yw :02/09/10 23:37
>>袁奉殿
おぉ、ありがとうござる。
確かに袁奉殿の申す通り、長安から軽々しく動くわけにはいくまいな。
しばし様子を見つつ城壁を高くし、兵力を増強してから攻める事になるでござろう。

>>涼公
取り合えず、進路をもう一つ決めろとの事。
ならば三つめは陳留にしようかと思いまする。

それにしても、地図を見る限り、魏は何やら下手に戦力が分散されておりますな。
曹操は本当にやる気があるのか・・・。
もしかすると、本当の敵は燕やも知れませぬな。

160 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/12 15:30
ageます。

161 :廖衛:02/09/12 16:38
>>ALL
パカラッパカラッパカラッ『ヒヒーン!!』
殿ーっ!!ただいま帰り申したーっ!!
(馬に乗って颯爽と参上)
(跪いて)
殿、この廖伯真、殿や七同志、廖影殿に多大なるご迷惑をおかけした事、
心よりお詫び申し上げます。
帰還途中、野盗に襲われ、道に迷い帰還が遅れ申した。
しかし、生涯の主君である殿、情報通殿が言っておったように刎頚の友である、
馬参、旗揚げ当時からの同志である希代之・郭図公則・袁奉・町費・吾玄ら五将、
そして私の影武者を務めてくれた廖影を待たせる訳にいかず、大急ぎで馳せ参じ申した
・・・それと遅れ馳せながら馬参殿、軍団長就任おめでとう御座る。
友として祝福させていただくぞ

では突然で申し訳御座らぬが軍議の案を
まず、襄陽を進発して劉備を早々に叩き潰し、しかる後、江夏に諸将を集結させ、
廬江に全軍で攻め上がるのが良う御座ろう。
時間をかけ、孫賊領の太守を寝返らせる、と言う策も御座る。
曹賊めの戦力が分散している今こそ好機、今動かなければ曹操が袁譚を滅ぼし
曹賊めが手強くなるだけの事、周辺を併合し、しかる後、曹操を叩き潰す
・・・とこれが私の案で御座いますが、諸将はいかがで御座ろう?
それと、劉備の処遇ですが一度登用を試みてはいかがでしょう?
味方につけば、豪傑関羽と張飛も加えられますぞ
ま、応じなければ三人とも斬首すべき、
関羽と張飛に追われるは流石にぞっとしませんからな

162 :町費 ◆vWPc71kM :02/09/12 18:19
おまんじゅうを孟達殿と張魯殿に贈る手配完了と。
さて涼公が釈放される前に急いで野望の高い、
外様武将に根回しを済ませなければ。

163 :吾玄 ◆7KljsyW2 :02/09/12 20:05
おお!廖衛殿!戻られましたか!
まったくご無事でなにより。これでやっと本来の「七同志」に戻りました
ただ影殿がこれからどうなるのか…いささか寂しゅうございますな

>劉備の処遇
私は一貫して「斬首」を主張いたします
未だ弱国だったとき、劉備のせいで永安を放棄することになりました
ここで思い切らなければ亡くなった民にいかに詫びることができましょうか
ただ関羽、この男は民衆の中で神と慕われているとのこと。斬ればいかなる災いが殿の身に降りかかるか……
関羽に限っては釈放も止む無し、と考えております

164 :廖影:02/09/12 20:17
ふぅ…これで某の任務は完了ですな。
廖衛さま、われらが部隊、おおいに鍛えあげましたぞ。
戦での活躍を期待してくだされ。
なお、今後は以前のように廖衛さまの護衛に就く所存。

>みなさま
飛び入り参加という形になりましたが、受け入れていただきありがとうございました。

165 :町費隊兵士:02/09/12 21:13
ヒ〜ック、おう、もっと注げ注げ!今宵はお祝いなのじゃ。
何のお祝いかと?決まっておる、我らが大将が次の軍団長となられるのじゃ。
町費様はすでに、動き始めておられる。
第二軍の孟達様と第三軍の張魯様への取り成しは済んでおるのじゃ。
あとはこの二将がそれぞれの軍団長に、というわけでな。
まあ何にせよ、大将が軍団長となれば、我が隊の士気も高まるというもの。
めでたいことよ。おーい、おかみ、もっと酒を持ってこい!ヒック!

166 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/12 21:35
廖衛さま━キタ━(=゚∀)御━(゚∀゚)━還(∀゚=)━━━━━━━!!!
廖影さま 乙カレー サマデスタ。 帰

167 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/13 18:53
ようやく帰ってまいりました。ムショ暮らし、つらかった。
本日より再開します。


>>146町費殿
上程の端々に町費殿が三国志8を楽しんでいることが伺えて、わしとしても嬉しい。
「このスレ見て三国志8買ったけどスゲーつまんね。金返してください」と言われたら、困ってしまうところだった。

>>147雑兵1号殿
はー・・・
せめて雑兵1号ぐらいは差し入れ持って来てくれるものと思っていたが・・・。
誰も来てくんない・・・(T∀T)

>>148吾玄殿
( ゚Д゚)エッー?! 休戦?!
こりゃまた軍団長選挙の郭図公則に勝るとも劣らぬ意外な展開。
ネタとしてありがたく料理させていただく。
でも、えらく難しい宿題をもらった気分だわ。

>>149見習い忍者殿
後始末ご苦労サマ。
その苦労が次に報われることを祈っている。

>>150成都のおねぇさん(象部隊)
第一軍と第三軍、どっちに入る?

>>151
弘農と宛、両方からの洛陽攻撃ですな。それもらい。

168 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/13 18:54
>>152希代之殿
だよねぇ。そう思うよねぇ。
いずれにせよ、吾玄殿の作中でのキャラは決した。

>>153袁奉殿
オウヨ! 年明けとともに劉備攻めじゃ!
袁奉殿には先鋒を務めてもらうぞ。

>>154
「雪風」大好きのようですな。わしも大好きです。

>>155町費殿
ちょ、町費殿まで・・・しかも饅頭を・・・ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン

>>156雑兵1号殿
たわけ! わしがさようなセコイ犯罪を犯すか!
ストーカー規制法違反じゃ。

>>157吾玄殿
よいぞよいぞ「戦嫌い」。
殺し合いに悩める軍団長というのも非常におもしろい。

>>158文官S ◆2getuhmE殿
そなたの上官も大変じゃのう。
飛び道具でケガしたかと思ったら、今度はヤカンが後頭部に直撃したとな?
安静にするよう伝えてくれ。

>>159馬参殿
第三軍団長が言うように、最前線となる上党、業βに大軍を配置している燕が、実は脅威になっている。
はてさて、どうしましょう・・・。

169 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/13 18:55
>>161廖衛殿
オオオオオー! 帰ってきたか、廖衛殿!
どうなるものやと思っていたが、とにかく帰陣を歓迎する。
今まで夏休みリフレッシュを楽しんできたのだ、これからはドンドン働いてもらうぞ。

>>162町費殿
え? その行動はいったい・・・?
>>165の町費隊兵士殿の会話通りにとらえてよいのか?
それとも・・・はんら・・・ゲホッ! ゲホッ!
いやまさか・・・。

>>163吾玄殿
劉備の処遇については、吾玄殿の言う通り。
ヤツは我らの旗揚げの地・永安を踏みにじり、あまつさえわしのPCを壊した。
絶対に許せん!

>>164廖影殿
本当にご苦労様でした。
とはいえ、これで御退場とあっては余りにも残念。
廖衛殿の副官という立場も良いが、何かの役割・キャラを任せて、スレ立てやスレ活性化等これまでの恩義に報いたいところだ。
しかし、いいキャラが思いつかん。
七同志の諸兄よ、廖影殿の次なるキャラのアイデアヨロ。わしも考える。
廖影殿も何か思いついたら、いつでも復帰してくれ。つーか復帰してください。

170 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/13 18:55
なお、今年の第一軍の侵攻方針については、
町費:新野→宛→許昌
袁奉:劉備攻め
廖衛:新野→江夏移動→廬江
と、新野攻め以降の針路について意見が分れた。
わしの考えは町費殿と同じなので、今年は町費殿の上程意見を第一軍の攻略ルートに据える。
なお、第一軍の宛攻撃に呼応して、馬参の第三軍も弘農攻略を発動する。
次の洛陽攻略戦は、第三軍が主力となり、第一軍は増援軍としてこれを支援する。

【205年方針】
第一軍:新野→宛→許昌
第二軍:休戦
第三軍:弘農→洛陽→陳留

これから久々の引きこもりに入りますが、今日中のUPは難しいかもしんない。
どうぞ気長にお待ちくだされ。


171 :雑兵1号:02/09/13 19:34
殿、面会に行かなくてすみませんでした。
いや〜、なかなか時間がとれなくて、私もこう見えて(略

ところで、久々に殿の陣に加わりますが、
私の活躍をそれなりに期待していてください。

172 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/13 20:16
ヤボ用で襄陽を離れていた呂砲が帰って来た。
ホッと一息ついているところへ、親衛隊長がドカドカとやってくる。
「組長、お勤めご苦労さまでやんす」
「おう、わしのおらん間、魏組と呉組の動きはどないや・・・ってゴルァ! なぜ人格高潔なわしがムショ暮らししなくちゃならんのだ」
「だってPCも携帯もテレビもコンビニも女も地面もないところにいたんでしょ。消去法で刑務所という答えが導き出されます」
「違う! 海の上にいたんじゃい、ここ数日」
「なるほど、遠洋マグロ漁船ですか」
「借金取りにとうとう捕まってな。太平洋の厳しさを思い知ったわい。で、雑兵1号よ、近う寄れ」
「おみやげくださるんですか?」
「うんにゃ、デコピンの刑に処す」
「馬参将軍がお目通りを願っております。私はこれで失礼します」
「待たんかコラ〜!」

「う〜ん・・・」
呂砲は何度もうめき声を上げている。その手にあるのは、人名が記された竹簡。
呂砲と向かい合って座っているのは、このたび第三軍団長に就任した馬参。
「う〜ん」
もう一度うめいて、呂砲はようやく顔を上げた。
「本当にこれで良いのか?」
呂砲の問いに、馬参はいつもの落ち着いた表情で肯く。
「お許しを頂けるのであれば、ぜひとも」
「う〜ん・・・」
竹簡に記されているのは、馬参が第三軍への編入を希望する武将たちの名前だ。
鳳徳、楊任、張魯、張衛、韓遂、鍾ヨウ、張燕、そして・・・
「お気に召しませぬか?」
「いや、そういうわけではない。鳳徳ならそなたの副将として存分に力を発揮しよう。楊任、鐘ヨウ、張燕も長安防衛戦で力のあるところを見せた。張魯と張衛にはなかなか意表を突かれたが、能力も率いることができる兵力もまずまずだ。しかし・・・」
呂砲の目は、最後の一人に注がれている。
陸遜、と書かれている。

173 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/13 20:18
「陸遜は有能だ。将来は優秀な軍師になるとわしも思っている。しかし、だ」
「若く、経験もございませぬ」
「・・・わかって陸遜を推すわけだな」
「御意」
「う〜ん」
またうめく呂砲。
竹簡を手にした呂砲は、ウロウロと室内を歩き回った。
陸遜の能力の高さは、呂砲も十分に承知している。であるからこそ、自ら呉に乗り込み、涼軍に参陣させたのだ。
しかし、まだ九品官。
旗揚げ当初の全員九品官状態でもあるまいし、ほかにも有能な武将がいる中で、まさか陸遜を指名するとは思ってもみなかった。
「郭嘉や法正では駄目なのか? 郭嘉は五品官、法正は六品官。能力においても、格においても、新しい軍団の軍師として申し分ないが」
「殿がそのようにお考えならば、臣下として否やもございませぬ」
「あ〜ちゃうちゃう! そういう意味でなくってだなぁ・・・」
頭を掻いた呂砲は、ドカッと椅子に腰を下ろした。
「確認しておくぞ。弘農はともかくとして、問題は洛陽。函谷関は難攻不落の関だ」
「承知しております」
「しかも、相手は曹軍。6500ごときの部隊など、あっという間に殲滅させられるぞ」
「それも承知しております」
「・・・そこまで承知しているのであれば、口は挟むまい」
呂砲がため息をつくと、馬参は深々と頭を下げた。
「お聞き入れいただき、感謝の言葉もございませぬ」
「礼などよいわ。配下武将を決めるのは軍団長の権利。確認したまでのこと」
「陣容が決まったからには、誓って弘農、洛陽を落としてご覧にいれましょう」
そう言って腰を上げた馬参を、呂砲は慌てて止めた。

174 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/13 20:19
「ちょっと待った、馬参。もうひとつ聞きたいことがある」
「何でございましょう?」
「しつこいようだが、陸遜のことだ」
呂砲は咳払いすると、座り直した馬参の顔を覗き込んだ。
「陸遜の編入はよい。しかし、なぜ陸遜なのか知りたい。九品官の軍師となれば、軍団の中でも軋轢が生じよう。先に言ったように、戦さでろくな働きもできぬまま全滅する可能性もある。それなのに、なぜ陸遜なのだ?」
呂砲の言う「軋轢」は、確かに予想できた。
海千山千の武将らにとって、自分より遥かに下の階級の若造を「軍師殿」と呼ぶのは、少なからぬ抵抗を感じるところだろう。
軍師に選ばれなかった郭嘉や法正にしても、不満を抱く可能性は十分に考えられた。
それらをすべてわかった上での、「第三軍団軍師・陸遜」。
呂砲がその理由を知りたがるのも、当然のことだった。
馬参は椅子の上で姿勢を正すと、静かな口調で応えた。
「今年、それがしは齢五十となり申した」
「ん? それがどうした?」
「殿の挙兵に従って今年で9年目、それがしは常に全力で戦ってまいりました」
「うむ。そなたの『乱撃』には何度も助けられた」
「もったいなきお言葉にございます。それがしはこれからも、殿の理想を現実のものとすべく、戦っていく所存にございました」
「ちょ、ちょっとタンマ!」
「は?」
「『ございました』って思いっきり過去形ではないか! なんかヤな予感がするぞ!」
「どうか最後まで、それがしの存念をお聞きくだされ」
「う、うむ・・・」
落ち着かなく目をキョロつかせる呂砲に、馬参は語り続ける。
「されど、戦場で過ごすこと8年。体力はまだまだ若い武将にも負けぬ自信がございますが、何と申しましょうか、気持ちがついていきませぬ」
「もしかしてモラトリアムか?」
「その言葉の意味は存じませぬが、挙兵の頃のような熱い情熱が、最近になって感じられなくなってまいりました」
「おいおい馬参よ、まさか野に下るとは申すまいな」
「実はそれも考えました」
「お、お〜い!」

175 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/13 20:19
「・・・されど、殿。このままズルズルと奉公していくことが忠義とは、それがしも考えてはおりませぬ」
どっしり座って語る馬参と、モジモジしながら膝を揃えて話を聞いている呂砲。
どちらが君主だかわからない。
「それゆえ、熱き心に接していたい、と思いました。それがしが再びかつての馬参に戻るには、それしかない、と」
「こういうことか?」
話が読めてきたのか、少しホッとした様子で呂砲は質問する。
「野望と能力の高い陸遜をそばに置いて、自分自身にハッパをかけたい、と」
「御意にございます」
思い当たるフシはあった。陸遜が涼軍に入ってまだ1年に満たないが、己の能力に自信のある陸遜は、その若さもあってしばしばほかの武将と衝突していた。
「陸遜は若い頃のそれがしによく似ております」
「エ?! 馬参、昔はあんな風だったのか?!」
「恥ずかしながら」
「想像できん・・・」
「あやつを見ていると、危うさとともに、懐かしさも感じるのです。若かりし頃を思い出し、まだまだ負けてはいられぬ、と自分自身を奮起させることができるのです」
「・・・わかった」
呂砲は自分の膝をパンと叩いた。それならオッケー。全然オッケー。
「いずれにせよ、陸遜は将来の涼を支える人材だ。そなたに預けるからには、おおいに成長することを期待してよいな。能力だけでなく、その人となりについても」
「陸遜だけでなく、それがしももっと成長したいと思っております」
「よい。ヤツはそなたに任せよう」
「ありがたき幸せ」


※ゲームもせんと、とりあえずバーッと書いちゃいました。続きは後日。

>>171雑兵1号殿
捕虜となっている間に肥えたその体、少しは細くせよ。
参陣はそれからじゃ。

176 :無名武将:02/09/13 21:14
あぁ…馬参様かっこいい

177 :町費 ◆vWPc71kM :02/09/13 21:33
私が謀叛?ご冗談は顔だけにして下さい。
帰還のお祝いに和国より伝わる、
『黄金に光るおまんじゅう』と酒などを献上します。

>>町費隊兵士様
ほろ酔い気分で涼公に計画の一端をばらさないで下さい。
それとやかんを持った方にもご注意を。

178 :町費隊兵士:02/09/14 00:44
お、町費様!いよいよ劉備攻めですな!
戦功1位を目指して我らも頑張りますぞ!
はぁ、例の件ですか?
大丈夫です、それがし口だけは固いと昔から評判の男です!
酒が入ると少し饒舌になりますけど。
で、次はどの将軍様に「黄金に光るまんじゅう」をお持ちしましょう?

179 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/14 00:58
>>176
禿胴!馬参スゲーかっこいい!

180 :希代之 ◆CIwyxq2Y :02/09/14 01:13
>>161
おお!ついにご帰還なされましたか!これからまた涼公のもとでともに戦っていきましょう。

181 :成都のおねぇさん(象部隊):02/09/14 03:08
第三軍希望します。
これでとうとう長安に……ふっふっふ……
洛陽で髪飾りを買って見事凱旋するため……ぼこんぼこん。
馬参将軍の為に象ともども全力を尽くしますわ。

182 :馬参 ◆/ffpm.yw :02/09/14 23:51
燕の大軍相手に急造の寄せ集めの衆では厳しく、長くは持ちますまい。
それゆえ、いつか来たる袁家討伐のための第四軍団が発足されるまで、
我が軍が燕への牽制も請け負おうかと存じまするが、如何に。
特に絶対防衛都市の洛陽は、燕との国境に接しておりますゆえ。

また、外交を持って機嫌を取り、必要あらば盟を結ぶのも一つの手でしょうな。

これらの愚見、僭越ながら殿の御意見をお伺いしとうござる。

>>廖衛殿
おお、よくぞ帰って参った。
友としてお主の帰還、まことに嬉しく思う。
これからもまた、共に励もうぞ。

>>廖影殿
お主も今までご苦労でござった。
これからも我が友、廖衛を支えてやってくれぬか?

>>成都のおねぇさん殿
我が軍への参入、心より歓迎しよう。
象に手馴れた貴女の活躍、期待しておるぞ。


そして殿、陸遜の件、ご承知頂きありがとうございまする・・・。
陸遜共々、殿のご期待には必ずや。

183 :雑兵1号:02/09/15 01:03
>>馬参将軍様
成都のおねえさんは、参入ではなく乱入では?ププ

つ、つい口が滑ってしまいました・・・えー、いまのは寝言です。

184 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/16 18:28
>>176>>179
そう言っていただけるとありがたいッス。
今後ボツボツとほかの同志の活躍場面も増やしていくつもりです。

>>177町費殿
ほう、『黄金に光るおまんじゅう』とな。
それはいったい・・・オッ!

( ∀ )(コレハナンデモカエルマンジュウ…!)

いやいやいやいや、ありがたく頂いておくぞ。


>>181成都のおねぇさん殿
雲南出身象部隊兵士、第三軍配属、と。
ところで「ぼこんぼこん」ってなに?
なんかおもしろいんだけど。

>>182馬参殿及び全同志殿
確かに燕との関係を今後どのように持っていくか、いい加減に決めねばならぬ時が来ている。
攻略するか、同盟を結ぶか。
攻略するなら、第三軍ができたばかりだが、第四軍も編成しなければなるまい。

           ★★★Notice★★★
現在プレーは205年4月段階でセーブ中。
いったんプレーを中断し、燕に関する諸将の意見を緊急公募する。ヨロシク。

>>183雑兵1号殿
わしは「乱入」よりも「乱交」が好き。やったことないけど。
・・・・・・・・・これってセクハラか?

185 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/16 18:29
長安へ向かう馬参と陸遜を見送ると、呂砲は七同志以下諸将に呼びかけた。
「それでは新野攻めに取りかかるぞ。希代之、準備は終わっておるな?」
「はい。兵、米の移送も完了。あとは殿のご命令を待つばかりです」
希代之の返事に嬉しそうに肯く呂砲。
ようやく、この時が来た。
挙兵の目的に掲げた三大巨悪の殲滅。そのうちの一人、劉備を滅ぼすのだ。
浮かれ気味の呂砲に、希代之が呼びかける。
「それはそうと殿。本当によろしかったのですか?」
「ん?」
「陸遜を第三軍団の軍師に据えることです」
「馬参が望んだことじゃ。わしにはどうしようもない」
「そんないい加減な・・・法正がブーブー言っておりましたぞ。おそらく長安でも、郭嘉が不平タラタラでしょう」
「わしに言われても困る。馬参がそれで良いと言うのだから、あとはヤツに任せようではないか」
「何といいますか、殿」
「なんじゃ」
「馬参殿の意志を利用して、陣営内を強引に混乱させようとしてません?」
「わかる?」
「一応軍師ですから」
「同志やその他無名兵士らのレスを拡大解釈して話を作るのって、なかなかおもしろいぞ」
「・・・ということは、吾玄殿は」
「ムフフフフフフフ・・・あ、そうだ。町費はおるか?」
「ハハッ。御前に」
「『墨子』をあげる約束だったな。新野攻め前に授けておく。今後は内政は築城を担当するということだな」
「城防御を上げるとともに、知力も上げていこうと存じます」
「そうしてくれ。我が軍はなにかと混乱や挑発に悩まされているからな。沈静化に力を発揮する武将が増えることは力強い。それと大きな声では言えんが・・・『黄金に光るまんじゅう』、うまかったぞ」
呂砲の言葉に、町費はニヤリと笑った。
少なくともそれは、「人の好い内政官」と称された男の笑みではなかった。

186 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/16 18:30
「郭図公則殿はおられませんでしたな」
陸遜が話しかける。馬参は何も答えない。
「やはり、第三軍団長選挙で破れたことが響いているのでございましょうか」
かまわず陸遜。
「これまでの軍団長との確執は有名でしたからな。いまさら軍団長の晴れの出立を見送るというのも、やはり無理ということでしょう」
馬参は無言。
「洛陽を制圧すれば、馬参様が第三軍団長に選ばれた正しさが証明されるでしょう。微力ながら、それがしもお力添えいたします」
陸遜は上機嫌でしゃべり続ける。
正直なところ、自分が第三軍に編入されたと知ったときは驚いた。己の能力に自信はあるが、経験の無さは自覚していた。
だが、馬参は自分を選んでくれた。七同志生え抜きの馬参が、自分を認めているという証拠だ。
かくなる上は、即急に手柄を立て、出世してやる。
襄陽で自分を嫌った武将たち。ヤツらの悔しがる顔が想像できる・・・。
「陸遜」
不意に馬参が口を開いた。
「おぬしはここで待っておれ」
「は・・・はっ」
少し動揺する陸遜を尻目に、馬参は馬の脇腹を蹴り、近くの丘へと駆け上がっていく。
(あれは・・・)
馬参が向かう先を見て、陸遜は首を傾げた。
一人の騎馬武者がいた。
(郭図公則・・・殿)

187 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/16 18:30
「いよいよ出立か」
「いよいよ出立だ」
「これでおぬしの姿を第一軍内で見ることもなくなるわけだ」
「うれしいか?」
「半分うれしい」
「残りの半分は?」
「口惜しさだな」
「やけに素直だな」
「別れの時ぐらい、本音を話してもよかろう」
「賛成だ」

「その頭の包帯はどうした?」
「暴漢に襲われた」
「新野攻めに参加できるのか」
「たいしたことはない」
「不必要に敵を作り過ぎるからだ」
「性格であり、生き方だ。いまさら変えられぬ」

「燕攻めに関して、我が君に具申したそうだな」
「燕と国境を接することになるのは、第三軍だ。今のうちに方針を決めてもらわねば、軍団長として兵の動かしようがない」
「燕を潰すか、あるいは共存するか。おぬしはどう考えておるのだ?」
「存念はしかるべき時に、しかるべき場所で涼公に伝える」
「涼は大陸の半分以上を手中にした。中華統一も夢ではない」
「それはわかる」
「なのに劉備、孫策、そして曹操の首を取っておしまい、というわけにはいくまい」
「それもわかる。だがおぬしの場合、それだけではあるまい」
「その通りだ」
「なぜ、それほどまでに燕の郭図とやらにこだわる?」
「人にはそれぞれ考え方がある、とだけ言っておこう」
「今は本音を話すのではなかったのか?」
「これに関しては別だ」

188 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/16 18:31
「次に会うのは洛陽だな」
「7月、遅くても10月」
「おぬしなら弘農ぐらい落とせるだろう」
「副軍師殿からさような言葉を頂けて光栄だ」
「釘を刺した、ととらえてもらおう。おぬしの行軍が遅れれば、第一軍の計画にも支障をきたす」
「心配無用、と答えておく」
「せっかくいなくなったというのに、夏過ぎにはまたおぬしのむさ苦しい顔を見ることになる」
「わしもおぬしの胡散臭い顔を見ることになる」
「ゾッとする」
「まったくだ」
「健闘を祈っておる」
「本音か?」
「私も『社交辞令』という言葉ぐらいは知っているのだ」

二騎は反対方向に走っていく。
(あの二人にどんな会話が成立しているのだろう)
こちらへ駆けてくる馬参を見ながら、陸遜は思った。

189 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/16 18:32
「第一軍はこれより、新野へ向けての出撃を開始する!」
演台に立った呂砲が、全兵士に向けて宣言した。
「目標は韓公・劉備の首! 手柄を挙げよ!」

「新野」攻略戦
武将(兵科) 兵数/武/知(戦法)
呂砲(軽歩)20000/50/77(撹乱極)
希代(軽歩)12500/70/99(撹乱5、奇襲2)
甘寧(軽歩)・9500/96/77(奇襲5、突撃4、乱撃1)
袁奉(軽歩)14000/96/67(撹乱極)
廖衛(軽歩)12500/92/69(突撃4、撹乱3)
馬岱(軽騎)11000/85/53(突撃5、乱撃3、車懸3)
馬騰(軽騎)11000/81/50(突撃5、乱撃4、車懸3
町費(軽歩)14000/66/70(撹乱極、突撃1、乱撃1、奇襲1)
郭図(軽歩)14000/62/95(突撃5、撹乱3)
    9部隊118500


「襄陽の涼軍、北上を開始いたしました! 間もなく、ここ新野へ到達する見込み!」
物見の報告に、劉備は肯いた。
「それでは関羽、張飛、そして諸将よ。出撃の準備を頼む」
さながら狩りにでも行くかのような口調で劉備。
命令を受けた武将らも、恭しく拱手してその場を去る。
口を開いたのは張飛だけ。その張飛にしても、満面に笑みを浮かべている。
「大兄、韓の意地を見せてやろうぜ!」
劉備は微笑んだ。

8部隊54700。
荊州に覇を誇った韓が、その最後にあたって動員できる精一杯の軍事力。
勝つためでも、生き残るためでもない。
乱世の覇者としての生きざま、そして散りざま。
それを世に示すための戦いに劉備は臨む。

190 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/16 21:42
結構下がってるんであげ。

191 :無名武将:02/09/16 22:05
馬参将軍について郭図公則さまもかっこいい…。
涼公の文章が洗練されてきたと思うのは私だけ?
いや、最初から読みやすい文章でしたが。

192 :成都のおねぇさん(象部隊):02/09/17 00:49
>182 馬参将軍様
はい。精一杯がんばります!
……で、古参の兵隊さんから象に乗せてくれと頼まれたんですが「頭冷やし用」と書かれたこの大量の水って何ですか?

>183 雑兵1号殿
乱入なんてしてないもん!何しろ長安に居ながら迷子になるんで長安娘のところに突撃すらできなぃ罠…(T-T)
長安広いのよぉぉぉ(×-×)

>184 涼公様
あっ、これは雲南なまりで…(///)<なちゅらるにボケておりました(汗)
乱交するんでしたら混ぜてください。長安娘より綺麗に……髪飾りたかいのぉ・・・

193 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:47
>>190
乙です。

>>191
現在のペースですと、完結するまであとひとつかふたつ、スレが必要になるかもしれません。
もっともっと精進して、途中で飽きられないよう頑張ります。

>>192成都のおねぇさん殿
いや、あの、その、だから、乱交ってのは、つまり、なんというか、ジョークというか、まあ、つまんないジョークで、おそらく、はあ、そういうことです。

194 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:48
かなり早い段階で、砦が破壊された。
涼は今回も「疾風」戦術を取っているらしい。
予想通りの展開ではある。ただし、わかったからどうなるという問題でもなかった。
間もなく、12万近い軍勢―迎え撃つ韓軍の2倍以上―が現れるだろう。
戦闘の結果は、火を見るより明らかだ。
「それでは殿、お先に失礼いたします」
カイ良と向朗が劉備にあいさつし、部隊を前進させていく。
「すぐに行くからな! 踏ん張ってくれよ!」
劉備は大声で両部隊に向かって叫んだ。
踏ん張ったところでどうしようもない、ということはわかっていたが、叫ばずにはいられなかった。

「来ました・・・涼軍です」
向朗がささやく。12万の大軍勢を目の当たりにして、少し声が震えている。
カイ良は肯いた。
「よし、手筈通りじゃ。わしが前の部隊を混乱させる。おぬしはありったけの矢を叩き込むのだ。矢を惜しむ必要はないぞ」
「承知しております。しかし、軍師殿」
「なんだ?」
「その後はどうするのです?」
不安そうな表情の向朗。最初から最後まで計画通りに遂行させねば気が済まぬ質の男だ。
絶望的な状況に覚悟は抱きつつも、何らかの心の拠り所がほしいのだろう。
「その後はだな・・・」
そこまで言ったカイ良だったが、質問に答えることはしなかった。森に潜んでいた部隊を突出させる。
(その後は・・・ない。あるわけがない。涼軍に寄ってたかってなぶり殺しに遭うのみよ)

カイ良は廖衛の部隊を混乱させ、これに向朗が矢を放った。
手筈通り。だが、それだけのことだった。
後続部隊が現れる前に、カイ良と向朗の部隊は涼軍に殲滅された。

195 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:49
「ほう・・・いるわいるわ。涼の田舎者どもがわんさかと」
舌なめずりをして張飛。「遠射」戦術をとっている韓軍は、涼軍よりも索敵範囲が広い。
廖衛、郭図公則、袁奉、甘寧の部隊が森の中にいる。南側の平地には、馬騰と馬岱の騎馬隊。
「さて、どれを叩いてやろうか・・・」
もう一度周囲を見渡す。そして、獲物を見つけた。
「どうせ取るなら大将首ってな・・・野郎ども、呂砲の部隊に突撃をかけるぞ! 遅れるな!」
森林を進む呂砲隊。普通なら「突撃」など成功するはずもない地形だ。
しかし、徹底的に鍛練を積み、さらに実戦での経験も豊富な張飛の「突撃」は、場所を選ばない。
「崩せやぁ!」
死兵と化した張飛の重騎隊は、ごっそりと呂砲の部隊を削り取った。
「俺の部隊はよお!」
張飛は叫ぶ。
「中華一なんだよ!」

その中華一≠フ部隊も、ほどなく大混乱に陥る。袁奉の「撹乱」が成功したのだ。
動きを封じられた張飛には、こちらへ殺到する涼軍を睨みつけることしかできなかった。


196 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:49
「左方より馬騰隊!・・・そして右方から馬岱隊! 接近してきます!」
副官の報告に関羽は軽く肯き、命令した。
「陣を集束させろ」
馬騰と馬岱の騎馬隊が、猛烈な勢いでこちらに突っ込んでくる。
関羽はその間合いをはかる。そして
「続けー!」
先頭を切って配下の重歩隊を誘導する関羽。突進してくる馬騰の軽騎隊と正面からぶつかる形となる。
軽騎隊の足は速い。これに正面から関羽隊が突っ込むことで、相対速度はさらに速くなる。
結果、関羽隊に一撃を浴びせられた騎馬兵はほとんどいなかった。関羽は馬騰の「車懸」を鮮やかに交わしたのだ。
「次・・・全隊、右へ!」
関羽の号令一下、部隊は鮮やかな動きで右を向く。今度は馬岱の騎馬隊だ。
「続けー!」
馬岱の「車懸」も交わした関羽隊の前方に、「呂」の軍旗。
「全軍、そのまま走れ! 走り続けろ!」
関羽の叱咤に奮い立つ兵たちは、あっといういう間に呂砲隊の脇腹へと突っ込んだ。
「揃えよ! 槍衾じゃ!」
張飛と同じく死兵となった関羽隊は、浮き足立った呂砲隊に「槍衾」を炸裂させた。呂砲隊は恐慌状態に陥る。

「関羽様、郭図公則です!」
副官が叫ぶ。「郭」の軍旗を掲げた軽歩部隊が、こちらに突っ込んでくる。「突撃」の陣形だ。
「散開しろ! 急げ!」
騎馬隊の時とはうって変わり、関羽隊は大きく散開して郭図公則の「突撃」を交わした。
しかし交わした瞬間、関羽は郭図公則隊の切れ≠ェ増したのを感じた。
(これは・・・・・・極?)
ハッとして振り返る。軍馬にまたがった涼軍武将がいる。武将と関羽の目があった。
その男―おそらく郭図公則―は、関羽に向かってニヤリと笑って見せた。
「次ははずさぬぞ」
男の目は、そう言っている。

197 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:50
「ええい! 関羽が踏ん張っているというのに!」
11000の重騎隊を率いる劉備が、罵り声を上げる。
義弟たちとともに呂砲を攻撃しようとしたが、一撃を与える前に、希代之の「撹乱」で大混乱となっていた。
陣を立て直そうとする劉備隊に、涼軍は容赦なく攻撃を繰り返す。それが部隊の沈静化をさらに困難なものとする。
そして、状況はさらに悪化する。
「張飛様が敵将・袁奉に捕われましてございます!」
伝令からの報告。混乱したまま、一方的に涼軍のなぶられものとなっていた張飛が、ついに力尽きたのだ。
しかし、唇をかむ暇もない。凶報は次々に入ってくる。
「カクシュン様、廖衛に捕われましてございます!」
「韓崇様、町費に捕われましてございます!」
部隊に動揺が増す。
「うろたえるな! 敵の偽報じゃ、惑わされるでない!」
必死で兵たちに向かって叫ぶ劉備だが、彼にとってまことに不幸なことに、それらの報告はすべて事実だった。

8ターン目
101382vs8835(118500vs54700)
9部隊vs3部隊(9部隊vs8部隊)

やがて、劉備の周りに味方の兵はいなくなった。
そのことに気付く余裕もなく、馬上で必死で剣を振り回す劉備。
左肩に1本の矢が突き刺さり、そのまま落馬する。その周囲に、あっという間に兵の山ができた。
「捕らえたか?」
声が聞こえる。
「ハッ、確かに劉備です! 間違いありません!」
「ようし! 敵総大将・劉備は、我ら希代之隊が捕らえた! 全軍、勝鬨を上げよ!」
劉備は、絶望的な想いでその声を聞いている。

198 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:51
「前方より敵! 甘寧です!」
副官の声は枯れている。
「散開!」
この日、関羽は冴えに冴えていた。馬騰、馬岱の「車懸」を交わし、郭図公則、そしてたった今、甘寧の「突撃」も交わした。
それどころか、呂砲隊に「槍衾」を叩き込み、自分たちに突っ込んできたばかりの甘寧隊に「撹乱」をも成功させた。
だが、兵の踏ん張りもここまでだった。
郭図公則隊が再びこちらへ向かってくる。劉jを捕縛したらしい。
これで戦場に残っているのは、関羽隊だけ。
頃合いを見計らい、関羽は三度目の「散開」を命令した。しかし、それに応える力は兵たちに残っていなかった。
レベル極となった郭図公則の「突撃」を皮切りに、関羽隊は次から次へと押し寄せる涼軍の攻撃にさらされた。
関羽を捕らえたのは、甘寧。カイ良、向朗に続き、この戦い3人目の武将捕縛だった。

199 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:51
戦闘終了後、涼軍天幕―。

劉備は肩に深い傷を負っていた。溢れるように血が流れている。
失血のため、意識がもうろうとしてきた。
自分を取り囲んでいる涼軍武将たちも、霞んで見える。
それでも自分の足で踏ん張っていたのは、勢力の盟主としての意地。
劉備は、ようやく手に入れた自分の勢力―韓―を滅ぼした男を睨み付けた。相手の表情を読み取ることはできなかったが。
呂砲―天幕の中央で椅子に腰掛けている―は無言だ。じっと自分を見ているらしい。
やはり失血によるものだろう、無性に眠い。このまま倒れてしまいそうだ。
(早く何かしゃべれ)
心の中で毒突く。足がふらつきかけている。立っているのもつらい。
しゃべれ、呂砲。何でも答えてやる。しゃべることによって・・・眠気も吹き飛ぶ・・・はずだ。
しかし、呂砲は口を開かない。
(何をしている・・・その口は・・・飯を食う以外に・・・使え・・・ぬの・・・か)
目の前が真っ暗になった。しかし、劉備は倒れなかった。立ったまま、気を失っていた。
だから、呂砲が顎をしゃくったのも見えなかった。
兵が自分を引っ立てていくのもわからなかった。
当然、自分が首を斬られる瞬間も関知しえなかった。


韓公・劉備。新野にて没。享年45歳。


200 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:52
「兄者は?」
引っ立てられ、跪かされた関羽の口から最初に出た言葉は、それだった。
すると、椅子に腰掛けていた男が立ち上がり、関羽が入ってきた入り口とは別の出入り口の方へ歩いていく。
そこから外を見ていた男は、やがて関羽の方を向くと、一言告げた。
「今、首が落ちたぞ」

義兄の死。しかし、意外と関羽は冷静だった。冷静な自分に驚いてさえいた。
余りに予想通りの展開だったのだ。
(そういえば、とっくにわしは泣いておったな)
ぼんやりと関羽は思う。
領有都市が新野ひとつだけとなってから。もはや韓の興隆が絶望的な状況となってから。
義兄を助けてやれない自分の不甲斐なさ、そして間もなく訪れるであろう義兄の運命を想い、今回の戦さの数カ月前、関羽は劉備の前で涙を流していたのだ。
(あれで涙も枯れ果てておったか。わしの涙というのも、随分と量が少ないらしい)
関羽に義兄の死を告げた男は、ゆっくりと関羽の前に立った。
上背は意外とあるようだが、痩せている。戦場で膂力を発揮するタイプではないこの男、涼公・呂砲。
ようやくのことで手に入れた自分たちの領土と兵を奪い尽くし、あまつさえ、義兄の命をも奪った男。
「生まれた日は違えども、死す時は同じ日、同じ場所を誓わん」
呂砲はつぶやくように言った。
「うらやましき誓いだ。わしにも志を同じくする7人の同志がいるが、死ぬ時も一緒、とまではいかぬ。いや、そう誓い合おうとも思わぬ。なぜなら・・・」
呂砲は椅子に腰を下ろした。
「志とはつないでいくべきもの、と考えているからだ。わしが死に、それを7人の同志全員が追いかけたら、誰が志を果たす? どのような気高い志であっても、潰えてしまってはただの理想。腐れ儒者どもの言と変わらぬ」
「つまり?」
「つまり」
呂砲は笑った。
「わしに仕えよ。漢朝の復興という点に限れば、おぬしらとわしらの志は同じだ。関平も喜ぶ」

201 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:57
「平は此度は参陣しなかったのか?」
関羽の問いに呂砲は肯く。
「養父の縛り上げられた姿を養子に見せるなど、わしの本意ではない。襄陽にて留守番じゃ。本人は参陣したかったようだが」
「禄を食んだ韓を、自分の手で潰したかったのか・・・」
「本当にそう思っているのなら、お主に関平の養父を名乗る資格はない」
「なんだと?」
「あやつにとって、もはや韓など何の意味も持たぬ。覇気のない勢力など、あの若者にとっては唾棄すべき対象でしかありえぬ」
「黙れ呂砲!」
おとなしく呂砲との会話に応じていた関羽だったが、初めて声を荒げた。
「長く流浪を続けた我ら三兄弟にとって、韓はようやくにも手に入れたかけがえのない土地、かけがえのない住家だったのだ。それを愚弄することは許さぬ!」
赤い顔をさらに赤くさせる関羽。しかし、呂砲は表情も口調も変えない。
「関羽よ、今話しているのは韓のことではない。おぬしの養子のことじゃ。まずは続きを聞け」
「・・・」
「関平が新野攻略戦に参加を望んだ理由。それはおぬしの首を自分の手で切ることだったのだ」
「な・・・に?」
「頑固一徹なおぬしのこと。どうせ劉備のあとを追って『殺せ!』と言い張るに決まっている。ならば、自らの手で養父の首を切り、そして自刎する、とな」
「・・・」
「任官を勧めているくせにこう言うのも何だが、実のところ、おぬしが死のうがどうしようがわしの知ったことではない。だが、関平を失うわけにはいかぬ。やつは涼の大切な武将だ。義兄の志を継ごうともせぬおぬしと引き換えにはできん」
「なるほど・・・おまえにとって、わしなどより平の命の方が大切、というわけか」
「当たり前だ。関平は良将だからな。だから、おぬしがやつをここまで鍛え上げてくれたことには感謝している」
「本当に感謝しているのか?」
「している」
「ならば、ひとつわしの願いを聞いてもらいたい」
「願いにもよるが、まあ言ってみよ」
「わしを呂砲殿の配下に加えていただきたい」
「う〜ん、それはちょっとなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え? 今なんと言った?」

「関羽が呂砲の配下になりました」


202 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/17 01:57
【登用武将】関羽、劉j

戦功上位
1位・甘寧6265
2位・希代4196
3位・郭図2247


>>全同志殿
ようやく我らの旗揚げ目的のひとつである「劉備斬首」が完了した。
で、かなり意外だったのだが、関羽が配下になることをサクッと了承してしまった。
張飛は予想通り任官を拒んだので解放。現在、新野で酒を飲んでいる。

ここで同志に相談。
わしを「仇敵」と見なしている張飛。普通なら登用などできっこないのだが、関羽と義兄弟なので、関羽を使えば登用は可能。
これが他の武将だったら、いちいち相談せずに勝手に決めるのだが、相手が三国志の主役級のひとりの張飛だけに、全員に相談したい。

            「張飛を登用する。否か応か」ご意見ヨロ。

わしとしては、特にいらないかなー、という気もしている。
登用した場合、張飛の階級は最下層の九品官からとなる。
戦場で活躍できるようにするため、戦闘では率先して張飛に戦功を上げさせることになるだろう。
つまり、第一軍所属の同志たちが得られるはずの戦功が、しばらくの間大幅に減る、ということが予想されるのですわい。

>>184の「燕をどうするか」の意見と併せて上程ヨロシク。

203 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 02:05
キ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━タ━━━━━━━━━━━━━━━!!(・∀・)

劉備ィ! そして関羽ぅうっ! もはや叫ぶのみっ!!

(それでも関羽の件、おそらくは呂公の苦心の展開が、ィィッ! です。
そして、渋すぎる郭図公則どの……w)

204 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/17 15:17
呂公の下へ馳せ参じたころはまだ太鼓持ちBだったが、いつの間にやら
最大勢力の副軍師、随分と栄達したものだ・・・
戦闘においても単なる沈静要員から非常時の突撃要員へと進化し
軍団長の座を争うまでになった、時代の変化とは恐ろしい。



さてと、山吹色の御菓子を関羽の従卒に配って回らねば・・・

205 :劉g ◆VeT1GV9o :02/09/17 15:51
涼公様、でしゃばりとは思いつつも応援させていただきます。
いつも楽しみに読ませていただいております。

まずは目標達成おめでとうございます。
劉備は・・・韓公だったのですね。ははは。
首筋が寒い。

206 :廖衛:02/09/17 16:15
殿、廖衛参りまして御座います。

張飛の登用に関してで御座いますが、戦に使うかどうかはともかくとして
関羽の功績を稼がせる為に登用してはいかがで御座いましょう?

>>馬参殿
廖影殿だがやはり私の副将になってもらいたいな

〜燕について〜
難しい問題ですな。
彼等と敵対しては挟撃される可能性がありますし、
かといって同盟を結んでも益は少ないときております

・・・私としてはここは燕と不可侵条約を結び(よーするに同盟)
曹賊めを防ぎつつ、孫賊めをなるだけ速く滅ぼし、
曹賊を滅した後で、燕を服従させる、といった戦略をお勧め致しますが・・・

この戦略には、いかなる速さで孫賊を滅ぼすか、が肝要で御座いますれば、
危うくなる可能性も在りますので、気を付けてご採択下され

207 :吾玄 ◆7KljsyW2 :02/09/17 18:37
>燕
無用の対立は避けるべきです。
これ以上乱世を長引かせることは無益にして有害。
袁紹に不遜の振る舞いがない限り、燕攻略には賛成しかねます。

>張飛
かの劉備とは「死ぬのも共に」とまで誓った仲だとか。
彼がこのまま朽ちる事を望むなら、強いて出仕させるのは酷でしょう。


ところで、殿のお話によれば私が随分いじられる様子。
自分の事ながら、楽しみにしております。

208 :町費 ◆vWPc71kM :02/09/17 19:20
キャラの薄さ返上しようと考えた越後屋というアイデンティティを
副軍師殿に速攻パクられた。
(´-`)oO(今夜は副軍師殿の悪口を肴に黄忠殿と夜明けまで飲もうかな)

>>張飛殿
張飛殿は登用しましょう暗殺が成功したらシャレにならないと思うので
その辺の都市の治安要員には使えると思いますよ。

>>燕
無責任ですが無投票ということで決まったことに従います

個人的要求ですが劉備殿の妻子は私が後見人になって良いですか?
もう斬首したのなら墓くらいは建てさせてくれませんか?

209 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/17 19:38
>>208
==================================
=================/∧ =========/∧
===============/ / λ=======/ / λ
=============/  /  λ====/  /  λ
===========/   /  /λ =/   /  /λ
=========/    / / //λ    / / //λ
=======/            ̄ ̄ ̄      \
=====./                        λ
====/         ( ̄)        ( ̄)    λ
===/           ̄            ̄      λ
===|                            / /|
==|              | ̄ ̄ ̄|       / //|
==|              |    |       /////
===|             /    |     / / ////|
===\           /     |    / / /////
=====\_         | ̄ ̄ ̄ ̄|   / //////__/
========\                   ミ/

このとき、郭図公則がなにを思ったのか、歴史は沈黙している……
 ただ、後に郭図公則が寺社・仏閣板で懺悔していた事だけが後世に伝わるのみである……

210 :見習い忍者:02/09/17 21:14
>209
近頃町費殿の動向が不穏であります。
何やら方々で盛んに金品を送り懐柔しているようです。
閣下支持派も若干切り崩されている有様です。

特に外様の者への攻勢が盛んな模様で、
あの馬超殿は閣下憎しから町費殿親派となっており
他の外様へ積極的な運動を行っている様です。
恐らくは町費殿に協力しつつ返り咲きを狙っているかと思われます。
主流から外れたとは言え、馬一族は外様の中では侮り難い勢力を持っており
十分な注意が必要かと思われます。

町中では、町費殿直参者が元帥布直属の兵であるなどど降れ回っている様子。
このまま放置しておくのは如何なものかと・・・。

211 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/18 00:12
>>203
関羽も張飛も当然任官を拒むものと思って、あらかじめ文章を作っていましたが、関羽の「こうなってはぜひもなし」のセリフでパーになりました。
劉備を殺した敵君主にホイホイ任官する関羽。
その心理背景に整合性持たせられる三国志オタなんているんだろか、とPCの前で悩むこと数時間、お気づきの通り「苦心の展開」になっちゃいました・・・(T∀T)

>>204郭図公則殿
コリャ、物思いにふけっているバヤイか!
燕と張飛、どうするか意見を出さんかい!
それと・・・・・・「山吹色の御菓子」とな。
いやな、わしは甘いモノに目がなくてのう。
甘くなくても全然かまわんけど。

>>205劉g ◆VeT1GV9o殿
抹陵攻略おめでとうございます。
呉の滅亡もカウントダウン開始ですな。うらやましいです。
我が涼の対呉戦線ですが、第二軍団が動いてくれません。
どうも軍団長が女絡みで何かあった・・・おっと、これは軍機でした。
馬謖と楊儀のキャラ。いいですなー!

>>206廖衛殿
>いかなる速さで孫賊を滅ぼすか
その通り。呉征伐を即急に済ませねば、第一軍と第二軍も立ち行かぬ。
もうちょっとしたら、「吾玄」編が始められそうなので、流れが見えてきたらあやつにカツを入れてやってくれ。

>>207吾玄殿
楽しみにしておいてくれ。
それと、怒らないでね。
予定では、吾玄殿は「いじられる」というより「いじめられる」と言った方が正確な仕打ちを受けることになりそうだ。


212 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/18 00:13
>>208町費殿
最近の町費殿の怪しい行動により、今後こんな風にしようかなあ、っていう妄想が湧きつつある。
「町費」編にまで膨らませられるかは、町費殿の今後の動き次第だ。町費隊兵士殿とともに、陣内をかきまわすヨロシ。
で、傷心の劉備婦人の後見人になりたいとな?
ふむ、手厚く世話をすれば、旧劉備勢力の武将たちは町費殿に・・・ふうむ、そうか。
よし、許す。

>>209郭図公則殿
最近領内でも浮屠の教えが広まっているようだが、夜な夜なお参りしている武将がいるとか。
AAは激しくワラタ。
で、早く上程せんかい!

>>210見習い忍者殿
ほう、町費と馬超が接近しているか。
人の好い顔しながら、なかなか活発に動いているようだな、町費は。
第四軍団長選挙・・・あるいは白熱するかもしれんな。



【燕への対応】
廖衛:当面は同盟。魏攻略後に矛先を向ける。
吾玄:同盟
町費:こうもり状態(すまぬ)

【張飛の登用】
登用:廖衛、町費
放置:吾玄

213 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/18 15:22
ふああ、朝か・・・

とりあえず、燕は全力侵攻で攻め滅ぼし張飛は防衛要員Cとして
適当な拠点に配置いたしましょう、仇敵関係は消さなくては。

214 :廖衛:02/09/18 15:40
廖衛参りまして御座います

>もうちょっとしたら、「吾玄」編が始められそうなので、流れが見えてきたらあやつにカツを入れてやってくれ。
はっ。御下命を謹んでお受け致します

呉征伐で御座いますが、二つの援軍はこまりもの。
そこで太守を寝返らせるという手を使い、援軍の数を減らす、これが上策
軍備が整わぬ内に手薄なところを攻め取る、これが中策
取り敢えず何処でも良いから攻める、これが下策で御座います

私程度ではこのぐらいしか浮かびませぬが、殿や諸将はいかがで御座ろう?

215 : :02/09/18 15:44
http://gray.ug-book.com/saki/2002_08/nais_bana/index.html

216 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/18 23:01
>>213
弐番様!15:22っておもいっきし昼です!

>張飛は防衛要員Cとして適当な拠点に
>配置いたしましょう、仇敵関係は消さなくては。

と言う事は涼公殿下に劉備の志を見た(?)関羽と
仇敵に仕える義兄弟の姿に苦悩する張飛のやり取りが見られると?!

217 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/19 07:36
恐らく副軍師様は人脈構築のための宴会や会合に余念がないものと……


218 :袁奉 ◆z0areZMU :02/09/19 17:28
ついに三悪のうちの一人である劉備を倒しましたな・・・・。
この調子で行けば残りの2人も十分倒せることでしょう。
張飛は、やはり登用しておいた方が良いでしょう。
あの者を野放しにしておいては、殿が常に暗殺の危険に晒される上に、他国に登用されるとまたあの武勇に苦労する羽目になるでしょう。
燕は・・・今のところは同盟するのが良いのではないでしょうか?
無駄に敵を作る必要はありますまい。
まずは、曹孫両氏と戦う事が先決です。

219 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/19 18:04
>他国に登用されるとまたあの武勇に苦労する羽目になるでしょう。
(´-`)oO(話的にはそっちの方が面白いと思うんだけどなぁ)

220 :町費 ◆vWPc71kM :02/09/19 19:02
何か勘違いしてませんか涼公?
永安の両親の仇を討てたので私に大耳殿を怨む必要がなくなり
大耳殿の妻と子を厚遇して墓を建てたいなぁと思っただけですよ。

221 :希代之 ◆CIwyxq2Y :02/09/19 19:15
ついに念願の劉備討伐を果たせましたな。あとは孫家の鼻たれ小僧を倒せば中華の
南半分は涼の領地!凄すぎです!
しかし、次の相手は千年に一人の天才と呼ばれるあの曹操・・・。気を引き締めて参りましょう。

それでは上程を。
燕への対応は同盟で。張飛は登用しましょう。

>>208
キャラの薄さだったら某も負けてはおりませぬよ!はっはっはっは・・・

;y=ー( ゚д゚)・∵ターン


222 :吾玄 ◆7KljsyW2 :02/09/19 19:42
え、カツ?
(゚Д゚;)oO(ソンナコトマデ…)

ところで、殿。
あまり関係ないのですが、殿の出身地はどこになるのでしょうか。
少々考えていることがありまして………。

223 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/19 20:50
>少々考えていることがありまして………。
(^∀^)ワクワク
自ら「吾玄篇」狙っておられる

224 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/19 21:27
>>213郭図公則殿
おぬしも不規則な生活を送っているようだな。
言われてみれば確かに、登用した張飛を前線に出す必要はないんだよな。

>>214廖衛殿
上策ができれば最高だろうな。劉璋攻めや馬騰攻めの時みたいに。
ただ、軍団や配下武将が増えてきたこともあって、コマンドが足りないんだよなあ。

>>216
張飛もいじりやすいキャラですからな。
うまく同志たちと絡ませることができればいいのですが。

>>217
【こんな三国志(?)武将は御免こうむる】
199 :無名武将@お腹せっぷく :02/09/19 07:36
酒が入ると泣き上戸になる郭図公則。

>>218袁奉殿
曹操、孫策、劉備の頭骸骨コレクションがもうじきそろう・・・。
あ、今のは寝言じゃ。気にしないでくれ。

>>219
森の中でも「突撃」を成功させる張飛は困り者です。
戦闘に緊張感を持たせるという意味では得難い敵手。
ただ、在野になったので、しばらくは兵を6500しか持てないから・・・。

>>220町費殿
あ、そうだったのか。
てっきりわしは、町費殿が後家好きなのかと・・・ゲフンゲフン。


225 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/19 21:27
>>221希代之殿
済まぬ軍師よ! わしの力が及ばぬばかりに・・・
エ、なに? 長安に敵軍?
もうしばらく馬参編が続きそうだ。

>>222吾玄殿
生まれは倭の肥後の国・・・なんだが、どこでもいいぞ。
吾玄殿のネタになりそうな所に設定してくれ。
できれば洛陽や長安などより、田舎の方がいいが、御任せする。

>>223
わしも楽しみです。わしはいったいどう料理されるのだろう・・・。

【燕への対応】
同盟:廖衛、吾玄、袁奉、希代之の4人
開戦:郭図公則の1人
静観:町費の1人

【張飛の登用】
登用:廖衛、町費、郭図公則、袁奉、希代之の5人
放置:吾玄の1人

燕と張飛への対応が決した。
張飛は登用し、燕とは同盟、または不戦。
よって、当面第四軍の編成は行わないものとする。

226 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/19 21:28
「絶対防衛都市」でありながら、強大な曹魏に接するという危うい状況を2年余りにわたって強いられてきた長安。
その間、魏軍の侵攻を受けること二回。ともに勝利を収めたが、いずれも辛勝だった。
馬参が長安に到着した日は、防御都市だった長安に侵攻軍が発足する日でもある。
馬参を迎えた武将たちの態度は、それぞれの立場によって異なっている。

満面の笑みを浮かべているのは、楊任、張燕、張衛ら、第三軍編入を粋に感じている武将。
無表情なのは、郭嘉、張魯ら、普段から派手な喜怒哀楽とは無縁な武将。
値踏みするような目つきなのは、鳳徳、鐘ヨウら、自分の上司となる男を見極めようとしている武将。
今にも馬参につかみ掛かりそうなのは、公孫賛、馬休ら、腕に自信がありながら、第三軍に編入されなかった武将。
知った顔もあり、初めて見る顔もある。最初に口を開いたのは、知った顔の鳳徳。
「馬参殿の着陣を歓迎いたすとともに、長安太守の座、馬参殿に引き継ぎいたします」
馬参は肯き、その儀式に応えた。
「馬参である。長安太守の座、鳳徳殿より引き継ぐ」
弘農に侵攻するまでの期間限定となる長安太守の誕生だが、馬参は同時に、太守交代よりもはるかに重要な「誕生」を宣言した。
「それがしの長安太守就任は、すなわち、涼第三軍をここ長安で発足させることにほかならぬ。諸将の協力を切に願う」
長安に在籍する武将たちが待ち望んでいた瞬間。防戦一方だった長安で、侵攻軍団「第三軍」誕生。
なんともいえない空気が流れ、数人の武将がため息をついた。

227 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/19 21:29
ただし、全ての武将がその空気を共有していたわけではない。
「軍団長にお伺いいたす!」
声を上げたのは、白い髭に鋭い目の武人。
「ぜひともそれがしの問いにお答え願いたい!」
叫ぶ男―公孫賛―の目は爛々と燃えている。確か馬参より三歳年長のはずだが、十歳は違って見える。
公孫賛が老けて見える、というわけではない。
小さいながら、ひとつの勢力の長として君臨してきた。自分より遥かに強大な袁紹軍と対峙してきた。
その経歴が彩るオーラのようなものは、多少薄くなったにしても、まだ感じることができる。
「伺おう」
馬参が促すと、公孫賛は胸を反らせて言った。
「わしは、こたびの第三軍武将の人選に深い疑念を抱いておる!」
「貴殿の名が第三軍にないことを申しておられるのか?」
「おう、わかっているようじゃの」
ニヤリと笑う公孫賛だが、軍団長と一部将、三品官と八品官の会話ではないな、と誰もが思った。
しかし、そんな空気にはお構いなく、公孫賛は声を張り上げる。
「わしは袁紹に敗れ、流浪の身となっていたところを魏公に拾われた。そして、ここ長安での戦いで鳳徳殿に敗れ、今度は涼公の配下となった」
いきなり自分を貶める公孫賛。伏線のつもりらしい。
「しかし、戦さは時の運! それがしの白馬陣≠ヘまだまだ健在じゃ! 第三軍編成となれば、それを世に示す格好の好機と考えておった! なのに、だ! 編入武将の中にわしの名がないとはどういうことだ! おぬし、わしを敗残の将と侮るか!」
(支離滅裂・・・)
馬参の後ろに控えていた陸遜は、思わず吹き出しそうになった。まったく年寄りという手合いは、わがままか無気力か、ふたつにひとつだ。

228 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/19 21:30
一方、かなり筋の通らぬ追求を受けた馬参は、年長者を敬うように、同時にかつての勢力の長に敬意を表するように答える。
「公孫賛殿の武名はそれがしも聞き及んでおりまする。河北での勇戦しかり、先の長安戦での奮戦しかり。そのたびに『さすがは白馬陣』と感服いたしておりました」
馬参の言葉に、情の深い老将はいとも簡単に相好を崩した。
「あ、いや・・・乱撃の馬参≠ゥらさように言っていただけるとは・・・ヌハハハ、これは愉快じゃ」
(何が「愉快じゃ」だ。謀略戦には絶対に向かないな)
馬参の背後に控える陸遜が、心の中で毒ついた。
ひとしきり喜んでいた公孫賛も、すぐに自分が何を訴えようとしていたか思い出した。咳払いすると、再び詰問口調になった
「ならば、説明してもらおう! さように評価しながら、なぜわしを選ばなかったのだ!」
「これは異なことをおっしゃる。公孫賛殿は、貴殿を保護したことのある魏公との戦いを望まれるのか?」
「・・・うっ」
あくまでも落ち着いた馬参の言葉に、簡単に絶句する公孫賛。馬参は続ける。
「現在涼公は、燕と戦禍を交えるか否かを思慮されておられる。開戦と決まれば、当然第四軍が編成されよう。当地の地理にも詳しい公孫賛殿は、まさに第四軍に必要とされる人材」
「う、うむ・・・燕か。憎き袁紹が死に、燕への関心もなくなっておったが」
公孫賛の勢いは急激にしぼんだ。郭図公則と張り合ってきた馬参にとって、直情型の老将を説き伏せるなどたやすい。

229 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/19 21:31
「それでも、貴殿が少なからぬ恩義を感じている魏公と戦うよりは、はるかにお力を発揮できよう。何より河北の雄≠ニ称された公孫賛殿が参陣すれば、袁譚ごとき戦わずして逃げ出すというもの」
持ち上げられ、理を説かれ、さらに持ち上げられる。公孫賛は上機嫌となり、馬参に非礼を詫びた。
しかし、第三軍に編入されず、不満を抱いていたのは公孫賛だけではない。馬超の弟、馬休もその一人。
「では馬参殿、それがしが第三軍に編入されなかったのは・・・」
馬休が己の存念をぶちまけることができなかったのは、公孫賛から頭をはたかれたため。
「痴れ者が! わしですら見送られたのに、おのれのような青二才が選ばれるか!・・・ああ馬参殿、気になさらずに」
単純明解・公孫賛。馬参は苦笑を浮かべながら、老将に頭を下げた。

燕との開戦は上程による多数決で決まる。第四軍武将の編成は、軍団長の権限だ。
付け加えると、七同志の意見は、当面燕との戦端を開かない方向に傾きかけていた。
もちろん公孫賛の関知しえないところでのやりとりだったが。


230 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/19 21:32
「晴れがましき第三軍発足の日なれど、軍団長に報告したき儀がございます」
低い声を上げたのは、2年にわたって長安軍師を務め、陸遜の到着とともに一部将に降格した男、郭嘉。
「草より報告がござました。宛と弘農の魏軍が出撃準備を進めているとのこと。攻撃目標は長安」
郭嘉の報告に全員が目を剥いた。
「軍師・・・いや、郭嘉殿、それはまことか!」
前長安太守の鳳徳の言葉に、郭嘉は頷く。
「おそらく春先には現れるかと」
「なんということ・・・」
春になれば、第一軍の宛攻略に呼応して、第三軍も弘農に進撃する予定だった。その出鼻をくじく攻撃。
「攻められる前に攻め込もうという魂胆ですな。されど案ずるに及ばず。軽く殲滅して第三軍の初陣を飾るだけのこと」
ここで初めて、陸遜が口を開いた。
しかし、場に流れるのはしらけた空気。九品官の軍師の言葉に感銘を受ける武将はいない。
「おやおや、どうなされたのだ。諸将よ」
挑発するように陸遜。
自分はこいつらと仲良くなるためにここに来たのではない。これぐらいの反発は当然予想している。
「ここ長安は中華屈指の堅城。現に二度にわたって侵攻軍を撃破しているではないか。曹魏など恐るるに足りず。第三軍に編入された誉れを軍団発足の地で飾る。武人として実に名誉なことではないか!」
九品官という最下層でありながら、陸遜の口調は容赦ない。
(わしは九品官の陸遜ではない。軍師の陸遜なのだ)
口調にも、表情にも、そんな気概が溢れている。
もちろん、そんな陸遜に対する武将らの態度は、「友好的」とは見事なまでに対照的なもの。
そんな様子を見ても、馬参は何も言わない。代わりに口を開いたのは、郭嘉だった。


231 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/19 21:32
「陸遜殿はこたびが初陣と聞く。にもかかわらず、戦闘前から敵を呑むその態度はお見事。陸遜殿こそまことの勇者と存ずる」
もちろん本音ではない。郭嘉の口調には、皮肉を通り越した嘲りが含まれている。
「前軍師殿の期待に添うよう、軍師として全力を尽くす次第」
陸遜の口調も、郭嘉に引けを取らない。貴様は軍師の座から引き摺り下ろされた人間。いわば負け犬だ。遠吠えなど痛くもかゆくもない。
しかし、郭嘉は負け犬ではなかった。
「それでは陸遜殿。魏軍を退ける作戦を我らにお示しいただけぬか。貴殿の態度から察するに、さぞや見事な作戦がその脳には詰まっておるのであろう」
「今はない」
悪びれる様子もなく、陸遜。
「それがしはここ長安に、たった今赴任したばかり。地形も知らねば作戦の立てようもあるまい」
「ほう、貴殿は地形も知らずに敵を呑めるか」
「さよう。作戦は我が脳に詰まっているのではない。我が脳が作り出すのだ。3日もあれば、曹魏を壊滅させる手筈を整えよう」
「頼もしき言である」
新旧軍師の舌戦。魏の侵攻を前にした状態ではあったが、武将たちはこれを楽しんでいる。もちろん、全員が郭嘉の味方だ。
「先の二度の防衛戦、我らも全力を尽くしたものの、かろうじて勝利を収めたにすぎぬ。しかし陸遜殿なら、この悪条件を覆す作戦を練られるのであろうな」
「期待していただこう」
「期待しよう。念のため伝えておくが、魏軍は総勢9万以上。一方、長安の守備兵は5万余りだがな」

232 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/19 21:33
「きゅ・・・9万?」
初めて陸遜に動揺の色が浮んだ。つい3カ月前に撃破されたばかりだというのに、魏はそれをあっという間に再建したというのか?
陸遜が強気になった背景には、どうせ侵攻軍は5、6万程度という読みがあった。そして―。
「我が方の兵が5万とはどういうことだ? 第三軍が発足されるというのに、兵を長安に集めていなかったのか!」
取り乱し始める陸遜。軍団が発足するからには、当然兵も配備されているものと思っていた。しかし、現実は5万。
実際のところ、長安守備軍は5万対10万の戦いで魏軍を破っている。しかし、それがギリギリの勝利だったことは、涼の武将全員が知っている。
そんな数的不利の状態で戦ったら、6500の兵しか指揮できない自分など、あっという間に全滅する。仮に勝利を収めたとしても、自分がそんな惨めな姿をさらすなど耐えられなかった。
動揺する陸遜を見つめながら、郭嘉は答えた。
「集めておる。各地から総勢9万の兵をな。ただし、長安に到着するのは、我が方の9万よりも、魏の9万の方が先だ」
「間に合わぬのか?」
馬参が口を開いたが、それすら耳に入らないのか、陸遜は金切り声を上げた。
「だったら行軍を急ぐよう伝えぬか!」
冷静さを失った陸遜を、郭嘉は無視した。馬参の方に体を向け、拱手する。
「事態は急を争そうと考え、軍団長の許しも得ず、すでに使者を出しております。されど、間に合いますまい」
「さようか。なればやむなし。陸遜、必勝の策を期待しておる」
「ぐ・・・軍団長!」
すがるような陸遜を無視し、馬参は元太守の鳳徳の方に顔を向けた。
「しかし、長安独自に間諜を配していたとは知らなかった。これは?」
「はっ、郭嘉が献策し、選抜し、育て上げた者たちにございます。長安の間諜と申すより、郭嘉の間諜とするが正確かと」
「そうか。いずれにせよ、早期に敵の動きを掴んだのは手柄じゃ。涼公にはわしから伝えておこう」
「ありがたき幸せ・・・」
恭しく頭を下げる郭嘉。横目でチラリと陸遜を見る。
陸遜の顔は青白くなっている。


次回「第3次長安防衛戦」!!!・・・・・・・・またかいな。

233 :馬参 ◆/ffpm.yw :02/09/20 01:59
殿、国賊・劉備の処断、まことにおめでとうござる。
我等が悲願の一つを達成出来ましたな。
そして燕への対応が決まった以上は、我が軍も征魏に専念致すとしましょうぞ。

しかし、軍団長として赴任した途端に魏よりのこの歓迎。
守る地は長安、ここを落とされれば終わってしまう。
まさに永安で旗揚げした、後の無い頃の様な初心に帰る気持ちですな。
さればまずこの戦に勝利し、魏軍にはそれがしの第一歩を華々しく飾るための犠牲となって頂こうか。

234 :廖影:02/09/20 12:19
うぅ…どうやら体調を崩してしまったようです。
廖衛さまが戻られて一気に気が抜けてしまったのかもしれませんな。
しばし養生することにします。

そういえば先日、新野の酒場で張飛に会いました。
身分を偽り盃を酌み交わすことしばし、やはり関羽将軍の帰参には相当ショックを受けているようです。
ただ、それだけに彼の心が揺れ動いているのも事実でしょう。

そこで涼公、張飛の登用において使者となるは義兄の関羽将軍になるかとは思いますが
是非それがしもその場に同席させては頂けないでしょうか。
身分を偽りしこと、張飛が知らば怒り狂うやもしれませぬがその時は潔く自決も辞さない覚悟です。
閣下、なにとぞ…。

まずは長安の防衛でしたな。今さらながら「絶対防衛都市」の設定は面白い案ですな。

(´-`)oO(少しはネタフリになりましたか…)


235 :廖衛:02/09/20 16:14
殿、廖衛、参りました

我が忘年の友、馬参殿は長安での引継ぎを上手くこなした様ですな
流石は我が友。

防衛戦に関しては、取り敢えずは後方都市から兵士を移動されてはいかがで御座いましょう
幾ら有能な将軍がいても、兵がいないのでは話になりませんからな

>234
おお、廖影殿、待っておったぞ
・・・しかし風邪とのう・・・養生するが良いぞ。
殿、廖影殿の願い、叶えてやってはいただけませぬか?

236 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:22
>>233馬参殿
いきなりではあるが、わしのポリシーは「聖人君子の武将になんて魅力は感じねえ!」である。
というわけで、今回はちょっぴり「ダーティー馬参」だピョン。

>>234廖影殿
季節の変わり目は特に気を付けられよ。
体が資本である。
で、張飛ネタだが、おもしろそうではないか。
料理しがいのあるネタ謝々。

>>235廖衛殿
後方都市からの兵移動だが、マジで間に合わん。
郭嘉の諜報部隊みたいなものが、三国志8にもあればよかったのだが。

237 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:22
武関は堅固だが、平野には何の遮蔽物もない。数に勝る敵なら、簡単に長安軍を包囲できる。
陸遜が提示した迎撃策は、「篭城」。ただし、馬参の怒号であっさり却下された。
「愚か者が! 涼の戦いは常に正々堂々、正面からぶつかるのみ! 篭城など匹夫の採る策! さような迷い言、二度と口にするな!」
半泣きとなった陸遜は、部隊の装備集めに奔走した。幸い税が入って間もないこともあり、長安の金は潤沢だった。
結果、迎え撃つ第三軍は、象部隊から重騎隊、蛮兵隊と、実に贅沢な陣容となった。

第3次「長安」防衛戦
武将(兵科) 兵数/武/知(戦法)
馬参(重騎)12000/91/59(乱撃極、突撃4、車懸1)
陸遜(象兵)・6500/67/96(奇襲5、撹乱4、突撃3、槍衾3)
鳳徳(重騎)10000/94/63(突撃極、乱撃2、車懸2)
張燕(象兵)・8500/84/50(突撃5、撹乱2)
張衛(蛮兵)10000/76/36(乱撃4、車懸3)
鐘ヨウ(蛮兵)・8200/53/81(撹乱4、乱撃2)
      計55200


238 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:23
馬参は全部隊長を天幕に招集した。
「第三軍の初陣が防衛戦となったことは、天が我らに与えられた吉兆である。なぜなら」
第三軍配下8人中、今回の戦闘に加わる5人の部隊長を前にして、馬参は告げた。
「戦闘後、速やかに勝利を祝うことができるからである。軍団発祥の地・長安で」
馬参の訓示に、楊任が声を上げて笑った。鳳徳らもニヤリと笑みを浮かべる。2年にわたって長安を守り続けてきた武将たちは、さすがに余裕がある。
馬参は、その中で唯一余裕のない男―もちろん陸遜―に声をかけた。
「そなたは騎馬でもって、敵情を探ってまいれ」
斥候の仕事を押し付けられ、明らかに不満顔となった陸遜だが、軍団長の命令には逆らえない。
「軍師殿、しっかり偵察されるがよい。震えて落馬するでないぞ」
陸遜の背中に意地悪な言葉をぶつけるのは、張衛。他の武将も嘲りの笑い声を上げる。
陸遜はキッと張衛らを睨んだが、「早く行け」という馬参の言葉に、渋々天幕から出ていった。
陸遜がいなくなったところで、馬参は残った武将を見渡し、言った。
「さて・・・実はおぬしらに頼みがあるのだが」

天幕の入り口を警護していた番兵は、天幕から突如として上がった怒鳴り声に仰天した。
怒鳴り声は、一人だけのものではない。2人、いや少なくとも3人。
中を覗く誘惑にかられた兵だったが、その行為に伴う結果を考え、番兵としての義務を全うすることにした。


239 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:24
55200vs90900(魏正規軍は58000)
6部隊vs10部隊

敵総大将・曹仁、重歩隊15200。突出してきた司馬朗を攻撃していた馬参隊は、真横からこの猛将の「槍衾」を食らった。
「ヒ・・・ヒィ!」
2000以上の重騎を一瞬になぎ倒す威力に、恐慌にかられた兵が出る。勇猛でなる馬参隊とはいえ、すべての兵が勇猛というわけではない。
しかし、たった一人の恐慌が、全部隊に伝播することもある。馬参はその兵を素早く切り捨てた。
「わしに斬り殺されたい者はうろたえよ! そうでない者はうろたえるな!」
総大将の気迫に、馬参隊はかろうじて統制を保った。
(曹仁め・・・やるわ)
もしも軽騎隊だったら、これ程度の損害ではすまなかっただろう。こいつに好き勝手にやらせれば、兵がいくらあっても足りない。
だが、陸遜を除く第三軍武将は、いずれも歴戦の者たちばかりだった。
勢い付く曹仁隊に、かつての魏将・鐘ヨウが襲い掛かる。鮮やかな鐘ヨウの「撹乱」で、曹仁隊は統制を失った。
「鐘ヨウ、助かる!」
「何のこれしき・・・曹仁は手筈通りで?」
「うむ。ほっておけ」
「承知!」
大混乱となっている曹仁隊を放置し、第三軍は司馬朗隊への攻撃を一層強める。

ただでさえ手強い重歩15200。曹仁のような武将が率いていれば、なおのこと殲滅には時間がかかる。たとえ、混乱状態に陥っていようとも。
こちらは寡兵。曹仁だけに掛かりきりになっている間、他の敵部隊の攻撃を五月雨式に受ければ、深刻な事態に陥る。
手強い敵は「撹乱」で無力化し、その間に組し易い敵部隊を集中攻撃で殲滅、敵部隊の数を減ずる。その繰り返し。
寡兵が大兵に対抗するには、それが一番効果的だ。

240 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:24
重騎隊を率いて戦場を疾駆する鳳徳は、わずか200にまで討ち減らされた司馬朗隊を視認した。戦功獲得の格好のカモだ。
(よだれが出そうだな。まったく)
南側に袁ヨウの部隊が見える。数はさほど多くない。鳳徳は自分の部隊を、袁ヨウの方へと向けた。
ほどなく、背後から歓声が上がった。振り返ると、陸遜隊の象兵隊が司馬朗を捕らえたところだった。
(この借りは高く付くと思うが・・・どうするおつもりかな、軍団長殿)
鳳徳は胸の中でつぶやいた。

張衛の三連続の「乱撃」が、正確に袁ヨウ隊を捕らえた。
「どうだ、馬参! 乱撃は貴様だけの得意技ではないのだ!」
近くに馬参がいないのをいいことに、言いたい放題の張衛。
袁ヨウ隊はまだ残っているが、あと一撃で全滅するだろう。しかし・・・。
張衛が馬参を呼び捨てにするのは、新しい上司をまだ認めていないからであると同時に、これ以上あの獲物を攻撃できないから。
「まったく、何が悲しくてあんな・・・うぉっ!」
息絶え絶えの袁ヨウ隊が、最後の攻撃を仕掛けてきた。
「しゃらくさい! 返り討ちにいたせ!」
張衛の反撃で、袁ヨウ隊は壊滅した。
「まあこれは・・・仕方がないだろう。反撃せぬわけにはいかぬしな」
張衛はうそぶいた。

同じころ、張燕も全滅寸前の韓徳を返り討ちにしていた。
張燕もまた、「反撃するなとは命令されていない」と涼しい顔をしている。

241 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:25
鐘ヨウ隊が目覚しい活躍を見せている。
敵総大将・曹仁を皮切りに、董承、張既、公孫康と、次々に曹魏軍を「撹乱」で無力化していく。
鐘ヨウの「撹乱」で混乱状態となった部隊は、たちまち涼軍の集中攻撃の的となる。その間、鐘ヨウはほかの魏部隊に「撹乱」を炸裂させる。
「こたびはなかなか調子がいいな」
目を細めて鐘ヨウ。
「戦功につながらないのが残念だが・・・」
鐘ヨウの鬼神の働きで、魏軍はまともに動ける部隊が極端に減っていた。
沈静化に期待できる魏将は、司馬朗に董承、張既、楽進といったところだが、司馬朗はすでに戦場になく、董承と張既は自分自身が混乱状態にあり、楽進は涼軍部隊との戦闘に手いっぱい。
結果、大混乱となった魏軍部隊が戦場のいたる所で右往左往している。
周囲に目を配っていた鐘ヨウの副官が叫んだ。
「董承が部隊を立て直したようです!」
「やれやれ、もう少しおとなしくしていれば良いものを」
鐘ヨウは部隊をとって返し、再び董承を「撹乱」で黙らせた。
「今度は曹仁!」
「そいつはまずいな。全軍、続け!」
今日の鐘ヨウの「撹乱」は冴え渡っている。曹仁はまたも、部隊の自由を失った。

14ターン目
20480vs25500(55200vs90900)
6部隊vs6部隊(6部隊vs11部隊)

奇蹟的とも言える鐘ヨウの「撹乱」の成功率と、徹底した弱敵潰し。そして、防御力に優れた象隊、重騎隊、蛮兵隊。
三度目の長安防衛戦にして、涼軍は初めて終始優勢に戦いを展開している。
もちろん、損害は多い。
鳳徳隊は残り1700。張衛隊は残り2200。ほかの隊も、戦闘前の半分以下にまで減っている。
その中にあって、わずか1000余りの死傷者しか出ていない部隊がある。
陸遜の象部隊だった。


242 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:26
「第三軍の初陣をかくも輝かしき勝利で飾れたのは、ひとえに諸将の働きによるもの。この馬参、心から礼を言いたい」
さすがに馬参の表情も、笑みで崩れている。
これまでの長安防衛戦は、攻撃拠点を占拠し、敵の士気が下がったところを攻めるという戦法で勝利を得ていた。ただし、このやり方は大きな負も伴う。
それまでに捕縛される味方武将も多く、城壁のみならず、畑や町もかなりの被害を受けるのだ。
しかし、今回は違う。魏軍に城壁を攻撃することを許さず、敵に捕らえられた武将もゼロ。
まさに第三軍の門出を祝う勝利。完勝だった。
礼を告げられた武将たちも、満足気な表情を浮かべている。
俺たちは強い。どの武将もその自信に溢れている。
これからは侵攻に継ぐ侵攻ということになるが、今回の勝利で得た自信は、その大きな活力となるだろう。
やがて、論功行賞が始まった。

「全員が死力を尽くし、勝ち取った勝利である。できることなら、等しくその功績を称えたいところだが、軍団長たるもの、論功を定めるは義務である」
口調を厳かなものに変えて、馬参。
「よって、涼公の代理として、ここに戦功を定める」
馬参の言葉に、武将たちの間に醸造されていた一体感が一瞬にして消えた。
戦さ自体は真剣な命のやりとりだった。しかし、この論功行賞は茶番。最初から決まっていたもの・・・。
張衛が「フン」と横を向いた。
「おい、張衛・・・」
さすがに鳳徳がたしなめる。

一方、6人もの敵将を捕らえた陸遜は、張衛などには目もくれない。ウズウズしている自分を懸命になだめている。
しかし、馬参が第一位に上げたのは、意外な人物だった。
「こたびの戦功第一位、鐘ヨウ!」


243 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:26
張衛も、鳳徳も、そして名を呼ばれた鐘ヨウも、目を丸くしている。
陸遜に至っては、口をポカンと開けて言葉を失っている。
馬参の声は続く。
「第二位、陸遜! 第三位、張衛! 戦功上位は以上である。軍律通り、戦功順位に準拠した額の金を全員に授与する。兵らにも慰労の言葉をかけてやるように」
「ぐ・・・軍団長」
鐘ヨウがようやく口を開いた。
「それがしが・・・戦功一位でござるか?」
「こたびのおぬしの戦い振り、まるで第二軍団長の吾玄殿を見ているようであった。おぬしこそ戦功一位にふさわしい。それとも不満か?」
「いや、滅相もない・・・しかしそれがしは、ただの一人も敵将を捕らえておりませぬが」
「そ、そうです!」
高い声を張り上げたのは、陸遜。狼狽している鐘ヨウに対し、こちらは憤りで目を血走らせている。
「それがしは曹仁を含む6人もの敵将を捕らえたのですぞ! 戦功一位は当然それがしのものでございましょう!」
「確かに陸遜は良くやった。初陣であれだけの戦果を上げるとは大したもの」
馬参は肯いてみせた。しかし、己の決定を撤回することはなかった。
「とはいえ、おぬしが戦果を上げられたのも、鐘ヨウの見事な『撹乱』に負うところが大きい。いや、そもそもこたびの勝利は、鐘ヨウの存在なくしてはありえなかった。鐘ヨウは部隊長としてのおぬしを助け、軍師としてのおぬしを救った。礼を申すが良い」
それだけ告げた馬参は、「解散」と発して天幕から去った。
取り残された陸遜は、呆然と立ち尽くす。
「鐘ヨウ殿、おめでとう」
鳳徳の声が聞こえる。
「いや・・・それがしが戦功一位などと・・・」
「何を申す。おぬしの活躍は我らも認めておる。そして軍団長も認めてくれた。ちゃんと見るべき所は見ている、ということだな」
「まったくだ。理不尽な論功になるものとばかり思っていたが、いやいやあの軍団長、なかなかやってくれる」
「戦功三位になった途端、これだ。現金なものだな、張衛」
「五斗米道の教えは現実的なものにて」
笑い声が上がった。陸遜にあてつけるような笑い声でもあった。
それでも陸遜は動かなかった。いや、動けなかった。


244 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:26
今回の戦闘で象部隊を率いたのは、張燕と陸遜。この編成に、象部隊兵士たちは不安と不満でいっぱいだった。
張燕は前の戦いでも象部隊を指揮したが、この時はろくに戦果を上げぬまま魏軍に捕われている。
陸遜に至っては、これが初陣の九品官。敵軍がこちらの約二倍である以上、いかに打たれ強い象部隊とはいえ、わずか6500程度の部隊が生き残れるとは思えなかった。
しかし、戦闘を終え、食後の一服を楽しんでいる兵たちの表情は明るい。
予想に反し、あれだけの大戦果を上げたのだから、それも当然だった。
「うぷぷ・・・ねぇ、ご褒美どのくらい出ると思う?」
女兵士が同僚に話しかける。
「そりゃ6部隊も潰したんだ。見たこともない量の金が積み上げられるかもしれんぞ」
「だよね。うぷぷぷぷ」
幸せな想像に浸っている兵たちのもとへ、褒美を持った士長が現れた。
「褒美を配る。全員並べ!」
「そら来た!」
嬉々として立ち上がった女兵士は、他の兵士をなぎ払いながら一番前に並び、両手を出した。
「ほらよ」
面白くなさそうな表情の士長が、女兵士に袋を渡す。小さな袋だった。
「ん? 何よこれ?」
「褒美に決まってるだろ。ほら、どきな。後ろがつかえている」
士長の言葉に耳を傾けず、女兵士は急いで袋を開けた。
中には、確かに金が入っていた。ただし、想像していた量よりもはるかに少ない。
「ちょ、ちょっと士長! これってどういうこと? なんでたったこれだけなのよ!」
「知るかよ。言っとくが俺はネコババなんてしてないからな」
「ふざけないでよ! あれだけ手柄を立てたのに、こんなに少ないなんておかしいじゃない!」
食って掛かる女兵士だったが、士長の怒鳴り声は声量、勢いともに女兵士を上回っていた。
「やかましい! 俺だって頭に来てんだよ! 文句があるなら軍団長に言え!」
「ぐ、軍団長にって・・・あたしなんかが話しかけられるわけないよぉ」
「知ったことか! とにかく褒美はこれだけ! あっち行け!」
「そ、そんな・・・・・・ふぇぇぇぇん、これじゃ全然足りないよぅ」
髪飾りへの道は遠い。


245 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:27
将校が出入りするような店ではなかった。わずかな俸給の兵たちが、生き延びることができた喜びをささやかにかみしめる、粗末な酒楼。
その一隅を一人の若者が陣取り、わめき散らしている。
兵たちはそれを単なる泥酔者として、相手にしない。いくら人望がないとはいえ、軍師にからまれては後々面倒なことになる。
「一回の戦闘で6部隊を殲滅・・・こんな大功を上げた者がこれまでおるか!」
盃をあおりながらわめいているのは、第三軍軍師・陸遜。卓上には、空になった酒壷が何本も転がっている。
「それがいるわけだ。何をかくそう、このわし。陸伯言じゃ! そして戦功序列は二位・・・ハハハ、誰か、この哀れな男の盃を受ける者はおらんのか!」
低い、しかし酒楼内に響く声がした。
「隴西の馬叔遠がお受けいたそう」
一瞬にして、店内は水を打ったように静まり返った。軍団長がこんな店に現れたことに、皆仰天している。
立ち飲みしている兵を押しのけながら、馬参は陸遜と対座した。
目を見開いていた陸遜だが、既にかなりの酒が入っているらしい。なめつけるような目つきで馬参を睨み付け、やがて、弾かれたように笑い出した。
馬参は黙って陸遜の手から盃を奪うと、一息に飲み干した。
そして、盃を卓上に置き、陸遜を張り飛ばした。


246 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:28
酒楼の外の小川に、陸遜は頭を浸している。やがて、フーっと息をついて顔を上げた。
「どうじゃ?」
馬参の声に、弱々しいながらちゃんと答える。
「かなり楽になりました。少し、頭の奥がフラフラしておりますが」
「馬鹿め、安い酒を浴びるからじゃ」
「いえ、酒というよりは、軍団長からいただいた一撃によるものかと」
馬参は笑った。軽口を言えるようなら、もう大丈夫だ。
そこから沈黙が流れる。
二人はしばし、夜の小川を見つめていた。
沈黙を破ったのは、陸遜。ふらつきながら立ち上がると、馬参に深々と拱手した。
「鐘ヨウ殿から聞きました。軍団長が戦闘前、それがしに経験を積ませるよう諸将に頭を下げられた、と」
「・・・・・・」
「それがしは軍師失格にございます。初陣の若造が、あんな戦火を上げられるはずがないのに、鐘ヨウ殿に言われるまで、まったく気付きませんでした」
「鐘ヨウは何と?」
「軍団長の配慮をどのように受け止めるか。それによって、それがしの今後は決まる、と」
「そうか」
「ご心配をおかけいたしました」
「気にするな。次に活かせば何も言わぬ。今度は自分の力で、戦功一位を目指すことだ」
「もとより、そのつもりにございます」


247 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:29
「陸遜よ」
「はい」
「男は強くならなければならぬ。膂力の話ではない。心の持ちようのことだ」
「はい」
「誰かに支えられている。そして誰かを支えている。その上で、自分自身と向かい合う。これができねば、強くはなれぬ」
「はい」
「鳳徳らともっと話をしろ。理解し合え。わしは口下手ゆえうまく言えぬが、それができれば、おぬしは涼のみならず、中華全土に名の響く男となれよう」
「・・・心します」
「今宵は帰って寝ろ。明日の評定には定刻通りに出仕せよ。弘農攻略について話し合う」
「承知しました。では」
おぼつかない足取りで歩いていく陸遜。
馬参はその背中に声をかけた。
「こたびの戦闘の報告書を、明日涼公のもとへ送る。おぬしのことも書いてある」
振り返った陸遜は、怪訝そうな顔をした。
「一月もすれば、涼公から返書が届こう。その時、おぬしは七品官になる」
「な・・・七品官! それがしが!」
兵6500の九品官から兵9500の七品官へ、二階級特進。
第三軍の中ではまだまだ低い階級だが、戦闘で十分な戦力を預かることができる。
陸遜は、立ち去る馬参の背中に、深い感謝の意を込めて再び拱手した。
拱手を受けた馬参は、上手くいく時はすべからく上手くいくものだ、と含み笑いを浮かべている。
夜道を歩きながら、馬参は第三軍を完全に掌握した充実感を楽しんでいた。


>>★のやりとりは、「私設三国志 天の華・地の風」の趙雲と諸葛喬の会話をパクったものであり、それがしのオリジナルでないことを明記いたします。

248 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:30
>>247
★は>>245です。

249 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:37
>>241の次は以下の文です。入力できてなかった・・・

「きゃああああああ! これってどうなってんのよお!」
雲南出身・象部隊女兵士の悲鳴は、文字通りの「うれしい悲鳴」。
「これで何部隊目?!」
隣りで象を操る同僚に怒鳴る。
「そうだなっ・・・3・・・いや、4部隊はやってるぞ!」
「きゃああああああ!」
再び女兵士の絶叫。
「髪飾りが買えるかも!」

女兵士以上に興奮しているのは、軍師にして部隊長の陸遜。
司馬朗、公孫康、楽進、張既ら、名だたる武将を次々に捕らえているのだ。これで興奮しない方がおかしい。
なんという僥倖。移動するたびに、目の前に全滅寸前の敵部隊が現れる。見つけたら部隊を突っ込ませるだけ。
「前方に敵! あれも寡兵です!」
副官が叫ぶ。前の防衛戦で、郭嘉捕縛に功のあった胡班が、わずかな供に守られて戦場を離脱しようとしてる。
「逃がすな! 押しつぶせ!」
陸遜の号令一下、哀れな胡班は一瞬にして象部隊に飲み込まれた。
「次は!・・・次はどいつじゃ!」
完全に正気を失った目が捕らえたのは、配下が1000弱にまで減り、いまなお大混乱の極致にある曹仁。敵の総大将。
「突っ込め、突っ込め、突っ込めー!」

「ぎゃああああああああ!」
女兵士の絶叫が響く。
「これで髪飾りが買えるぅぅぅぅぅ!」
曹仁の捕縛とともに、第3次長安防衛戦は終了した。


【登用武将】公孫康、袁ヨウ、韓浩


250 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/22 13:41
さらにさらに>>244の次に以下の文です。なんか今回PCの調子最悪・・・

「・・・第三軍発足の裁可を得、将兵の士気、天を突くものの如し。長安を侵し魏賊、我らの士気に敵うべくもなし」
夜、馬参は筆を握り、呂砲への報告書をしたためている。
これまでのところ、事態は馬参の見込み通りに進んでいる。おかげで筆も軽かった。

七同志がひとりもいない第三軍。所属武将は、2年にわたって単独で長安を守ってきた、一癖も二癖もある連中ばかり。
主力軍からやってきた呂砲軍生え抜きの馬参に対し、従順な態度を取らないことも十分にあり得た。
それは、軍団の運営を困難なものとする。いや、馬参の面子という点からも絶対に避けたかった。
馬参は軍団掌握の切り札として、陸遜に目を付けた。
若く、有能で、野心に溢れた九品官の軍師は、馬参の読み通り、旧長安武将と激しく衝突した。
結果、旧長安武将の負の感情は、新しい上司ではなく、陸遜へと向けられた。
馬参は超然とした態度を通し、陸遜に厳しく接することで、旧長安武将の信頼を得た。
もちろん、綱渡りな場面もあった。
「敵部隊殲滅の機会は、陸遜に譲ってほしい」
戦闘前、陸遜のいない天幕で馬参がそう告げた時、旧長安武将らは当然のことながら怒り狂った。
あの時、旧長安武将らの心は、完全に馬参から離れていた。
だが、それもあの論功行賞で解決した。
―最後は筋を通す軍団長
旧長安武将は馬参をそう評価している。良い。実に良い。
あとは弱体化した弘農を確実に落とし、漢都・洛陽を制圧すれば、もはや馬参に刃向かう武将はいないだろう。
ただし、陸遜へのフォローは早目にやっておかなければならない。
「・・・軍師・陸伯言、この一戦にて捕えたる敵将六名。その武勇、かの韓信にも比すべきものなり。慎みて、彼の者の七品官昇進を涼公殿下に請う」

ここまで書いたところで、副官がやってきた。
「殿。早急にお耳に入れたき儀がございます」
既に夜更け。報告を聞いた馬参は眉をひそめた

251 :雑兵1号:02/09/22 21:50
やれやれ、さて殿の執務室の掃除でもするかな。
うわっ、きたねえなー。あっ、また飲みかけのお茶をこんなところに・・・
むっ、ホ、ホコリが・・・ハーーーーックション! バシャッ!
げ! PCにお茶が! やばいな・・・か、乾かせばなんとか・・・

って、殿ーーー! いつからそこに?
い、いえ。なななんでもありません。ハイ。

252 :後世の史家が噂しています…:02/09/22 21:59
『涼主別伝』にいう。
呂公(呂砲)は雑兵一号と同じ床で眠り、身の回りの世話をさせた。

253 :吾玄 ◆7KljsyW2 :02/09/22 23:45
あ〜〜〜、もう無理だ。

「考えていることがありまして…」とか期待煽っておきながら早くも挫折しました。
休み中ずっと考えていたけど結局まとまらず。やはり時期尚早だったか……。
真に申し訳ありませんが、先の私の発言は気にせず進めてください。

254 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:01
>>251雑兵1号殿
恥ずかし固めの刑に処す。

>>252
嫌だ! いやだ! イヤだぁ!

>>253吾玄殿
また何か思いついたらネタちょうだい。
ヨロシク。


255 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:02
劉備軍最後の砦となった新野は、涼諸将の素早い取り組みで、落ち着きを取り戻している。
劉備の首が市中にさらされた時は、さすがに涙を流す民衆も多かったが、結局のところ民衆が求めているのは、安心して暮らせる環境をつくってくれる領主。
民衆の生活とは関係のない所へと旅立った劉備は、乱世の一雄として、記録と記憶に残るだけ。
劉備のように徳の高い人物とされていた男でさえ、死んでしまえばこんなもの。ならば、自分はどうなのだ?
普段通りの生活を送る民衆を眺めながら、廖「影」は自問自答する。

廖衛の影武者として、主不在の部隊を支えてきた。
廖衛が戻ってくるまでに、七同志の一部隊として恥ずかしくない状態を維持すること。それだけを考えて戦ってきた。
そんな自分の境遇に、不満も疑問も感じてはいなかった。
第三軍団長選挙の時までは。

赤壁の戦いで勝利を収め、ようやく紫桑を制圧した直後のこと。
廖影に語り掛けた男がいた。当時、第三軍団長選挙に立候補していた副軍師の郭図公則。
「最近の影殿の活躍、実に見事なものだ」
「それがしも『突撃』を極めようと腐心しているが、先だっての戦さで韓当を仕留めた影殿の『突撃』。思わず背筋が凍ったわ」
「あたら影武者としてその生を全うするには、あまりに惜しい武者振り。影殿の廖衛への忠節、まこと得難きものと存ずるが・・・」
それまで廖影は、郭図公則が自分のことを、影武者風情と軽く見ていると思っていた。いや、思っていたというより、それは事実だったはずだ。
どういうつもりなのか・・・身構える廖影にお構いなしで、郭図公則は告げた。
「しかし貴殿、今のままでよいのか? 廖衛の影武者として生涯を終えるつもりか? 貴殿ほどの力量を持つ男なら・・・そうだな、幽州あたりを任せてみてもおもしろそうだ」
何も言い返せない廖影に、郭図公則は思わせぶりな笑みを見せた。
「幽州刺史・廖影。なかなか良い響きとは思わぬか?」

256 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:03
その後、郭図公則は第三軍団長選挙で、「立候補辞退」という予想外の行動をとり、涼全体を驚かせた。
結局のところ、郭図公則のあの言葉にどれほどの真実味があったのか、今となってはわからない。
しかし、「幽州刺史・廖影」。郭図公則の口から漏れたその言葉に、廖影は何ともいえない響きを感じた。
廖影。もちろん仮の名だ。本名は誰にもさらしていない。それが影武者。
これからの一生、誰からも呼ばれることのない本名を持つ男。
どれほどの大功を上げても、歴史に残ることのない名前を持つ男。
そんな自分が、幽州刺史。
郭図公則を支えることによって、考えたこともない地位が自分に転がり込むかもしれない。
そんな震える心を静めたのは、郷里で静養していた廖衛―廖影の上司―の帰還。
(夢を見ていたのだ)
そう心中でつぶやきながら、廖影は廖衛の副官としての日々を送っている。

257 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:04
芽生えかけた野心を捨てた影武者の唯一の楽しみは、公務を終えた後に傾ける一献の酒。
自宅で晩酌することもあれば、酒楼の喧燥の中で及ぶこともある。
益州、漢中、涼州、長安、荊州と、第一軍の侵攻とともに各地を回り、各地の酒を飲んだ。目を見張るような美酒もあったし、店主を殴りたくなるようなひどい酒もあった。
酒には土地の味がある。実に多様だ。
それなのに、酔漢の態度はどこでも一様。騒ぎ、踊り、暴れまわり、泣き、潰れる。おもしろいものだ、と思う。
では、自分の前の卓上で一人、盃を傾けている、いや煽っている男はどうだろう。
生涯を託した義兄の一人を殺され、もう一人の義兄は敵方に寝返った。傷心の武将、燕人・張飛は。



258 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:04
張飛の卓上には、何本もの酒壷が転がっている。そのすべてが空になっていることを悟った張飛は、奥に向かって怒鳴りつけている。
「親父! 酒が切れたぞ! 持ってこい!」
その声に、おどおどしながら店主が現れた。
「張飛様、お過ごしでございますよ」
「やかましい! 持ってこいと言ったら持ってこい!」
「は、はぁ・・・あの、張飛様。よろしければ、これまでのお勘定を・・・」
「なんだぁ!」
「ヒッ・・・いえ、あの、もう一月以上お代をいただいておりませんので、その、できれば・・・」
「貴様、このわしから金を取ろうてか! おもしろい、取れるものなら取ってみよ! 命と引き換えにする度胸があるならな!」
「いえ、滅相もない。そんなわけでは・・・」
廖影は立ち上がると、店主の肩を叩いた。
「酒を持ってまいれ。代金はそれがしがもとう」
「アン? なんだ、おまえは?」
「通りすがりの者だ。これまでのツケはすべてそれがしが払うによって、同席を許していただきたい」
「おい、おまえ。俺は乞食か?」
「勇名な貴殿と盃を交わしたとなれば、国で自慢できる。この店での貴殿の時間、それがしに売っていただきたいだけだ・・・親父、酒を」
「・・・へ、へい」
張飛の返事も聞かぬまま、廖影は張飛と対座した。
胡散臭そうに廖影を睨んでいた張飛は、運ばれてきた酒を、何も言わずに自分の腹に流し込んだ。
一息ついた張飛は、睨みつけたままで口を開いた。
「おまえ、武人だな。名は?」
「名前・・・恥ずかしながら、名乗るべき名を持たぬ者」
ほんの少しだけ、廖影は寂しそうな表情を浮かべた。


259 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:05
「それがしのような影武者風情が、貴殿らのことに口を挟むのは筋違い、ということは十分に承知しております」
廖影に語り掛けられている男は、じっと目を閉じている。
「しかし、あのままでは張飛殿がかわいそうです。あれほどの武将が、世を呪い、人を呪い、ただただ酒で気を紛らわしている。見ていられません」
岩のような存在感の男、関羽。無言。
「わずかな時ではございましたが、それがしなりに、張飛殿の気性を知ることができました。唯一残った雲長殿とともに、再び戦場を駆け巡りたい。そう思っているのに、振り上げた拳をどう収めてよいかわからぬのです。だから荒れているのですぞ」
「それがしは現在、涼公配下の武将にござる」
廖影の熱っぽい説得に、ようやく関羽が口を開いた。
「益徳は涼公への従属を肯んじ得なかった男。すなわち、敵。敵と馴れ合うわけにはいかぬ」
「馴れ合うなど!」
廖影は叫び声を上げた。
「たった一人の義弟ではござらぬか! あのまま、張飛殿が朽ち果てていくのを良しとされるか? 桃園の誓いとはさように薄っぺらなものであったのか?」
廖影の言葉に、関羽の表情がわずかながら歪んだ。
関羽とて、悩んでいる。それがわかった。それで十分だった。
「それがしにお任せくだされ。張飛殿の登用を涼公に具申いたす」
「しかし・・・涼公が諾とされるであろうか。益徳はいらぬ、と公然と口にしておられたが」
「心配は要りませぬ。我が主人廖衛のみならず、町費様、郭図公則様、袁奉様、希代之様も張飛殿の参陣に賛同されておられます。きっと涼公もお許しくださるでしょう」
「吾玄殿は反対なのであろう。馬参殿も沈黙を守っていると聞く」
関羽の表情は沈痛なものへと変わっていく。関羽なりに情報を集め、なんとかならないかと腐心してきたのだ。
「お任せくだされ」
もう一度、廖影は言った。
「もし張飛殿の登用がかなわぬ時は、それがしの首でもって関羽殿にお詫びいたします」

260 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:06
※205年4月
袁奉 治安173%
廖衛 治安113%
郭図 補修103%
町費 補修93%
希代 補修86%

呂砲と郭図公則がヒソヒソ話をしている。
「燕攻略は当面中止。第四軍の編成もお預け。おぬしの思うようにいかぬの」
「なに、燕攻めは私の信念。これぐらいではへこたれませぬ」
「頑張ってくれ。わしとしても、さっさと燕は潰したい」
「我が君も燕嫌いとは知りませんでした」
「いや、別に燕に他意はない。ただ、第一、二、三のどの軍団にも入っていない武将が不憫でな。早いところ連中に働き口を与えてやりたいのだ」
「我が君の温情を知れば、諸将も一層奮起いたしましょう」
「うむ。戦線が拡大した方が、何がおこるかわからなくて良い」
「相変わらず博打好きで」
「ギャンブルは永遠の友じゃ。例えば今年の天皇賞・春。わしが全霊かけてぶっこんだ馬連などは・・・」
呂砲が意味不明の価値観をとうとうと語っているところへ、軍師の希代之が現れた。
「アイヤ〜、殿! 評定前に密談とは・・・しかも郭図公則と一緒とは、どういうことでございますかぁ!」
「あ、ち、違うぞ! 断じて密談などではない! 競馬について語っていただけだ! なあ、郭図公則」
「密談をこらしておったが何か?」
「コラ〜!」
「コラ〜じゃございませんぞ! 殿、勝手な行いは他の同志が許しませんぞ!」
「ごめんなさい」

261 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:06
4月の定例評定が始まった。参加するのは、吾玄と馬参の各軍団長を除く、希代之、郭図公則、袁奉、町費、廖衛、そして呂砲の6人。
希代「馬参殿が、長安に攻め込んだ魏軍を撃退した。圧倒的勝利とのことだ」
廖衛「やりますな。さすがは我が友」
希代「我らは今月、宛に対する攻略戦を行う。それに合わせて、馬参殿の第三軍は弘農攻略」
袁奉「そして次は、いよいよ洛陽攻めということですな。腕が鳴ります」
郭図「さらにその後、燕攻略をやるのであれば、言うことはない」
希代「もう言うな、郭図公則。衆議で決したのだ」
郭図「承知。私は黙っておこう」
袁奉「まあまあ、ご両人とも」
廖衛「こたびの長安攻略失敗により、弘農も宛も兵力を大幅に減じています。攻め込むなら今ですな」
町費「ここ新野の守備は? 曹魏領の汝南と接したままゆえ、それなりの将を配置せねば」
希代「襄陽から馬超、黄忠、関平を呼び寄せよう。それに関羽も残す。これでまず魏は攻め込めまい」
郭図「他の将は良いが、関羽は大丈夫か? まだ我が君には完全に心服してはおらぬぞ」
希代「『史記』を殿から授与していただく。やつの殿への忠義も、それで盤石なものとなろう」
袁奉「そう言えば町費。そなた、殿から『墨子』をいただいたそうだな。羨ましいぞ」
町費「なかなか面白き書です。おかげで『築城』の仕事もはかどりました」
希代「まったく、初めて『築城』に携わった町費殿に達成率で及ばぬとは・・・軍師として恥ずかしい」
町費「何をおっしゃる軍師殿。晴れて四品官に昇進されたとか。これも日頃の軍師殿の働きによるもの」

七同志が意見を交わしている間、呂砲は椅子の上でうたた寝を楽しんでいる。

262 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:07
「ところで、殿」
よだれを垂らしている呂砲を起こすように、廖衛が切り出した。
「ンがぁ・・・もう食べられんぞ」
「寝ぼけないでください。劉備の義弟の張飛ですが、在野武将として不遇をかこっています。あやつの登用をお許しいだけませんか」
「う〜ん。張飛なぁ・・・あまり必要とも思えぬが」
興味なさ気なよだれを拭く呂砲。
そんな呂砲に、廖衛は気迫を込めて迫る。
影武者から、張飛の登用を強く求められていた。影武者の意志に応えたかった。
「殿の国取りに人材は不可欠! あたら有能な武将を捨て置いては、今後の殿の覇業にも支障をきたしますぞ!」
「んな大袈裟な・・・」
「いえ、廖衛殿の申すことは真を突いております」
助け舟を出したのは、希代之。
「念願かなって劉備を滅ぼすことができましたが、孫策も曹操もまだまだ力を残しています。人材は多ければ多いほどよろしい。それに・・・」
「敵方の武将を厚く迎えれば、我が君の名声もさらに高まりましょう。魏、呉、そして燕を攻めるにあたって、その名声は大きな武器になるかと」
希代之のセリフを奪うのは、副軍師の郭図公則。
希代之があからさまに嫌な顔をするが、郭図公則は涼しい顔をしている。
「しかしなぁ」
それでも躊躇する呂砲。
「あやつめ、『誰がおぬしのようなヤツに仕えるか』と啖呵を切ったのだぞ。それどころか、わしのことを『戦さ下手』とまで罵りおった」
「事実でございましょう」
「事実だけに傷ついた」
「さような小さなことを申しておっては、覇業は成立いたしませぬぞ!」
「そう怒鳴るな、廖衛・・・袁奉はどう思うか?」
「よろしいではありませぬか。あれほどの武将が我らの傘下に入ったとなれば、曹魏に与える影響も計り知れぬものがあるかと」
「そんなもんかねぇ」
「そんなもんです」


263 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 13:08
「しかし、兵の輸送や将の移動、褒美の授与など、最近滅茶苦茶忙しいんだぞ。張飛登用となれば、コマンドをひとつ無駄に使ってしまう」
「は?」
「いや、何でもない・・・町費はどう思う?」
「廖衛殿らの言は正鵠を射ているかと」
「げえぇ、おぬしまでそう言うか」
「張飛の登用ついでに、殿の名のもとに劉備の墓を建ててやりましょう。劉備の妻子にも、ちゃんと暮らしていけるよう援助する。それによって、殿の徳を慕う者も多く出てくるでしょう」
「登用ついでに、ってオイ。張飛の登用は本決まりか?」
「殿と我ら七同志を含めて計8人。そのうち5人が登用に賛成です」
「・・・・・・わかったわい。関羽に張飛を連れてくるよう伝えよ」


呂砲「張飛殿、よもや貴殿が私に任官するとは思わなかった」
張飛「過去のことは水に流し、呂砲殿のために戦う所存。任官を認めてくだされ」
呂砲「わかった。張飛殿を歓迎する。大いに働いてもらおう」
張飛「心得た!」

「張飛と呂砲は仲間になったため、仇敵関係は解消されました」


次回、「宛攻略戦」です。

264 :吾玄 ◆7KljsyW2 :02/09/24 19:41
    (しかし「戦嫌い」として燕同盟案を推してはみたが……)
    (まさか本当に同盟案に決まってしまうとはなぁ…。これじゃ中弛みになりかねんし…)
(´-`)oO(ここはあえてキャラを無視してネタを振るべきか…?)

265 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/24 20:50
ふうむ、読心術とやらを妖術師から学んでみたが全く効果が無い・・・
矢張り張魯に頼んだのが間違いであったか。

しかし、張飛か・・・  ( ̄ー ̄)ニヤリッ

266 :君主・呂砲 ◆WFnCXgeU :02/09/24 22:24
>>264吾玄殿
ノープロブレムじゃ。
せっかく作ってくれたキャラ、いまさら変えてはもったいない。

>>265郭図公則殿
ネタサンキュ。ちなみにおぬし、袁尚は好き?

267 :郭図公則 ◆2getuhmE :02/09/24 23:30
>>266
はっ、それかの名族袁家において英知を称えられしお方、この頴川の
郭図公則、尊敬の感情を押し殺すことすらおこがましく思えてなりませぬ。
その器は呂公を遥かに凌ぎ高祖劉邦に匹敵すること間違いありませぬ・・・







  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
  /   ,――――-ミ
 /  /  /   \ |
 |  /   ,(・) (・) |
  (6       つ  |
  |      ___  |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |      /__/ /  < なわけねえだろ!
/|         /\   \__________


268 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/25 01:44
郭図公則どの、かの郭図軍師と同郷か…。その辺にナニかが?

269 :廖衛:02/09/25 16:50
廖衛、まかりこしまして御座います

殿、私の具申、聞き入れていただき感謝の極みで御座います。
些か、強い語調ではありましたが、お許し下され。
私は、殿を狭量な人物、とは評されたくないのです。
廖影殿もこの結果を喜んでいましょう。

270 :無名武将@お腹せっぷく:02/09/25 17:35
廖衛殿………
sage+トリップつけましょうよ。
せっかく前スレで呂公が教えてくれたんだから。

271 :町費 ◆vWPc71kM :02/09/25 17:37
劉備の墓と遺族の厚遇の件、有り難う御座います。
「町費隊兵士様と陣内をかきまわすヨロシ」と、
言われましたが長安に行ったきり音沙汰が御座いません。
先の長安の戦いで魏軍に捕まったり殺されてたりしてなければ良いのですが
(´-`)oO(私に対する涼公の疑いを薄れてきたし、そろそろ何か策を練ろうかな)

272 :成都のおねぇさん(象部隊):02/09/26 00:02
(日記より)
この間の褒美で貯金箱を買った。これがいっぱいになったら髪飾りを買おう。
あまったお金を入れた。「からんからん」と音がした。
城に帰る途中戦に怯えていた綺麗に着飾った長安娘をみかけた。ちょっと涙がでた。
隊の噂で「呂公は雑兵一号と同じ床で眠り、身の回りの世話をさせた」という。
…そうか。呂公って両刀だったんだ…
なんだか本気で泣けてきたので筆をおく。さて、象の世話をして寝よう…

273 :廖影:02/09/26 02:00
また一人、心強い猛者が涼公の下に参じましたな。
少しでも涼公に貢献することができこの上ない喜びです。

ただ、一つ注文をつけさせていただいてよろしいでしょうか?
それがしはあくまで七同志・廖衛さまの配下にすぎませぬ。
できるなら他の武将どのと会話する際にも敬語で話させて欲しいのです。
「陪臣」という立場にこだわりたいので。
これもひとつの個性ということで…よろしくお頼み申す。

274 :町費隊兵士:02/09/26 04:00
町費様,ただ今洛陽より帰還いたしました。
どうも郭図公則様は、長安の張魯と接触を図っていた様子。
張衛様にご相談したところ、「兄は町費殿を裏切ることはない」
との返事にございました。
いずれあのご両名が、馬参様に町費様支持を働きかけることは
間違いございません。
では、これよりそれがし、紫桑の孟達様と連絡をとって参ります。

275 :大涼芸能:02/09/26 13:56
<涼に生きる漢たちの野望>
既に中華全土の半分近くを版図に治めた涼公、呂砲。
しかし彼の適当さ加減が原因か、国内に不協和音が鳴り始めているのも事実のようだ。
今回は、涼に出来つつある派閥についてのレポートを紹介しよう
(レポートは、あくまで私個人がスレから推測し、勝手に考えたものです)

〜中立(呂砲派)〜
●君主・呂砲
「争いごとは全てネタになる。派閥上等!」と公言して憚らない涼公。
最早涼公では武将の野望、不満を抑えることができない故の発言なのかもしれない。
●雑兵一号
涼公と寝食を共にする羨ましいような羨ましくないような男。
しかし、そんな彼も町費からおまんじゅうが贈られる。
●希代之
涼の正軍師でありながら、目立つのは副軍師の郭図公則ばかり。
その点に関しては大きな不満を持っているようだが、派閥に関しては関心がないようだ。(現時点では)
●吾玄
第二軍団長として確固たる勢力を持つも、生来の「戦嫌い」故か派閥には希代之同様興味なし。
ただ、黄権はじめ配下の蜀将との関係は極めて良好。
●袁奉
七同志最強の男だが、性格のせいか、いまいち影が薄め。
希代之、吾玄同様、派閥には属さず呂砲のみに尽くす。

276 :大涼芸能:02/09/26 14:01
〜馬参派〜
●馬参
第三軍団長として長安に駐屯中。馬参本人は涼公への忠誠を固く誓っているが、郭図公則との対立、
彼を敬愛する諸将の後押しで祭り上げられた格好となっている。
現在は町費からの取り込み工作にどう対応するかが個人的には注目。
●廖衛
馬参とは忘年の交わりを結んでいる。大変義理堅い性格のようで、
彼の元にはまだ町費や郭図公則からの引き抜きは全くないらしい。
第三軍団長選挙時には郭図公則派による監禁疑惑も浮上。
●廖影
廖衛軍の副官。上司同様義理堅いようだ。ただ、郭図公則から誘いを受けた時は
考えを揺らした経験もあり、 内には秘めたる野望があるのかもしれない。

277 :大涼芸能:02/09/26 14:03
〜郭図公則派〜
●郭図公則
涼の副軍師。アクの強い性格で国内に対立する者は多い。かねてより配下の者を使って派閥作りに勤しむ。
新参の武将があればすぐに使者を発し取り込み工作に腐心するが、
現在どれくらいの武将が彼に心酔しているのかは全くもって不明。多いか少ないかすらもわからない。
また、彼は燕の事情に詳しく、燕国内にも通じているものがいるのかもしれない。
●見習い忍者
郭図公則の側近。ある時は選挙運動。ある時は武将の取り込みと、
諜報以外にも見習いとは思えない幅広い仕事をこなす。

〜町費派〜
●町費
表向きは涼公の忠実な配下でありながら、裏では多大な賄賂を諸将に振りまいている。
今、涼で最も腹黒い男か?
張魯、張衛、孟達、馬超と、涼西北部の武将をかなり味方につける。
さらに張魯、張衛を通じて馬参および馬参派諸将をも味方にし、新たな派閥を作ろうと目論む。
●町費隊兵士
町費配下として自派閥の形成を目指す。
町費に通じるあらゆる武将との繋ぎ役を勤める。

278 :廖衛:02/09/26 17:31
>270
む・・・、すまぬ、sage忘れは詫びる。
トリップは判らぬので勘弁してくれ

>273
廖影殿、あいからわず義理がたいのう。
私の副将には過ぎた男だ。
これからも私の至らぬ所を助けてくれよ

279 :雑兵1号:02/09/26 22:38
殿、ヤバいですよ。
変な噂が流れてます。多分、敵の流言だと思うんですが。
だから言ってるじゃないですか。さっさとお妃をもらえって。

280 :成都のおねぇさん(象部隊):02/09/27 01:19
(日記より)
「大涼芸能」発売後、不意に軍師の陸遜様に呼ばれた。
「大涼芸能」を机に置いた軍師様は一言こうおっしゃった。
「象を連れて長安をねり歩いてこい」と。
馬参様の徳をさらに高めるために巡回をするのだとおっしゃった。
もっとも、馬参様の古参の兵いわく「この策を献策して第三軍内の地位を高めたいんだろ」とのこと。
妙に納得。
言われるままに象に乗って巡回。よってくる子供、見上げる商人、できる人だかりの山。
たまにはこういう仕事もいいのかもしれない。
さて、次は戦だ。象の世話をして寝よう。
綺麗な髪飾りが買える事を夢見て。

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